カープな毎日

カープファンのひとりごと。

緒方実践復帰

2007年09月10日 23時18分25秒 | 日記
 今季も残り22試合となり、いよいよシーズンも最終盤となりました。カープはヤクルトと激しい最下位争いを繰り広げています。
 そんな中、ひじ手術から復帰を目指す緒方が、ウエスタン戦に出場しています。昨日の復帰3戦目で初安打を放つなど、復帰に向けて順調に調整が進んでいるようです。この調子なら、9月下旬には1軍合流できそうです。
 しかし、9月下旬となると消化試合になっている可能性もあり、その場合は来期に向けて若手を起用することも考えられます。となると、緒方の1軍復帰は来期にお預けとなるかもしれません。
 今の状態ではヤクルトとゲーム差が大きく開くこともなさそうですから、順位が固定するのは10月に入ってからでしょう。なんとか5位を死守、又は4位浮上のためには、緒方の力が必要になると思われますので、早く復帰してほしいですね。

 明日からは首位阪神との3連戦です。阪神は現在10連勝中と絶好調ですが、セ・リーグで唯一阪神に勝ち越しているのはカープだけです。なんとか、阪神の連勝を止めてやりたいですね。そして、あと1勝で6年ぶりの対阪神の年間勝ち越しが決まるので、長谷川に2勝目をプレゼントして決めたいところです。 
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拙攻響き10回力尽く

2007年09月09日 22時07分08秒 | 試合結果
横浜 012 000 000 1 4
広島 000 110 001 0 3
勝:クルーン3勝1敗24S
セ:加藤5勝4敗1S
敗:永川4勝6敗27S
本:新井25号(広)、 村田25号(横)

 先発大竹は序盤不安定で3点を失いましたが、尻上がりに調子を上げて追加点を与えず、終盤は新勝利の方程式に繋ぎ打線の援護を待ちました。打線は塁上を賑わしながらも、なかなかあと1本がでず追いつけませんでしたが、9回にクルーン1点を奪い同点に追いつきましたが、10回から登板の永川が失策から決勝点を奪われて3連勝はなりませんでした。
 今日の試合で今季の主催試合の観客動員が、3季連続で100万人を突破しました。今季の主催試合62試合目で、昨季より11試合早い突破となりました。これも黒田残留と前田2000安打の効果でしょうかね。

 今日は昨日までとはうって変わって拙攻の連続でした。11安打放つも11残塁で得点は3点のみ。特に6回に無死2塁で新井二ゴロ(走者は3進)、前田三直、栗原敬遠後に、喜田遊ゴロで同点に追いつけなかったのは痛かったです。
 9回の執念の攻撃は良かったですが、ここでもあと一本が出ずサヨナラ機を逃してしまいました。守護神クルーンに対して2死無走者から梵が左前打で出塁、盗塁で2塁に進むと、東出は四球で繋ぎ、アレックスが同点タイムリーを放ったところまでは良かったのですが、なおも2死1,3塁で新井が中飛に倒れてしまいました。この勢いに乗ってサヨナラタイムリーを放ってほしかったですね。
 それでも今日は追撃のきっかけとなるソロ本塁打を含む2安打を放ちました。とりあえず安打が出たことで一安心ですが、2度の得点機に凡退はいけませんね。前半のような勝負強い新井が戻ってきてほしいです。

 大竹は直球が走らず変化球に頼る苦しい投球でした。序盤は制球が定まらず、甘い直球を痛打されていましたが、4回から7回までは1安打に抑える好投を見せました。今までの大竹なら中盤以降も安定せずに失点を重ねて試合を壊してしまっていたでしょう。ところが今日は試合中に修正できたのでしょう。粘り強く打たせて取るピッチングで7回を5安打3失点と先発としての責任は果たしました。大竹の成長を感じた試合ですね。

 終盤は横山、青木勇、永川の磐石のリレーでしたが、10回に相川を東出の失策で出してしまい、仁志に決勝タイムリーを打たれてしまいました。3人で3回を投げて打たれたのはこの仁志の決勝打1本のみ。もちろん死四球もありませんでした。永川に黒星がついてしまいましたが、もちろん永川は責められませんし、この3投手の継投に不安も感じません。残り試合は少ないですが、来期に向けてY(横山)A(青木勇)N(永川)を完成させてもらいたいですね。
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継投ズバリ!

