首相の施政方針演説について、いまひとつ言っておきたいことは「教育論」だ。直接的には「目指すべき日本のあり方」の中で「文化立国としての日本」に続いて「人材と知恵で世界に貢献する日本」として指摘する。 . . . 本文を読む
29日、鳩山首相はこれからの政治を進めるために基本方針を国民に提起した。昨年10月末の「所信表明演説」に続いて、第二弾の理念の展開である。一読して思うのは、鳩山さん的には、所信表明演説で提案した方針の補充(補強)であり、いくつかの面では具体的な施策の提案にあたるのではないか、という感想である。ただ、10月の演説で私は「ある種の感動を覚えた」と記した(10月26日)のだが、今回はそういう気持ちはあまりない。 . . . 本文を読む
恵廸寮(けいてきりょう)、大学の寮であるが、私たちが入寮したのは昭和31年。それ以前の寮生から現在まで80名近い参加だった。「寮歌の歌い始め会」ということで、明治末につくられた「都ぞ弥生」から始まって平成20年寮歌まで2時間半、がなり立てたという感じでその昔の「青春」を復習した。2年ぶりの参加だった。 . . . 本文を読む
札幌市役所の配慮があり、日本ハム北海道販売のご協力で、フリースクールの子どもたちを対象とした「食育教室」が開かれた。ウチの生徒がほとんどだったが、20名余の子どもたちやスタッフにとって忘れられないイベントになった。 . . . 本文を読む
この数日間、少なからず重要な立場にある2つのグループの人たちと会った。詳細は言えないのだが、まずAグループの人たちが学園に来てくれたことに関しての話である。この人たちのトップがいうには「フリースクールに参加する人たちが減らないのは公教育の敗北を示すのでは…」と。 . . . 本文を読む
2008年に改訂され11年から全面実施される新学習指導要領(09年度から先行実施されているが)は、「生きる力」「基礎基本の強化」が特徴である。そのために授業時数が増大する。今まで以上に、子どもたちは「勉強」「勉強」と追い立てられることになることは必至である。ついて行ける子どももたくさんいるだろうし、文字どおり期待どおり学力を向上させることのできる子どもも多数いるだろう。しかし教育・学校全体が本当に「前進」するのだろうか。 . . . 本文を読む
学力に関して、小中高大の各段階の教師たちが一番悩むことは、今の子ども(若者)たちの学びへの意欲の欠落に関することではないだろうか。競争あるいは受験のために必死で身につけた「学力」はすぐ剥落する傾向がある。その後は「やる気」がなくなる。 . . . 本文を読む
1月12日の読売新聞の教育問題世論調査によると「学力向上のために基礎や基本をしっかり教えるべき」というのが95%の声になっている。(これについて20日のブログでちょっとだけコメントした)。 . . . 本文を読む
加藤太平君は25歳。和寒町出身で、2月12日からのバンクーバー冬期オリンピックの「ノルディック複合」の選手である。 . . . 本文を読む
「学力」問題については、ちょっとの間タナにあげて…。
標記の書に強く共感を覚えた。寺島さんはテレビなどでも活躍しているのだが、その広い視野と未来への視点について常々感じ入っていたのだが、この書はこれをいっそう納得させられた。 . . . 本文を読む