朝からテレビに釘付けとなる。
何だかんだと言いながらオリンピックが気になる。
昨日は、朝から柔道混合団体戦に釘付けになった。
ハラハラドキドキしながらささやかに応援していた。
勝負は時の運とは言え残念である。
私は小学校6年の時にテレビで放映された「柔道一直線」を見て柔道にあこがれた。
学校では整列でいつも前から3番目のちびっ子だったせいもある。
小さくても大きいのに勝てる。
まさに「柔よく剛を制す」と思った。
そしてスポーツ少年団の柔道教室に通っていた。
夕方、柔道着を持って道場に通う自分の姿が気に入っていた。
道場には中学生も参加していて、受け身がうまかった小さな私はテレビの技の練習台に使われた。
「地獄車」「二段投げ」などありもしない技で投げられたものだ。
中学校に入学してもなぜか柔道部に入部した。
1年半ほど在籍したが根性なしの私には続かなかった。
さらに高校に入って、性懲りもなくまた柔道部に入部する。
ここでも1年半ほどで退部した。
夏場の道着は一晩では乾かない。
襟をつかむと何とも言えないぬめりが今でも忘れない。
道場でいんきんが蔓延した。
キンカンを薄めてひぃ~ひぃ~言いながら塗ったものだ。
当時は、先輩が締めで落とすのははやっていて、それが嫌でやめてしまった。
高校時代にOBが練習に来ることがあった。
このOBの背負い投げが鋭い。
あっという間に体が宙を浮いていた。
あの投げられた時の感覚は何ともすがすがしい。
昨日の混合団体戦は残念だったが、コロナでふてくされている自分に忘れていた何かを思い出させてくれた。
コロナ禍の中で開催なれるかどうかわからない中での練習はつらかったと思う。
試合後のインタビューはオリンピックが開催されたことへの感謝から始まっていた。
そして、あの頃あこがれていた吉沢京子さんを思い出してニンマリとしている。
今日からは8月に入る。
恐れていたコロナの感染爆発が現実のものになる。
今まで封印していたワクチンも使わざるを得ない状態に陥っている。
ワクチン接種の時に「どこのワクチンですか」となりそうな気がする。
それによって拒否も出てくるのではないだろうか。
先ずは、国会議員から安全性を証明して接種するくらいじゃないとますます不安が募る。
今月もどうなるのかと不安になる。