2007年09月08日 23時08分03秒 | 試合結果
横浜 010 000 000 1
広島 000 030 10* 4
勝:宮崎2勝3敗
セ:永川4勝5敗27S
敗:山口2敗
本:栗原21号、尾形2号(以上、広)

 先発の高橋建が胸に打球を当てて降板するも、急遽登板した宮崎が好リリーフで試合を作ると、7回途中からは新勝利の方程式の横山、青木勇、永川が横浜を無安打に抑えました。打線は横浜先発山口を打ちあぐねていましたが、5回に栗原の自己新記録となる21号2ランと尾形のソロで逆転。7回にも梵のタイムリーで追加点を奪っての逆転勝利でした。
 これで4位横浜とは6.5ゲーム差となり、もし明日勝つと5.5ゲームに縮まるので、横浜の姿が少し見え始めるかもしれません。

 先発の高橋建の執念が今日の勝利を呼び込んだと思います。2回に2安打1四球で無死満塁とされ、相川の打球が胸に当たり内野安打となる間に1点を失いましたが、治療後に山口、仁志を連続三振、野中を二ゴロに打ち取り、最小失点で切り抜けました。高橋は大事を取ってこの回で降板しましたが、打球が当たって、しかも無死満塁の絶対絶命の場面を連続三振という最高の形で抑えたのは、高橋の抑えてやるという強い気持ちがあったからでしょう。結果的に、この回を1点で防いだことが、5回の逆転にも繋がっています。そのことを考えると大きな意味を持った投球です。
 なお、高橋は病院には行かず、アイシングで様子を見るとのことなので、大事には至っていないでしょう。一安心ですね。

 今日も横山、青木勇、永川の継投が見事決まりました。3人で2回2/3を無安打に抑えるほぼ完璧なリレーでした。永川が四球を1つ出したためパーフェクトではありませんでしたが、それでもハラハラドキドキの永川劇場にはなっていないので問題ありませんね。やっぱり、この3人は心強いですね。

 打線は4回まで山口の前に無安打で2塁すら踏めない状態でしたが、5回に前田はチーム初安打を放つと、続く栗原が中堅への逆転本塁打。2死後に代打尾形が右翼へ本塁打を放ち追加点を奪い、この回3安打で3点を挙げるとても効率的な攻撃でした。
 一方で気になるのが新井です。今日も無安打で6,7回とチャンスで打席が回ってきましたが、三振と三ゴロに倒れました。特に6回の無死1,2塁は、逆転した次の回なのでぜひとも追加点がほしい場面でしたが三球三振。しかもハーフスイングという中途半端な結果でした。調子を落としているとは思いますが、新井の最大の特徴は思いっきり振りぬくことだと思います。調子が悪いときほど強い気持ちを持って、打席に入ってほしいですね。
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黒田待望の白星!

2007年09月07日 23時15分25秒 | 試合結果
横浜 200 200 000 4
広島 140 010 10* 7
勝:黒田11勝8敗
セ:永川4勝5敗26S
敗:ホセロ3勝4敗2S
本:梵14号(広)、佐伯13号(横)

 先発黒田は今日もピリッとしない投球内容でしたが、打線が横浜の自滅?に上手く乗じて逆転、中押ししたため、黒田に7月24日以来の待望の11勝目が付きました。また、ヤクルトが中日に敗れたため再び5位浮上です。
 
