カープな毎日

カープファンのひとりごと。

佐々岡引退を決断

2007年09月20日 23時21分43秒 | 日記
 ついにこの日が来てしまったという感じです。佐々岡がユニフォームを脱ぐ決断をしました。昨日、球団に引退することを伝えて、了承されたとのこと。
 長年の功績を称えて引退試合を行うとのことで、地元最終戦となる10月6日の横浜戦が有力のようです。18年間の通算成績は、138勝153敗106セーブ、防御率3.58です。
 カープからまたV戦士がいなくなってしまいます。これで、優勝経験があるのは前田くらいですね。91年の優勝の記憶がどんどん消えてしまいますね。

 1990年にドラフト1位でNTT中国から入団して、1年目から13勝11敗17セーブをマークするなど活躍しました。91年には17勝9敗、防御率2.44でリーグ制覇に貢献してセ・リーグMVP、最多勝、最優秀防御率、沢村賞を獲得しました。また、史上2人目となる先発100勝100セーブを達成するなど、18年間カープ投手陣を支えてきました。
 今季は7月31日に1軍登録を抹消され、復帰に向けてトレーニングを積んできましたが、納得のいく球が投げられないようになり、体力の限界を感じたようです。
 正直、7月に二度目の登録抹消になった時に、この日がくるのではないかという思いが過ぎりました。しかし、復活に向けて必死にトレーニングしているとのことだったので、もう一度戻ってくると信じていたのですが…。残念です。

 佐々岡については、今でも新人王が獲れなかったことが残念で仕方ありません。
この年はライバルが多く、佐々岡、ヤクルトの西村、中日の与田が大活躍しました。結局、新人王は与田が獲得したのですが、絶対に成績、チームへの貢献度を考えれば佐々岡だったと思います。
 ルーキーながら先発も抑えも見事にこなしたことに佐々岡の凄さを感じた覚えがあります。逆に、どんな場面でもこなしてしまうから、チーム事情により配置が換わってしまったのでしょう。先発に専念していれば、もっと勝っていたでしょうし、もしかしたら200勝も可能性があったかもしれません。しかし、そんな個人記録よりもチームを優先してくれた佐々岡には頭が下がります。
 あと、忘れられないシーンがあります。94年にカープが8月に首位巨人を猛追撃して奇跡の逆転優勝かも、と思われたのですが、9月23日のナゴヤ球場での中日戦で、9回にリリーフエース佐々岡があと1死、あと1球で勝利を手にするところまでいきながら、打たれて逆転サヨナラ負け。そこから連敗してしまい、結局、3位に終わってしまいました。あの時、打球が1,2塁間を抜けて行ったシーンは今でも忘れられません。初めてサヨナラ負けを目の前で見たこともあって、今でも忘れられないですね。

 本当に18年間お疲れ様でした。引退後の進路は未定とのことですが、これだけの功績のある選手ですから、間違いなくチームに帰ってくることになるはずです。その時を楽しみに待っています。そして、今度は指導者として優勝を味わってもらいたいですね。

 
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唖然の逆転サヨナラ負け

2007年09月19日 23時41分39秒 | 試合結果
広島 202 000 501 10
横浜 000 202 502 11
勝:加藤7勝4敗1S
敗:永川4勝7敗28S
本:梵16号(広)、村田28号、29号(横)

 打線は序盤に梵の活躍などで4点を奪い、先発高橋建が低目を丁寧に突く投球で、横浜打線を抑えていましたが、リリーフ陣が今日も誤算。6回に3番手佐竹が同点に追いつかれてしまいました。その直後の7回にまた梵の活躍で5点奪い勝負を決めたと思ったのですが、7回に登板した横山がまさかの大乱調で5失点で同点に。
 昨日に続き、14日の悪夢が蘇る展開となりましたが、9回に前田がタイムリーを放ち、さすがに試合を決めたと思ったら、その裏に大きなドラマが待っていました。2死3塁から三振振り逃げで同点に、その後盗塁を決められ、相川にサヨナラタイムリーを打たれでしまいました。
 それにしても、昨日、今日と5点リードしていても、全くセーフティーリードではないですね。それとも5点差がいけないのでしょうか。
 このリリーフ崩壊状態は何とかならないのでしょうかね。

