原発問題

書店では、原発に関連する書籍コーナーができていた。そのほとんどが「原発は危険」「安全神話が崩れた」という立場のようである。広島・長崎、そして第五福竜丸といった3回の被爆の体験をもつ日本は、今回の東電の原発事故で「被爆」ではないが「被曝」という体験をさせられている。この問題はどういうように結末がつくのか、まだまだ想像もできない。 . . . 本文を読む
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「自粛」の呪縛からの解放を

どういう言葉を使っても、「隔靴掻痒」(もどかしいという意味)といった感じのする毎日の報道による震災の実態である。去った人も長らえた人も、数時間数日間でどれだけのつらさと悲しさと悔しさと、あるいは感激と喜びが交差しただろうか。何度繰り返しても詮無いことだが。 . . . 本文を読む
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物不足

首都圏では物不足が続いている。また停電などという数十年前にあったことがより深刻に進んでいる。横浜に住む息子たちに何か必要な物はないか、と聞いたら、水があればいいという。水道水も大丈夫というが、やはり不安だというのが偽らざる所のよう。 . . . 本文を読む
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「災害謹慎」をボチボチやめようよ

2人の卒業生が来訪した。1人は今年専門学校を卒業し、「就活」のかいあってIT関連の会社に勤めることができたと喜んでいたが、もう1人の卒業生(女子)はあるビール園で3年間働いているが、特に東北・関東大震災以後のお客さんの動向について嘆いている。 . . . 本文を読む
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元暦の大地震

「方丈記」という古典がある。これは鴨長明が鎌倉時代に書いた随筆であるが、この中に天災のこわさ・すごさがいくつも例をあげて記されている(09.7.15のブログでも触れた)。この中で、「元暦(げんりゃく)の大地震」がある。1185年の8月にあたる時期であるが、この数か月前に壇ノ浦で平家が滅亡している、その直後だ。 . . . 本文を読む
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フリースクールの卒業式(「原籍」の学校?)

20日(日)、わがフリースクールの卒業式(「新しい旅立ちを祝う集い」)だった。今回は10名が旅立った。そして全員が高校に進学する(大部分は札自丘三和高等学校)。 フリースクールの生徒は、小中学生であれば皆「原籍校」がある。私たちは毎年のことだが、子どもたちの「原籍校」に、フリースクールを卒業すること、それをお祝いする「卒業式」を行なうので「この卒業式にご出席か、もし難しければお祝いのメッセージをお願いします」と案内する。今年ももちろん行った。ところが、今年(だけではないのだが)参加してくれたのは1校の先生。「祝電」をくれたのは卒業生の学校はゼロで小学校(FSに在籍している)から1校だけだった。 . . . 本文を読む
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悲しさと同じ数だけの感動がある。足りないものは

震災の悲しさと悲惨さをどう表現してもしきれない。しかし、悲しさ、悲惨さと同じくるいの感動も伝わる。レスキュー隊、働く若者たち、子どもたちの元気な前向きの姿、など。この大震災はどういう教訓をつくり出すだろうか。 . . . 本文を読む
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札幌・福祉フォーラムでの発言

20日、札幌市の上田市長に対する福祉充実を求めるフォーラムがあった(札幌ロイトンホテル)。北大の宮本太郎教授の講演が、今の社会での「幸福感」の特性、そして大震災を契機とするあらたな意識の変化などを想定した非常に教訓的な内容だった。その後、上田さんの問題提起に続いて、福祉に関わっている各分野の人たち7人が発言した。私もその一人だったが、その発言を披露する(制限3分~4分)。まとめとして上田さんが発言したが、不登校問題を将来への社会的な損失としてとらえたいと補足された。 . . . 本文を読む
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危機管理の体制は

東日本大震災の光景をみるにつけ言いようのない悔しさ悲しさもどかしさを感じるのは誰も同じだろう。どうして被災地に必要なものが届けられないのか。集積地には全国各地からの善意が山になっているのに、道路や輸送方法も不透明だし、集まったボランティアのマネージメントもはっきりしない。行政の仕組みも差はあっても壊滅状態というところも少なくないらしい。 . . . 本文を読む
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震災救助支援税?

震災後の対策を大至急しなければならない。そのために膨大な費用がかかる。このための費用として特別税などもあり得ないのだろうか。累進課税の原則にたって、収入に応じた納税額を大至急検討すべきではないか、と思う。街頭募金その他いろいろな形の募金と合わせて震災救助支援税などを時限立法で行うことはどうだろうか。 . . . 本文を読む
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