曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

海鳥たちは朝が早い

2022年01月20日 | 日記

今日の椿

赤卜伴

 


 昨日のことです。

日の出を見ての帰り道、海鳥たちが活動しているところに出会いました。今の時期は蝶がいないので写真の対象が鳥に向かいます。飛ぶものが好きなんですかね。

まず目についたのがウミウが岩の上でくつろいている姿です。早朝からもう十分にお魚を食べて岩の上で休憩しながら翅を乾かしています。そして空の上を滑空しているのはミサゴです。海の上を行ったり来たりしていますがきっと餌となる魚がなかなか見つからないのでしょう。ウミウは海の中を潜水して魚を取りますがミサゴは海面に浮いた魚しか取ることができません。確率が低いですよね。そしてカモメの群れが漁船の傍で漁師さんからおこぼれをもらおうと必死で船について行きます。カモメと漁師さんは持ちつ持たれつの仲ですから要らない魚はカモメに気前よく与えます。カモメは沖の方で魚のいる場所を漁師さんに教えますし、私も船で釣りをしていた時にはカモメのお世話になったことがあります。ウミウ・ミサゴ・カモメなどはほとんど生きた魚しか食べませんが鳶は魚など死んだ物でも陸の動物でも何でも食べるという性質からきっと餌にはあまり困らないのではないかと思います。大型の鳥ではカラスに次いで数が多いです。

 


海岸の鳥たち

ウミウが羽を干しています。「あー喰った食ったー。」ってね。

 

ミサゴがやって来ました

 

遠くを走る船が海面から離れて浮いているように見えます。地上は寒さが厳しいけど海水の温度はまだあまり下がっていません。蜃気楼のような現象が見られます。

 

漁師さんに魚をねだっています。鳴き声がうるさいのですが、漁師さんは無視していますね。

 

 

後ろを振り向くと電柱の上に鳶がいました。何か見つけたのでしょうか。いきなり飛び立ちました。

翼を広げると大きいんですよ。

 

まだカモメたちはあきらめずねだっています。

 

アオサギも来ていますね。くつろぎながら世間話でもしているのでしょうか。鳥インフルは私たち怖いけどコロナは感染しないからどうでもいいよな。