 今日の最大の誤算は横山でしたね。1死から1四球を挟み1本塁打含む6連打で5失点。昨日は青木勇、今日は横山と信頼と実績のあるリリーフが乱調。球自体はそれほど悪いとは思わなかったのですが…。1死1塁から内川へ与えた四球が痛かったですね。チャンスでクリーンアップに回ってしまい、金城にタイムリー2塁打、村田に3ランを被弾。この時点で横山は完全に浮き足立ってしまい、その後の3連打で同点に追いつかれてしまったのでしょう。
 村田に3ランを打たれた時点で交代させるべきだったと思います。たぶん横山を信頼していたので、続投させたと思われますが、14日、昨日の展開を見ていれば、早めの交代をするべきだったと思います。

 それから気になるのが、永川が登板した時に倉の後逸が多い気がします。14日、昨日、そして今日と3試合連続です。永川はフォーク投手なのでワンバウンドの球がくることは当然あり得ます。それをしっかり止めてあげてほしいです。
 ブラウン監督は打てる捕手を起用しますが、ある程度守れないと困ります。

 ショックな敗戦で、梵の2安打4打点1本塁打と前田の4安打2打点1四球の大活躍は消えてしまいました。前田は初回にチームを乗せる先制2塁打、9回も幻の決勝点となるタイムリー2塁打を放ち、7回に5点差を追いつかれた嫌な雰囲気を一時は払拭しました。
 梵は3回に2点本塁打を放ち、同点にされた直後の7回には一時は勝ち越しとなる2点タイムリーを放ちました。
 この逆転負けにより、気落ちせず明後日からの中日戦に臨んでもらいたいですね。
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青木高が耐えて連敗ストップ

2007年09月18日 23時57分07秒 | 試合結果
広島 000 030 201 6
横浜 010 000 003 4
勝:青木高5勝10敗
セ:永川4勝6敗28S
敗:工藤6勝6敗


 先発青木高は調子が良くないながらも、先発の役目を果たして打線の援護を待ちました。その打線は4回までに2併殺と悪い流れを引きずっていましたが、5回に4安打2四球で3点を奪って逆転すると、その後も3点を奪い、終わってみれば15安打6得点と打撃不振が嘘のように打ちまくりました。
 5点差の9回は、4番手青木勇が乱調、リリーフした永川も不安定で一打サヨナラの場面までいきましたが、何とか振り切りました。
 これで連敗を5で止めましたが、最後は何とも後味が悪い終わり方でした。正直、14日の巨人戦の悪夢が繰り返されるかと思いました。もっと、すっきりと終わってほしいですね。とりあえず、連敗が止まったので良しとしましょう。

 青木高は決して調子が良いとは言えない状態でしたが、5回を投げて被安打5失点1と試合を作りました。5回を除き毎回安打を打たれて、得点圏に走者を背負いながらも、粘り強い投球で最小失点で切抜けました。また、バックの好守にも助けられたところもありましたね。
 打線が低調な状態が続き、失点が許されないという厳しい状況の中、よく耐えたと思います。この姿が試合の流れを引き寄せて、打線の逆転を呼び込みましたね。

 6回は林、7,8回を横山が無失点で凌ぎ、9回は永川かと思いきや、青木勇でした。安定感を考えれば分からなくもない継投です。しかし、永川が抑えである以上、やはり9回は永川で行ってほしかったですね。
 青木勇が1死も取れず3連打を浴びて1点を失うのは正に大誤算でした。この場面で永川を投入するのは、9回に5点差を追いつかれた14日の巨人戦と全く同じパターン。永川が暴投で失点し、四球を出すところまで全く同じで、再現VTRかと思ってしまうほどでした。
 永川が不安定なのは残り試合を戦う上でも、とても困ります。もう少し登板する状況を考えてあげてほしいですね。
 それと、青木勇が2試合続けて打たれてしまいました。こちらも心配です。

