goo blog サービス終了のお知らせ 

曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

コツバメが羽化しました

2016年03月16日 | 日記

今日の花

サンシュユの花

 


 昨日の夜ギフチョウの蛹のことが気になって飼育箱を開けてみました。ギフチョウの蛹と一緒に入れてあったコツバメの蛹が羽化していました。コツバメは早春の山の中でいち早く姿を現しティンカーベルのように飛び回ります。まさに春の妖精です。その鱗粉を浴びたら私も空が飛べるかも。本当にかわいい蝶なのです。

また、アサギマダラの幼虫が蛹になっていました。4月の初旬には蝶になって北を目指して飛び立つことでしょう。

もう一つ、10日ほど前に皇座山でウラゴマダラシジミの卵を探しましたが時期が少し遅れたため見つかった卵はみんな孵化していました。それで孵化した卵の付いていたイボタの木の枝を持ち帰って花瓶に活けておいたのですが昨日見るとウラゴマの幼虫が目に見えるほどの大きさに成長していました。

そして今日はお昼前に気温が上がってきたため家の周りにはいろんな蝶が飛んでいました。成虫で越冬したテングチョウ・キタキチョウ・モンキチョウて生まれたばかりのモンシロチョウなどです。

本当の春になった気がしました。今日のブログは久しぶりでチョウばかりの一日でした。

 

 


春の妖精 コツバメ

昨夜生まれたばかりのコツバメ

 

今朝のコツバメ

コツバメは馬酔木で育ちます。ティンカーベルにふさわしいかわいい花です。

一見地味な蛾のような蝶ですがよく見るととてもきれいです。

大きな目がかわいいですね。

 

冬を越していよいよ春を迎えるアサギマダラ

もう1匹の幼虫  この幼虫は実験で35日間絶食させたにもかかわらず生き残りました。その後はこうして餌を与えています。

 

ようやく目に見えるようになったウラゴマダラシジミの幼虫

 

その他今日飛んでいた蝶

初見のモンシロチョウ

 

モンキチョウ♀

何処にもとまることなく飛び去って行きました。

ハナニラに寄るその他の虫

こんなに暖かくなると血が騒ぎますね。山の中、林の中はまだとても明るいのです。それでも木々の新芽は開き始めています。

 


お昼頃、空高く薄雲が広がっていました。見上げると太陽の周りにきれいな虹の輪ができていました。上空の小さな氷の粒に光が屈折して虹ができるのです。雨上がりに出来る虹とは違います。