 黒田は6回91球を投げて7安打4失点と黒田にしてはちょっと物足りない内容ですした。スライドの影響があったためか、ストレートが走らず変化球主体のピッチングでした。
 立ち上がりに3長単打で2点を失ったものの、2,3回は三者凡退に抑えたので、立ち直ったかに見えたのですが、4回に佐伯に2ランを打たれて計4失点。初回は不運なバント安打もありましたので、仕方ない部分もありますが、4回の本塁打は直球が真ん中にいってしまった、明らかな失投でした。これで今季の被本塁打は19となり、昨季の12を大きく上回っています。最近は登板する試合で1本ずつ被弾しているのは、ちょっと気になりますね。
 それでも、父親が亡くなってから初めての白星を挙げたことで、気持ちも切り替えられることでしょう。また、勝てないプレッシャーも無くなったと思いますから、次回登板ではきっちり抑えてくれることでしょう。
 黒田の後を受けた横山、青木勇、永川が3回をパーフェクトリリーフでした。やっぱりこの継投が今のカープでもっとも安心して見ていられます。新たな勝利の方程式ですね。

 打線はたった1安打で5点を奪って逆転する驚きの展開。初回は梵が死球で出塁し、バント、パスボールの後、新井の一ゴロで1点。2回は3四球で満塁として梵がチーム初安打となる満塁本塁打で逆転しました。
 5回には東出が死球で出塁し、盗塁、失策の後、栗原の犠飛で、7回にもアレックスが安打で出塁、暴投で2進した後、前田のタイムリーと今日の得点は全て横浜の死四球かミスが絡んでいます。6安打で7点挙げたものの、打ったと言うより横浜から7点もらったといった感じですね。その点では、打線に元気が戻っていないことが心配ですね。
 特に新井が気になります。今日も4打数無安打で4試合連続でタイムリー又は本塁打が出ていません。今日はFAでの去就に関する記事が出ていましたが、まずは本人のコメント通りシーズンに集中してもらい、チームの勝利に貢献してもらいたいですね。もちろん、来シーズンもですね。

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台風9号接近

2007年09月06日 21時59分07秒 | 日記
 台風9号が関東方面に向かって北上中。このため、神宮でのヤクルト戦は早々に中止が決定しました。選手は昼間のうちに新幹線で広島に戻ったようです。
 明日からは苦手横浜戦なので、ヤクルトに連敗したまま帰広するのは残念です。今日の試合は黒田が先発予定だっただけに、勝って弾みをつけて横浜戦に望みたかったですね。
 明日からの先発は黒田、高橋建、大竹になるでしょう。黒田がスライドになりますが、広島への移動が加わっているので、調整が難しいと思われるます。その点では不安要素があるのが気になります。
 チームに余裕があれば、黒田の登板を飛ばして、次回登板に万全を期すこともできるでしょうが、カープにはそんな余裕はありません。厳しい条件での登板になると思われますが、黒田にはがんばってもらいたいです。

 逆に元気の無い打線にとっては、気分転換の中止になると良いのですが…。1日間が空いて気分一新で横浜戦に望んでもらいたいですね。明日は台風一過で打線もすっきりと打ちまくってください!!
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連日の貧打で最下位転落

2007年09月05日 23時05分06秒 | 試合結果
広島 100 001 001 3
ヤクルト 002 021 00* 5
勝:石井一7勝8敗
セ:館山3勝11敗2S
敗:青木高3勝10敗
本:アレックス7号(広)、宮出9号、川本4号(以上、ヤ)
 
 幸先良くアレックスの本塁打で先制するも、打線がヤクルト先発石井一の前に沈黙。昨日は3安打、今日は5安打と元気がなく、好機でもタイムリー欠乏症。先発の青木高も4回に逆転を許すと、5回にまたしても宮出に手痛い2ランを被弾してしまいました。
 ヤクルトに連敗したことで借金が今季最多タイの21に戻り、最下位に転落してしまいました。

 先発青木高は5回9安打4失点でした。全体的に丁寧な投球をしてましたが、いつもよりも甘いが球多く、それを逃さず打たれた感じですね。特に、宮出は今日も失投を逃さずスタンドまで運ばれてしまいました。無死1塁からラミレス、ガイエルを打ち取って、2死1塁とした後だったことを考えると、とても痛い本塁打でした。
 後半戦に入ってからは、黒星が付いていなかったので、ツキも変わったと思っていましたが、ついに黒星がついてしまいましたね。また、白星が付かない病が再発しないと良いのですが…。

