天皇の后妃(皇后とその他の「妻」たち)

時代小説を読むと、特に天皇が関連する場合、親子の関係、その中でも、この男の父は? 母は? が面白い。たとえ同じ父であっても(つまり兄弟姉妹であっても)、誰を母として生まれたか、がきわめて重要なことがしばしばある。誰が次の天皇になるか、またそれぞれの氏(一族)の中で誰が上の位置を占めるか、は生まれる順番以上に問題になる。 「女系図でみる日本争乱史」という新書本がある。著者は大塚ひかりという日本史の . . . 本文を読む
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時代小説、歴史小説が好きだ

いつかも記したが、私は子どものころ、吉川英治の時代小説の愛読者だった。この人の作品で特に有名なのは、「太閤記」だったろうか。 最近は、これまでも記してきたが、三浦綾子や澤田ふじ子の小説などに惹かれていくつかについて記してきた。このひと月ほどの間に読んできたのは。嶋津義忠という人の小説。 「北条義時」「竹中半兵衛と黒田官兵衛」、今は「乱世光芒」だ。市の図書館には他にもあるようなので当面この人の著書 . . . 本文を読む
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一般国民が「銃」をもつ権利?

アメリカで、時々政治問題になるというのは、一般国民が「銃を持つ権利」を規制すべきではないか、ということだとか。今、それが問題になっているらしい。バイデン大統領は銃保有の自由を規制すべきと考えているとのことだが、この規制に反対する勢力が大きいので、規制は実現しないだろうという。 日本では、銃といわず刀の類いももつことは厳しく制限されている。はるかな昔、豊臣秀吉の農民からの刀狩り政策以来、これは徹底 . . . 本文を読む
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KAZU1に関連して?

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が引き上げられて網走港にはいった。 この船の事故の発生は4月23日。もう一月以上以前のことだ。乗客14人の死亡は確認されているが、まだ10人の乗客と2人の乗務員が不明だ。 今後、詳細な調査が行われるのだろうが、伝えられることでいえば、この船は大きな損傷はないという。私などの素人は、損傷がないのに、16人の人たち全員が死亡または行方不明になってい . . . 本文を読む
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4630万円問題

山口県阿武町で誤って20歳代の田口という人に4630万円が振り込まれた。これはありがたいと思った田口氏はこのカネほとんどをテキトーに遊びに使いこんだ、と言った。しかし、町と町が頼んだ弁護士などの力でそのほとんどの額を確保できたという。 結論的には、解決した(9割相当の額はしかるべき人の手にもどったようだ)と思われるのだが、このニュースは新聞などでは私など見た覚えがない。しかし日中のテレビ報道では . . . 本文を読む
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与党は防衛費を大幅にアップしようと

ロシアのウクライナ侵攻がきわめて大きな刺激になっている。何が、かといえば、いうまでもなく日本の国家予算に占める防衛費を大幅にアップしようという政府と与党の今後の政策方針に。 今年度の日本の予算は107兆6000億円。10年連続で過去最大。社会保障費と防衛費が過去最大だが新型コロナ関係などで5兆円の予備費を組んだ。収入については触れないが、支出面、特に軍事費関係について、日経新聞の解説を紹介しよう . . . 本文を読む
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「台湾を守る」というバイデン大統領

台湾は中国の領土ではあるが、戦後の歴史の中で、独自の政治的地位と国際的な関係がある。中国本土政府は、あくまでの「台湾問題は中国の内政問題」というが、現実にはそういう理解にはなってないだろう。 バンデン大統領はこの立場から、中国政府が「力による(台湾の)奪取は適切ではない。地域全体を混乱させ、ウクライナで起きたこと以上の負担になる」と強調した。 私も数年前に台湾を訪問したことがあった。その時のガ . . . 本文を読む
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「ねこもしゃくしも」

これは、何もかも、といった意味の語で、以前から知ってはいた。漢字で書けば、「猫」も「杓子」も、だろうと思っていたが、あの猫と杓子が組み合わさって、どうして「何もかも」という意味になるのか、は考えたことも無かった。 昔からの用語は、どこかで妙な関係でつながってできてくるのだろう、ぐらいの認識だった。「おとなのための知的雑学」という書物を一年ほど前に買って書棚に入れていたが、それを整理しようと取り出し . . . 本文を読む
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元気な老後を! 和田秀樹さんの「80歳の壁」

という「幻冬舎新書」を購入、一読した。 61歳の和田さんは高齢者専門の精神科医師として活躍中。この経験などから、今の高齢者(「幸齢者」と呼ぶ)への適切なメッセージを編んだ、この書の特徴である。大なり小なり、人は高齢になるにつれて認知症になる。 そして、いま、まだ元気なうちに楽しんでおきましょう、とわかりやすい手立てをあげて「提案」してくれる。 「あ」から「わ」まで50項目を示す。 たとえば、「あ . . . 本文を読む
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4,630万円の誤操作事件

山口県の、例の4,630万円の誤操作事件は、なんとも複雑な気持ちを一般の人に与えている。 4月8日時点では、この人(T氏)の口座には665円しか残高がなかった。しかし町の職員のスゴイミスで突如4,630万円振り込まれた。 「日頃世のため人の為に働いている私に、神様が贈ってくれたご褒美だ」と理解した(?)T氏は、その後10日間ほどでほぼ全額他の口座に振り込んでしまった(ネットカジノ関係の口座なのだ . . . 本文を読む
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