曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

みかん園の改植

2017年04月26日 | 日記

元のみかん園(グーグルマップより)

 この写真は2016年の4月にみかん園を上空から見たものです。今はグーグルさんのお蔭で世界中どこでも上空からの写真を見ることができるようになりました。みかん園をこうして見ると樹の大きさや何本植わっているか一目でわかります。私のみかん園でも全ての園地の状態を見るのに、グーグルさんの画像を利用させていただいています。

今年はこの写真の園地の中で古くなった大きなみかんの木をすべて抜根して新しい品種の若い木に植え替えました。みかんの木は上手に育てれば100年でももてますが、木の大きさが4~5mにもなりますので収穫や普段の管理作業が大変になって来ます。今後私も齢をとってきますし、作業のお手伝いに来てくださる方たちも同様に齢をとられます。高いところでの作業は危険でもありますしきつい仕事となります。そこで、植え替えてしばらくの間は収穫量が少なくなりますが、少しでも作業が楽にできるよう若い木に植え替えることにしました。もちろん植え替えの際は、古い品種から最新の新しい品種に変えています。山本柑橘園で長年働いてくれた約100本の定年間際の老木に退職していただき、若い600本の新入社員にこれから働いてもらうことになりました。

 

 ここしばらくはその植え替え作業が忙しくて趣味のブログはお休みしましたが、一昨日ようやく植え替え作業が終わりましたのでまた再開いたします。仕事がどんなに忙しくとも時間を作り、桜の花を追いかけ、春のチョウを探しに、また旅に出かけたりで、仕事ばかりの日々を送っていたわけではありません。ブログネタは一杯たまっています。

 


2月かに始めた伐採から4月の植え付けまで

 

古い木の抜根から始まります。こんな風にして新しいみかん園が生まれます。

 

 

みかん園は更地になりました。

 

 

新しくやって来る若いみかんの木のために土壌改良剤などを

深く耕します。

 

 

苗木の植え付けです

 

 

 

大きな苗木の移植もやります。

もう一月して、新芽が出揃うと樹姿もにぎやかになります。

春の芽が出て枝が伸び、7月には2回目の夏芽が伸びてきます。そして9月には秋の芽が伸びてさらに木が大きくなります。

這えば立て 立てば歩めの 親心