 打線は4回まで工藤の前に拙攻を重ねて敗戦ムードが漂い始めましたが、疲れの見え始めた5回に3安打を集めて逆転。これでムードが一変。5回以降は12安打を放ちました。しかし、まだ完全復活とはいかず、8回の無死1,3塁で追加点が奪えなかったのはいけませんね。結果的には、9回に追加点を奪えたので、大きな問題はありませんでしたが、取れるときには確実に得点しておかないと。永川が不安定ですから。
 昨日からの新打線が今日は上手く機能しました。2番アレックスは2安打3打点、3番栗原が3安打1打点と大当たり。この2人は好調を維持しているので、この2人の前に走者を置くことが大切になってきますね。一方、4番の新井が4打数無安打。初回のチャンスでは併殺打と完全にブレーキになってしまっています。8月からの不調が相変わらず続いている感じがします。残り試合は僅かなので、思い切りの良いバッティングを思い出して、良い形で締めくくってもらいたいですね。
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秋風凍みる5連敗

2007年09月17日 23時15分20秒 | 試合結果
広島 000 000 021 3
横浜 000 000 60X 6
勝:三浦11勝11敗
セ:クルーン3勝1敗27S
敗:長谷川2勝5敗
本:梵15号(広)、仁志9号、金城12号(以上、横)

 先発長谷川は6回まで素晴らしい投球で零封していましたが、7回に新井の失策でリズムを乱したのか、暴投で2点を先制点を献上すると、そこから崩れてしまいました。後を継いだ青木勇も勢いを止められず、この回一気に6失点で勝負あり。
 打線は横浜のエース三浦の前に7回まで散発4安打で3塁も踏めませんでした。勝負が決した8回にようやく敵失で得点をもらい、連続無得点を31イニングで止めるのが精一杯でした。

 長谷川は4回まで無安打に抑える素晴らしいピッチングでした。初安打を打たれた5回に無死1,3塁のピンチを招いても、相川を三ゴロ、三浦を遊ゴロ、二志を三振に打ち取り無失点に切り抜けました。この時点では勝てるかもと思ったのですが、秋風が吹くチームでは簡単には勝てませんね。
 落とし穴は7回に待っていました。先頭佐伯に2塁打を打たれた後、吉村の三ゴロを新井が1塁に悪送球してしまい、無死2,3塁にピンチが拡大。ここで最悪の暴投で2点を失ってしまいました。これで気落ちしたのか、いつもの長谷川らしくなくズルズル行ってしまいました。
 たぶん、打線が連続無得点継続中と最悪の状態の中で先制点を献上してしまったため、大きく気落ちしたと思われます。絶不調の打線が好調な投手の足を引っ張るのは、交流戦でも見た光景です。このままでは、また交流戦の悪夢が再現されてしまいそうです。いくら秋風が吹いていて、個人のタイトル争いも無縁のチームとは言え、こんな形でシーズンが終わってしまってはいけません。ここはもう一度、気持ちを入れ替えて戦ってもらいたいですね。

 その絶不調の打線は、1番東出、2番アレックス、3番栗原、6番梵と打順を組み替えましたが、残念ながらその効果は出ませんでした。8回の2得点は相手のミスによる得点なので、実際には9回の梵の本塁打による1点だけと思われます。6回から9回で8安打も放ちながら、これでは寂しい限りです。
 このような状態の時は、大幅にメンバーを入れ替えるべきでしょう。消化試合の雰囲気が漂っているので、来期へ向けて若手を起用することも必要だと思います。今のまま中心選手たちが無駄に試合を消化するだけよりはよっぽど意味があると思います。
 
 

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10年連続Bクラス決定

2007年09月16日 22時44分19秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 200 104 02X 9
勝:野間口1勝
敗:大竹7勝9敗
本:小笠原30号(巨)

