「鈍感力」

もう10年以上も前になっただろうか、渡辺淳一という人(札医大の先生で「失楽園」などのベストセラー小説を書いた人)が「鈍感力」という書を出した。今この内容を詳細に覚えてはいないが、作者が言わんとしたことは今でも「同感だ」と思うことが多い。 推察のとおり、例えば食べたものの味とか細かい違いなどは分からないし、おおざっぱに「要するに美味いか、不味いかが分かれば良いのだ」ぐらいにしか押さえていない。「そ . . . 本文を読む
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本州各地は観測史上最も暑い、北海道各地は猛烈な雨。

6月段階で気温が40度近くまであがって、熱中症対策がテレビのチャンネルいずれでも叫ばれる。さらに北海道では、「暑い」の声はまだ出ていない、その代わり、猛烈な雨だ。 暑さで死ぬ人が増える、また道内では水害でウチが流されるとか命を奪われるとか、こういうニュースが終日報じられていた。 電力の問題もクローズアップされている。上の事情が進む中で電力の余裕がなくなっているという。考えてみれば、今何でも電気 . . . 本文を読む
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政治に何を望むか

国政選挙が近いからか、マスコミは世論調査に類することを行って情報を提供する。「支持する政党は?」。この回答が報じられるが、いつもあまり変わらない。国政選挙の結果もそれほど大きな変化(今の与党が野党になるとか)がないのだから、支持政党もあまり変化がない。しかし微妙に有権者の意識の変化も見られるのかも知れない。 内閣の支持率は50%、不支持が27%、(これは3週間前の調査と比べて「支持」はわずかに減る . . . 本文を読む
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サイバー攻撃が国家レベルに広がる?

数年前からサーバー攻撃云々が言われてきた。各個人のPCに対しても「セキュリティはダイジョウブか?」といろいろな語句で指摘され、忠告されてきた。私なども、ウイルスバスターをインストールし(多少カネはかかるが)この種の問題からセイフティネットを置いてきたつもりだ。 今問題は、世界の情勢に対して、ある国、またはそれを支援する個人、法人が相手国側に対してサイバー攻撃を企図していることへの防御態勢はダイジ . . . 本文を読む
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運転免許返上は「正解」だった

知人の女性が車を運転して事故を起こし、30代の女性を死なせるという悲劇を招いた。彼女と付き合いのあった人たちと情報を交換したが、皆他人事ではない、大ショックという感を強くしている。 高齢者は運転をやめるべき、と何年も前から言われていた。これまでは、自分はやめたが「それほど高齢者が危険人物だと決めつけなくてもよいのでは」と思っていたが、やはりそうではない。高齢者は運転免許を返上すべきだとつくづく思う . . . 本文を読む
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気候変動の動き、どんどん大きくなっていく

今年は猛暑と予測。気候変動の影響明らか、「熱波、さらに頻繁に」、との報道が常時行われている。このペースで気候変動が進めば、地球のあちこちでどういう事態が展開されるのか、想像は容易にできるだろう。 これはこの数日の報道で見られる表現だ。いわゆる気候変動とされる現象が、所によっては大雨で、また違う箇所では高温で、さらに日照り続きで、世界各地の気候に関する重要ニュースをまとめると「おだやかでない動き」 . . . 本文を読む
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沖縄慰霊の日 ー 「こわいをしって、へいわがわかった」

昨日6月23日は沖縄戦慰霊の日。私の在籍していた高校の修学旅行は、毎年沖縄に行っていた。南国沖縄は北海道では体験できない風土、風景、生活がある。また近代史の中で極めて重要な意義をもっている、そういう意義から沖縄への旅行は重要だった。これに先立つ事前学習では、必ず沖縄の歴史がテーマになる。「ひめゆり」の話など子どもたちの関心度からいっても必須のテーマだ。 昨日23日のニュースでこの沖縄戦争のことが . . . 本文を読む
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「短歌教室」で

今、2つの短歌の会に参加。どちらも10人前後で女性がほとんど。ウイークディの昼の時間で開催されるから大体現役引退した人たちだ。私のような数ヶ月などではなく数年、または10数年のキャリアの人たちがほとんど。年はとってもまだまだシンマイのレベル。 毎回、会員がつくった歌を先生が評価し、手直しをしてくれる。 今回の私の例を挙げておきます。 詠草:書を読めば 姫も野武士も山賊も 吾の周りで自由に生きる . . . 本文を読む
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長岡藩には「峠・最後のサムライ」の他に「米百俵」の理念もあった

昨日、「峠・最後のサムライ」を書いたが、これを書き終えて、「そういえばこの話の他に『米百俵』のエピソードもあったナ」と思い出した。この「米百俵」も非常に教訓的な話。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用だが、紹介しよう。  河井継之助が率いた北越戦争(戊辰戦争の一つ)で敗れた長岡藩は、7万4000石から2万4000石に減知され、実収にして6割を失って財政が窮乏し、藩 . . . 本文を読む
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映画「峠 ・最後のサムライ」

封切りしたばかりの映画「峠 ー 最後のサムライ」を見た。この原作は司馬遼太郎。同名の長編小説。主人公は、1868(明治元)年1月から始まる「戊辰戦争」の初期に活躍した越後長岡藩の家老・河井継之助。 前年末に徳川幕府は「大政奉還」を行い、政権を天皇に返したが、直後から2年間に及ぶ戊辰戦争が展開される。 旧幕府軍を討ち新政権を確立すべくこの戦争を推し進めた中心勢力は薩摩長州勢だった。この西軍が越後長 . . . 本文を読む
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