マスコミなどでも指摘されているが、日常の物価がどんどんあがっている。私はあまり分からないが、妻の話をきくとこの値上がりは「異常」に感じるという。今年の春闘時期に、賃上げが必要だ、と常日頃いうことのない政府のトップも言っていた。私はこの発言は何かあるな、と思った。そのあたりのことは2月9日に記した。賃上げのために必要な原資は製品の価格に転嫁しよう、というのが上層部の意向だった。今になって言えるのは、 . . . 本文を読む
昨日の話の続きだが、1945年8月に「太平洋戦争」が終わった。もちろん神国日本が「連合国」に対して「無条件降伏」という形でだ。どこかで書いたこともあったのだが、田舎の小学校(当時は「国民学校」)2年生だった私たちは、夏休みだったからこの「無敵の神国大日本が降伏」したことについて学校の先生たちはどう言っていたか、分からない。ただ爆撃される心配はなくなったな、ということと、あの毛唐人(ヨーロッパ系の人 . . . 本文を読む
共同通信社が運営している「きくリポ」というサイトで#104が「タイトル」の内容だった。30分強の語りで話しが展開される。埼玉支局の記者が「今も戦争孤児として暮らしている人がいる」といううわさを聞き、この80歳以上の「孤児」を必死に探し出す。男であるらしいこと以外は何も分からない。しかし昨年の暑い夏「首都圏の河川敷で暮らしている人がいる」ウワサを耳にした。時間がかかったが探し当てることができた。そし . . . 本文を読む
そもそも「容疑者の姓」をもって関係する事件の名称にすること自体きわめてデタラメでないか、と思うのだが、これは誰の責任なのだろう。袴田巌さんは強盗殺人(1966年6月30日)の真犯人であるとされ、一旦は死刑になることが決まった(1980年12月12日の最高裁)のだが、前述のように、2014年「再審開始決定」。そして先日5月23日に静岡地裁で再審が開始された。袴田さんはこの法廷に出席を免除されて(心身 . . . 本文を読む
1966年11月に開かれた静岡地裁での第1審公判以来、袴田さんは一貫して無実を主張してきた。しかし、1980年12月12日に最高裁判所で死刑が「確定」した。その後、粘り強く「再審」を要求し、多くの弁護団や世論もあって、2014年に静岡地裁は再審を認める態度を示した。この年の3月、袴田さんは48年ぶりで釈放されたが、「拘禁症」で苦しんでいる状態が今日まで続いている。しかし地裁は再審を認めたが、東京高 . . . 本文を読む
1966年7月4日、清水署が、味噌製造工場および工場内従業員寮を捜索し、当時同社の従業員であった元プロボクサー袴田巖の部屋から極微量の血痕が付着したパジャマを押収。袴田さんが捜査線上に浮かんだ理由は、巨漢で柔道の有段者である専務と格闘できた人間として、元ボクサーである袴田さんの名が浮上したとされている。 8月18日、清水署の特捜本部が、袴田さんを一家4人殺害事件の被疑者として逮捕。逮捕容疑には強 . . . 本文を読む
この数日、大きな話題になっている「袴田事件」について基本的な点を記してみたい。これに関する問題意識は、若いころ戦後数年間におこった種々の「黒い霧」事件(この最たるものが1949年の「松川事件」)に関して、その多くが戦後のどさくさの中で、アメリカ占領軍とつながりをもっていた当時の日本の一部支配層が反共(労組や日本共産党の勢力をつぶそうとした背景があった)の方針の具体化だったと、作家の松本清張氏などの . . . 本文を読む
全国どこでもではないのだろうが、最近外国からの観光客がおおく来訪し、各地で予想外の問題を引き起こしているという。例えばゴミ問題が大きいのだとか。
もうひとつ気になるのは最近クマが人間様の世界にどんどん来訪し、これまた迷惑千万の行動をとるという。クマについては、人里に来ないように多様な方式のカベをつくるなどを徹底しなければならないだろう。外国人の来訪を阻止するわけにはいかないから、種々の方法で「日本 . . . 本文を読む
日本でのニュースよりもアメリカでの大谷翔平君の活躍ぶりの方が人気が大きい感じだ。次から次へと、アメリカの野球界で活躍する日本人が登場する。大谷に次いでダルビッシュか。ともに日ハムの選手だったことを思い出す。
日本でもこれだけアメリカでの活躍が評価される人気者だから、大谷君に頼んで「日本の若者諸君よ、まもなく国政選挙だよね。これに棄権せず是非投票しようよ。皆さんの将来と日本の将来のために」というよう . . . 本文を読む
イスラエルでの内戦、ウクライナへのロシアの侵攻、その他世界各地でも争いが戦争状で行われているところがあるようだ。例えばミャンマーでの軍事政権の支配など内戦状態を引き起こしていると報じられる。
人類の歴史は、争い、戦争、内乱、対立、などの語でくくられる殺し合いの歴史でもあると言えないだろうか。
人間以外の動物で、同じ種の動物、例えばライオンなど、ライオンどうしで殺し合いをするのだろうか。たまたま . . . 本文を読む