 14日の敗戦を今だに引きずり2夜連続で完封負け。初回のチャンスを拙攻で逃し、逆に先発大竹が初回に先制2ランを小笠原に打たれると、いきなりの敗戦モードに突入。攻めては、その後、大した見せ場も無くあっさりと完封、大竹も6回に四球をきっかけに炎上。
 今季の巨人との対戦成績は10勝14敗となりました。最後にとても嫌な形で3連敗してしまい、後味がとても悪いです。また、この虚しい敗戦でクライマックスシリーズへの出場は完全に無くなり、10年連続Bクラスが決定しました。
 
 初回の拙攻が全てを象徴しているようでした。1死後に東出が安打で出塁するも盗塁死。その後に栗原が内野安打、新井が四球で続く噛み合わない攻撃でした。
 今日はアレックスがスタメンを外れました。休養のためと思われます。代わりに前田がスタメン復帰しましたが、もし本当に勝つ気持ちがあるならば、好調のアレックスを外すでしょうか?
 この選手起用自体が既に消化試合突入を感じさせます。それが選手にも伝わってしまったかのような試合でした。
 3番に入った栗原だけが一人気を吐き3安打猛打賞でしたが、その前後を打つ梵、東出、新井、前田の4人が東出の1安打のみでは2試合続けて完封されても仕方ありませんね。

 大竹は5回1/3を投げて6安打7失点と大誤算。全体的に球は高かったように思いますが、5回までは4安打3失点でまずまずの投球でした。初回の小笠原の本塁打は打った小笠原が1枚上手だと思うので仕方ありません。
 しかし、6回に先頭李スンヨプに四球を与えると、その後2安打1四球で1点を失い、1死満塁のピンチを残してマウンドを降りました。この回は悪い大竹が出てしまいましたね。無駄な四球を出し動揺して乱れる典型的なパターン。今季の大竹は急にこの悪癖が出る傾向があります。これはメンタル的なものだと思うので、何とか直してもらわないと、いつまでも全幅の信頼を寄せることができません。
 来期は新外国人投手の獲得も噂されています。このままでは先発ローテに残れなくなってしまうかもしれないですね。

 上野に代わって1軍登録されたのは森でした。ちょっと意外な気がします。来期への戦力の見極めのためでしょうか。
 早速、2番手で登板して1回2/3を2安打無失点でした。6回に大竹の後を継いでの登板は荷が重すぎたので、打たれても仕方ないでしょう。7回に李、二岡、阿部を三者凡退に抑えたことは自身になるでしょう。このチャンスをしっかりと掴んでもらいたいです。
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宮崎好投報われず

2007年09月15日 23時04分22秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 110 000 01X 3
勝:高橋尚13勝4敗
セ:上原4勝3敗29S
敗:宮崎2勝4敗
本:小笠原29号、阿部31号(以上、巨)

 先発宮崎が巨人打線をソロ本塁打2本に抑えて、5度目の先発で今季最高のピッチングでしたが、肝心の打線が高橋尚-上原の継投の前に完全に抑え込まれてしまい、散発4安打で3塁すら踏めない完敗。
 今季の巨人戦の負け越しが決まりました。借金も今季最多タイの21まで逆戻り。最下位ヤクルトも敗れたため、最下位転落は免れました。

 先発宮崎は7回を投げて被安打4与四球2で自責点2と今までで一番の出来でした。自慢の速球の球速は140㎞前半台で、そこまで球が走っているようには思えませんでしたが、変化球を上手く交えて投げていたと思います。また、荒れ球は相変わらずですが、抜けた球が少なかったことが好投の一因かもしれませんね。
 初回の小笠原と2回の阿部に浴びた本塁打はどちらも高めの直球でした。少しでも甘いところに行くと、好打者は見逃しませんね。
 今日は先発転向後最長の7回を投げて、強力巨人打線を2点に抑えたことは自信になるでしょう。今季も残りわずかですが、今日のような好投を続けて、来期の先発ローテ入りを狙ってほしいですね。

