1931(昭和6)年9月18日、中国東北部(昔この地を、日本は「満州」とよんでいた)に敷いていた南満州鉄道を、関東軍(当時日本が満州に派遣していた軍隊)が秘密裏に爆破し、「支那軍)(当時「中国」を日本は「支那」とよんでいた)がこの爆破行動をおこした」と言って、戦争を始めた。そしてこれが日中15年戦争、太平洋戦争につながる開戦だった。この戦争の経過は、もちろん前半は日本軍が優勢だったが、1941(昭 . . . 本文を読む
マスコミを総動員する形で自民党の新党首争いが展開されている。この争いが自民の勢力拡大の施策でないかと思われても当然だろう。立憲民主党も新党首選びが当面のテーマだが、そのマスメディアの活用のレベルでいえば自民の比ではない。自民党の総裁候補の誰かが、労働市場の活性化といった問題で、「もっと雇用が流動的であったほうがいい」といった内容のことを言っていた。これは早い話、労働者の首切りをもっと手軽に行うこと . . . 本文を読む
月がもっとも美しく見えるという今日の月を、古来「中秋の名月」とよんでいる。この満月に関して思い出すのは、今の大河ドラマの准主人公の藤原の道長がこの日に詠んだという歌だ。この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる ことも なしと思へばこの世はわしの世だ。一点の欠けたところのないあの満月を見て こう思う。そういう意味だ。藤原実資(さねすけ 957~1046)の日記『小右記しょうゆうき』の寛仁2(10 . . . 本文を読む
メガネは高校時代から使っている。メガネをかけてみると物事がよく見えて、「おれはこんなに目が悪かったのか」と自覚しなおした記憶がある。それ以来、数年ごとにレンズを替えるが、フレームは異常がなければそのままだ。耳の機能が落ちてきた。この自覚は4年ほど前だ。メガネを扱っている店は耳の故障も診るということで診てもらったら、もちろん「これは補聴器が必要ですね」ということで、補聴器はメガネよりも値段が高いのだ . . . 本文を読む
日本だけでなく、中国などでも人口減少の動きが大きくなってきているという報道。日本でも、これを契機に高齢者への負担増のあれこれがひそかに進みつつありそうだ。年金減、高齢者パスの負担増、など。日本の政治トップもこの問題については、少子高齢化問題として議論されているようだが、上のテーマが「装い」を多様にして現実化してくるだろう。いつも言っているように記憶しているのだが、日本の政治家たちはこの人口減少を増 . . . 本文を読む
こういったテーマがときどき目に入る。インターネット関連の情報からが多いのだが、私もこれまでこのテーマの書物などを手にしたことがある。食べること、日々の活動(行動)のこと、人間関係のこと、趣味のこと、睡眠と休息のこと、などが記されている。何冊かの書を読んだこともある。私も、「米寿」に近づく年齢だが、最近少々気になっているのは、やたらに「認知症」がらみの記事や話が目や耳に入る。これに関連することだ。し . . . 本文を読む
今(午後9時20分)の国際情勢関連の小見出し・ 米英外相「ウクライナ支援ミサイルの射程距離制限解除を検討」・ ドイツ海軍のフリゲート艦と補給艦が13日、台湾海峡を通過していることがわかった。・ 北朝鮮外相 国連総会出席ではなく訪ロか=韓国情報機関が動向注視・ 中国とロシア、北京の安全保障会合で欧米諸国を非難 世界の情勢は平和の動きよりも、非平和(戦争)関連事項の方が目立つ。心配事項が小さくならない . . . 本文を読む
自民党総裁選は9月27日に投開票される。また立憲民主党の代表選も9月23日に行われる。自民は岸田氏から別人が総裁になるが(9人も党首に手を挙げている)、立民は現党首の泉氏を含めて4人が立起する。こういうように一つの国政を担う政党の党首を決めるのに、国民的視野から議論されることは、政党政治の原則をより広げるためにも有効なのではないか、と感じているのだがどうだろう。以前にこの点で特定の党首を決め直すの . . . 本文を読む
北朝鮮の状況に関する今日のニュース。北朝鮮の 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記は9日、建国76年に合わせた演説を首都 平壌ピョンヤン で行い、核開発を継続する方針を示した。「私たちは責任ある核保有国だ。核戦力を絶えず強化する」と述べ、核兵器を「幾何級数的」に増やす政策を実行していると語った。朝鮮中央通信が10日、伝えた。この国策を予想すれば、北朝鮮は核兵器を持てるだけ持つ、ということだ。狙い . . . 本文を読む
日本だけでなく、世界各地で洪水、氾濫、崖の崩落、などの天災が大きくなっていることが報じられている。気象庁のサイトのトップ記事だ。令和5年(2023年)は記録的な高温の1年であり、世界及び日本の平均気温は統計開始以降最も高くなりました。令和5年7月には、グテーレス国連事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が到来した」という言葉で、気候変動による最悪の事態の回避を訴えました。人類の活動が . . . 本文を読む