曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラ 羽化近し

2011年03月29日 | 日記

今日の花


9時57分


17時07分
この花は以前載せたのと違うコブシの樹です。

 

 

今日は白い花ばかりです。白い花は写真に撮るのが難しい。

 


 今日は最高気温が15度を越えて暖かい一日でした。蝶もいっぱい出ているだろうなと気にかかりながらも南津海や弓削瓢柑の苗を発送することで一日中忙しくフィールドには出られませんでした。
 飼育中のアサギマダラの蛹が日に日に変化を見せるようになり観察に気が抜けません。

アサギマダラの蛹(1月15日に蛹化)


目が黒くなり位置がはっきり分かるようになりました。目の上に金色の斑点があるのは何のためでしょうか。


羽の模様がはっきりしてきました。模様の赤い色も少しわかるようになりました。

 

山で越冬しているアサギマダラの幼虫

気温が上がって来たせいか食欲も旺盛になって来ました。これから食べ始める部分を決めるとまず周りを点線状にかじって葉の葉脈を断ち切ります。こうすると食べる部分から白い樹液が出にくくなるのだそうです。この植物キジョランには毒があります。このようにして毒を弱めて食べるのでしょうか。

 


今日の仕事

  

 私は南津海や弓削瓢柑を全国の生産者に広く普及するため苗木のお世話をしています。我が家から広まっていった苗木や穂木は全国では何万本になっているか分かりません。噂によれば国外へ出て行った南津海もあるようです。一粒の種から成長した南津海の樹は人の手で次々と苗木に作られクローンのように増えていっています。