 打線は散発4安打で一度も連打はありませんでした。どうも今日はチグハグで打線に繋がりを欠きました。初回にアレックスが2塁打を放ち2死2塁でしたが、新井が三ゴロ、2回も1死後に嶋が2塁打で1死2塁でしたが、石原、山崎が打ち取られ走者は全く動けませんでした。5回も1死後に山崎が出塁するも宮崎がバント失敗で併殺打と良いところがありませんでした。
 そして何と言っても、1番梵、2番井生が1度も出塁できなかったことが、完封負けの要因でしょう。1,2番がどんな形でも良いので出塁してくれないとチャンスが巡ってきません。もちろん、これだけ打てなかったので、高橋が良かったことは確かだと思いますが、もっと揺さぶるなど工夫をしてほしかったですね。
 
 明日で今季の巨人との対戦は最後になります。このまま嫌なイメージを残したままで終わってほしくありません。何としても明日は勝って締めくくりたいです。そのためにも大竹に奮起してもらわないといけませんね。
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継投ミスで○が●に・・・

2007年09月14日 23時17分13秒 | 試合結果
広島 302 012 000 000 8
巨人 000 030 005 001 9
勝:豊田2勝5敗4S
敗:フェルナンデス3勝8敗
本:新井26号(広)

 初回に嶋のタイムリーなどで3点を先制し、5回表終了時点で6-0、しかも先発はエース黒田とくれば楽勝ムードでしたが、9回に事態は急変。3番手上野が今日も1死取れず2点を失って永川に交代しましたが、永川もピリッとせず3点と失い、5点差を追いつかれてしまいました。
 延長に入って両チームともチャンスを生かしきれていませんでしたが、12回に力尽きまさかのサヨナラ負け。
 黒田の12勝目も消えてしまいましたし、栗原、嶋の二人で5打点の活躍も吹き飛んでしまいました。

 なんと言っても9回の継投が悔やまれます。黒田は7回まで投げて疲れが見え始めたため、7回の打席で代打を送られ、8回からYANの一角、横山を投入する万全の継投でした。しかし9回は5点リードの場面で3連投になる青木勇を使いたくなかったことは分かります。また永川もセーブが付く場面でもないので、できれば起用したくなかったのでしょう。
 昨日、1死も取れず敗戦のきっかけを作ってしまった上野に名誉挽回のチャンスを与えたかったので、上野の起用したことは理解できます。問題は交代時期です。
 上野は先頭ゴンザレスに四球、清水に安打を打たれ1,2塁とされ、代打ホリンズにタイムリーを打たれました。この後、永川に交代していますが、ホリンズの場面で永川投入だったと思います。1点とは言え返して、上位に打順が回ることで巨人が勢い付いてしまった後では、不安を抱える永川では抑えられません。
 5点差あった余裕が交代時期の遅れに繋がったのでしょう。昨日も、林が連続押し出しした後に痛恨のタイムリーを打たれていたので、早め早めの交代をしてほしかったですね。と言うより、8回は慎重になって横山を投入したのなら、9回は初めから永川でいってほしかったです。もちろん、今日の永川では抑えられたかどうかは分かりません。2安打2四球に暴投、補逸と永川本来の姿ではありませんでしたが、回の頭からであれば、もっと気楽に投げられたと思います。
 上野は2試合連続で試合を壊してしまったので、降格は仕方ないでしょうね。多少、疲れなどもあるかもしれませんから、2軍で再度調整してもらうのが良いでしょうね。

 7回を被安打7自責点3と力投した黒田、3安打1本塁打の新井、2安打2打点の栗原、2安打3打点の嶋と奮闘した選手たちの活躍が全て消えてしまいました。
 ちょとした油断から大きく試合展開が変わってしまう野球は怖いですね。そこが面白いところでもあるのですが…。さすがに今日はショックです。
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四球で自滅

2007年09月13日 23時23分14秒 | 試合結果
阪神 000 014 000 5
広島 000 100 002 3
勝:江草5勝
敗:上野1勝1敗
本:栗原24号(広)、金本29号(神)

昨日までとは反対にカープが死四球を与えて失点を重ねてしまいました。先発高橋を5回で降板させて継投勝負に出ましたが、上野、佐竹、林が1死も取れず3人で2安打4死四球の大乱調で4点を失ってしまいました。打線は4回に赤星のミスに乗じて幸先良く先制し、阪神を上回る10安打放ちましたが、併殺、盗塁死、暴走の拙攻で流れを掴めませんでした。

