曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラの春近し

2015年03月22日 | 日記

今日の蝶

テングチョウは成虫越冬です。冬でも暖かい日にはどこからともなく出てきて飛び回ります。そしてよく地面に降りて日の光をいっぱいに浴びるため羽を開いてとまります。今日は他にキタキチョウとルリシジミが飛ぶのを見ました。

 


 アサギマダラの幼虫がみんな大きくなりました。防鳥ネットで囲ったキジョランに付いている幼虫は正月以来1匹も減ることなく全員無事に春を迎えようとしています。良かったですね。中でもよく無事に冬を越せたと思うのは11月30日にすでに蛹になっていてそのまま4か月間蛹で過ごしたアサギマダラがいることです。今日見ると羽の色が黒ずみ始めていました。もう数日で羽化するかもしれません。蛹のままで越冬したアサギマダラを見るのは初めてです。

 


蛹で冬を越したアサギマダラ

目が黒くなり羽の模様が見え始めました。下の写真は3月11日のもので初めて目や触角に色が付き始めたものです。

 

その他の幼虫たち   

終齢が多くなりました。

幼虫には白っぽいタイプと黒っぽいのとがいます。

 


みかん畑の上から海を見下ろすといかにも春らしく霞んでいて四国の方は全く見えません。

下に柵のようなものが見えますがイノシシ避けの柵です。