「子どもの自殺はいじめが直接の要因」(大津事件)

なんどかこのブログでも取り上げたのだが(特に昨年7月17日)、一昨年10月の大津市の中学2年の男子生徒が飛び降り自殺をした事件で、第三者調査委員会は「同級生のいじめが直接の要因だった」という結論を出した。 いろいろな報道を見るとこの子どもが受けたいじめの種々相は見るに聞くに堪えられない陰湿なものだった。しかし第三者委員会の調査の結論が出るまでは、学校側や市教委はいじめていたことを認定していなかった。 . . . 本文を読む
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「人からコンクリートへ」

自公政権から交代した民主党政権がかかげた「コンクリートから人へ」のスローガンは非常に新鮮に感じた。Uターンした安倍内閣は、来年度予算案を「人からコンクリートへ」と「先祖帰り」の政策を明らかにしている。 . . . 本文を読む
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「人がいやがることをしてはいけません」

倫理の時間、「子どものころから親やまわりの大人からよく言われてきたことはあるか」と聞いたら、「人がいやがることをしてはいけない」という趣旨の言葉が返ってきた。よく分かる。自分も子どもや孫たちにいうことの一つだ。 . . . 本文を読む
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「許せない 増える税金,減る年金」

これは今日の「笑点」で出された川柳のひとつである。庶民の心情を適確に表していると思う。安部内閣の政策についてまずマスコミが常に肯定的に報道し、反対の立場にある政党の動きなどをほとんど報道しない。3年半前の鳩山内閣の時には(それ以降の民主党内閣も含めて)、マニフェストにあることをやらない、とか子ども手当や高校無償化の政策については「ばらまき」などとの批判的な報道を繰り返した。しかし安部内閣になったら、税金を上げることや年金を減らす、生活保護費を減らす、ことなどについても「財政が苦しいのだから」という論調が底にあるようだ。 . . . 本文を読む
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原発ゴミのゆくえ

原発の使用済み燃料(原発ゴミ)をどう始末するかはまだ決まっていない。トイレなきマンションという言葉で表現される。このゴミをフインランドで地下400メートル以深に埋める。このためのトンネルづくりが来年6月から始まり、ゴミ処理は2020年から行われる。そして2100年にこの坑道も満杯になり、すべて埋め戻される。 . . . 本文を読む
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退職金ダウンでもガマンしろ!?

埼玉県その他で、公務員、特に教育公務員(教員)の退職金が高すぎるというので急遽減額することが決まった。そのために、減額される月前に退職する人が増えているとのこと。2か月前に退職すれば、2月分の給与がもらえないことを含めても、この方が3月までの任期を全うするよりも数十万プラスという。卒業前の生徒たちを見捨てるのか、という批判がある。埼玉県の知事などもこの立場で1月退職表明の教師を批判する。 . . . 本文を読む
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パートナーシップ除雪事業

札幌市は、パートナーシップ除雪制度という町内会の連絡制度をもっている。今年は特に大雪で町内は交通がままならないほどの支障をきたしている。今日、このパートナーシップ除雪作業の打ち合わせがあり、わが町内は2月8日9日に行うことが決まった。町内としてもこのための費用を数十万円持つことになっているのだが、特に中通りの世帯などは一日千秋の思いで除雪排雪を待っている。万が一、救急車とか消防車とかを必要とした場合、これもスムースに迎えることが難しい状況だ。 . . . 本文を読む
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「倫理」という教科

「倫理」という選択科目があって、今年は2年生の生徒の中で10人近くが選択していて、毎週1時間だが授業をしている。今宗教の授業であるが、まず仏教だ。この仏教の説明も実に簡単だ。「四苦八苦」「煩悩」「諸行無常」「四諦・八正道」「中道」「慈悲」を一応系統立てて説明する。いまの子どもたちの生活の中でこの引用語句はほとんどなじめない。だから、仏教もほとんどその内容を説明することは難しい。 . . . 本文を読む
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学校における「体罰」について-3

4.刑法上の「暴力」は「傷害」と「暴行」に関連する。傷害罪は「人の身体を傷害」した場合をいい、「傷害するに至らなかった」場合を「暴行」という。学校でいう体罰は、暴行そのものであり、鼻血を出すなどのケガがあった場合はリッパな傷害罪である。そういう「暴行」「傷害」に相当する体罰が教育の現場でどうして「懲戒」の変形として微妙な扱いをうけるのか分からない。どうして体罰は「ある程度必要」なのか。 . . . 本文を読む
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学校における「体罰」について-2

3.世論調査で学校での体罰は必要か、があった(13日のTVだったがどの局だった か?)。これによると、150人中体罰は「ある程度必要」と言う人が94人、「必要」という5人を加えると3分の2が体罰肯定だという。(こういう調査はこの設問設定にも問題があると思うが)。一般的には、体罰は絶対にダメという意見は必ずしも多数派ではないようだ。 . . . 本文を読む
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