 最大のポイントは5回と6回ですね。5回表に先発高橋が金本に同点本塁打を打たれて、その後3連続四球でピンチを迎えましたが、阪神の守備妨害にも助けられて追加点を与えませんでした。この時点では前回の横浜戦を思い出して、3連勝もいけるかもと思いました。案の定、その裏2死無走者から森笠、石原の連打で2,3塁のチャンスを作りましたが、高橋の代打井生が敢え無く空振り三振に倒れ得点できませんでした。
 この采配は、阪神にJFKを使わせないように早めの勝負に出たことと、高橋の球数が87と多く、5回にピンチを迎えたため早めの交代を考えた結果でしょう。しかし、高橋は続投させても良かったと思います。高橋は5回こそ乱れましたが、5回3安打1失点と好投していましたし、2死無走者となった時点で、ブルペンも6回は高橋が投げると思っていたでしょう。もしこの回得点できなくても6回は1番からの攻撃になりますし、高橋はバッティングも良いのでそのまま打たせても良かったと思います。

 そしてもうひとつのポイントは6回から登板の上野が赤星に死球、シーツにポテンヒットを打たれで無死1,2塁としたところで、金本に対して左の佐竹と投入しました。この場面はフェルナンデスだったと思います。金本はフェルに全くタイミングが合っていないので、内野ゴロ併殺の可能性が高くなったはずです。
 たぶん、制球に不安のあるフェルでは四球を出す可能性があったので、佐竹を選択したと思われますが、結果的に佐竹は四球を与えて傷口を広げてしまいました。継いだ林も連続押し出し四球に2点タイムリーを打たれ勝負が決まってしまいました。その後のピンチはフェルが完璧に抑えただけに残念な継投でした。

 この試合唯一の救いは9回に藤川から栗原が2ランを放ち、阪神に簡単に勝たせなかったことくらいですね。これで3試合連続で本塁打を放ち、今日も2安打と栗原のバットは手がつけられません。このままなら9月月間MVPも狙えそうです。この調子を維持していってもらいたいですね。
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今日も完勝!!

2007年09月12日 23時27分23秒 | 試合結果
阪神 000 001 010 2
広島 000 202 02X 6
勝:青木高4勝10敗
敗:上園6勝4敗
本:栗原23号(広)、金本28号、浜中5号(以上、神)

 打線が昨日の良い流れを維持して、前田が4回に先制打を、1点差に詰め寄られた6回には栗原が貴重な追加点となる2ランを放ち、8回には代打井生がダメ押し2点タイムリーと効率良く6得点を挙げました。先発青木高は初回こそピンチを迎えたものの、そこを切り抜けると好調阪神打線を無得点に抑えていましたが、金本に本塁打を浴びた6回途中で降板となりました。その後は勝利の方程式YANが阪神の反撃を1点に抑えて阪神に完勝しました!

 前田と栗原が絶好調です。前田は3打数3安打1打点と大当たり。4回は1死1,2塁から先制タイムリーを放ち、6回には2死無走者から安打を放ち栗原の2ランを呼び込みました。2000安打を達成してから当たっていますね。足の状態が良くなったこともありますが、2000安打の重圧からも開放されたのでしょうね。シーズン終盤になってようやく本来の姿に戻りました。打率も.286まで上昇してきました。この調子なら通算12度目の3割も狙えそうな勢いです。
 栗原が昨日に続き良い場面で本塁打を放ちました。最近5試合中4試合で複数安打を放ち、3本塁打と振れています。昨日は先制3ラン、今日は1点差に迫られた直後に2ランを放ち、阪神に大きなダメージを与えました。阪神の4番金本に本塁打を打たれ、阪神が乗ってきそうな展開だっただけに、栗原の1発は大きかったですね。あれで試合の流れを引き戻しましたね。
 5番前田、6番栗原が当たっているので得点力がかなり上がっています。あとは1番梵から4番新井がもっと出塁してくれれば破壊力十分な打線になりますね。

 青木高は低めに丁寧に投げて、5回2/3を5安打1失点の好投。初回こそ2死無走者からシーツ、金本に連打されて2,3塁のピンチを招きましたが、浜中を三邪飛に打ち取り無失点で切り抜けると、2回~5回を1安打に抑えて2塁すら踏ませぬ素晴らしいピッチングでした。6回に2死から金本に本塁打を、続く浜中に安打を打たれたところで降板しましたが、持ち味の低目への制球が良く、先発として十分な投球でした。前回登板は残念な結果だっただけに、素晴らしい投球で名誉挽回しましたね。こう言う投球を続けられるようになってほしいですね。
 最後は勝利の方程式、横山、青木勇、永川で締めくくりました。今日はビシッと無安打リレーとは行かず、青木勇が浜中に本塁打を打たれて1点を失い、永川は1死3塁のピンチを招きましたが、後続を断って何とか無失点で凌ぎました。まあ、永川はハラハラさせて抑える永川劇場ということで、あまり心配していません。いくらYANと言えども、毎回完璧に抑えられるはずはありませんから、多少打たれても仕方ありません。JFKでも打たれることはありますからね。
 
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長谷川に待望の白星!

2007年09月11日 23時56分24秒 | 試合結果
阪神 000 000 000 0
広島 300 050 10X 9
勝:長谷川2勝4敗
敗:能見4勝4敗
本:栗原22号(広)

 初回に2四球で得たチャンスで栗原が3ランを放ち先制しましたが、その後は阪神先発能見の前に走者を出すことができず、投手戦の雰囲気が漂い始めた5回にアレックス、新井、栗原の3連続タイムリーなど見事な集中打で一気5得点で試合を決めました。先発長谷川は毎回のように走者を背負いながらも、阪神打線に連打を許さず無失点に抑え、リリーフ陣も得点を与えず完封リレーを完成させました。長谷川は4月10日以来となる待望の2勝目を挙げました。
 10連勝と好調の首位阪神に勝ち、今季の阪神戦の勝ち越しが決まりました。阪神に勝ち越すのは6年ぶりのことです!

 今日は相手からもらった四球を上手く得点に結びつけました!まずは初回に2死無走者からアレックス、新井の連続四球で得たチャンスで栗原がバックスクリーン左への3ランを放ちました。1安打で3点を失ったことは、阪神にとってかなりきつい先制パンチになったはずです。
 2回から4回までは1安打に封じられましたが、5回には先頭の鞘師が四球で出塁。長谷川が送って、梵が四球、東出は投手強襲安打で1死満塁とし、アレックス、新井、栗原のクリーンアップ3連打で4得点、続く前田の犠飛で5点目を奪う素晴らしい集中攻撃でした。
 1回も5回も四球が絡んでの得点だけに、阪神へのダメージは大きかったでしょう。裏を返せば、無駄な四球の怖さを実感しましたね。

 新井に待望のタイムリーが出ました。9日の横浜戦で本塁打を放ってから何か吹っ切れたのでしょうか。新井が復調してくれれば、前後のアレックス、栗原が好調なだけに得点力が一気に上がりそうです。

 8番でスタメン出場した鞘師が良い働きをしていました。守っては5回に赤星の打球をジャンピングキャッチするなど、攻守を披露しました。攻撃では5回の集中打のきっかけとなる四球を選び出塁。廣瀬の怪我で得たチャンスで見事にアピール成功しました。あとは安打を放っていれば、なお良かったですね。

 今日の長谷川は毎回のように四球を出していましたが、阪神打線を警戒して慎重になっていたのでしょう。四球は出しても安打を打たせなかったことと要所で三振を奪えたことが好投に繋がりました。投球数が多くなってしまい6回途中で100球を超えてしまったため、7回からリリーフにマウンドを譲りましたが、6回を投げて被安打3、毎回の奪三振7は素晴らしいの一言ですね。
 長谷川は投げるたびに良くなっているように感じます。今では黒田と同じくらい信頼できる投手になりました。このまま良い形が今季を締めくくり、来期につなげてほしいですね。

  
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