 打線は初回にアレックスの本塁打で幸先良く先制するも、3回から8回までたったの1安打に封じられました。その中で6回に1安打2死四球で得た無死満塁の大チャンスがありましたが、アレックス三振、新井3ゴロ、栗原遊ゴロで挙げた得点は新井の3ゴロの間の1点のみ。ここでせめてもう1点入っていれば、試合の流れも変わっていたでしょうね。この直後にヤクルトが5点目を挙げたことと無関係ではありません。これが試合の流れというものです。
 9回も新井の四球と栗原の2塁打で1死2,3塁としましたが、代打の前田と嶋が打ち取られて、結局、前田の二ゴロで1点を挙げるのが精一杯。
 5回も9回も死四球が絡んでいたので、いわば相手からもらったチャンスです。それを攻めきれない攻撃陣はいけませんね。だから、試合後のブラウン監督が神宮では迫力が無いと言っていたのも頷けますね。
 昨日、今日と前田が休養でスタメンから外れていたことも影響しているのでしょうか?明日は、前田もスタメン復帰するでしょうから、打線の爆発に期待したいところです。
 
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長谷川1球に泣く

2007年09月04日 23時09分35秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
ヤクルト 010 000 00* 1
勝:グライシンガー14勝5敗
敗:長谷川1勝4敗
本:宮出8号(ヤ)

 右ひざ痛で登録抹消されていた長谷川は、今日再登録され即先発し、見事にヤクルト打線を抑えましたが、打線がヤクルト先発グライシンガーの前に完封されてしまい、またしても長谷川に白星はつきませんでした。

 長谷川は7回3安打1失点と、ブランクを感じさせない素晴らしい投球内容でしたが、2回に宮出に浴びた1発が決勝点となってしまい、4敗目を喫してしまいました。今日は多少制球に苦しんだようですが、直球が走っており、それを軸にして変化球を織り交ぜて、ヤクルト打線に凡打の山を築かせました。ただ、宮出に本塁打された1球はフォークが高目に入ってしまいました。たぶん失投でしょう。その1球が命取りになってしまうのですねぇ。1球1球に集中して投げなければいけないことを痛感しました。
 今日の投球内容であれば、白星を付けてあげてほしかったですね。長谷川が先発すると打線が沈黙するパターンが続いています。もちろん今日は相手がハーラートップのグライシンガーなので大量得点は望めませんが、それ以上に打線が援護しなければというプレッシャーでも感じているのでしょうか。

 打線はグライシンガーの前に散発3安打に封じられてしまい、3塁すら踏むことができませんでした。特に中盤5回以降は一人も走者を出すことができない貧打ぶり。唯一にチャンスは2回に新井、栗原の連打で無死1,2塁としましたが、後続の廣瀬、嶋、石原があっさり凡退して先制機を逃してしまいました。
 結果的に、このチャンスをものにできなかったことが、最後まで響いてしまいました。ヤクルト先発を考えると、この場面はチーム打撃で確実に走者を3塁まで進めて、犠飛などで得点してほしかったところです。やはり、まだまだケース打撃が浸透していませんね。
 今日は、相手が悪かったと思って、気持ちを切り替えて明日の試合に臨んでもらいたいですね。

 先日2000安打を達成した前田が広島県民栄誉賞を受賞することとなったようです。過去にカープからは山本浩二、衣笠祥雄、北別府学、野村謙二郎に続き5人目の受賞です。おめでとうございます!
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最下位攻防戦

2007年09月03日 23時09分28秒 | 日記
 前田が2000安打を達成した1日の試合から、チームの雰囲気が良くなったように感じます。もちろん、前田が大記録を達成したこともあると思いますが、カープファンが埋め尽くす大観衆の前で試合をしたことで、選手のモチベーションが高くなっているのだと思います。残りシーズンは約1ヶ月ですが、この雰囲気を維持して、少しでも多くの白星を挙げてほしいですね。
 明日からはヤクルトとの最下位攻防戦が始まります。現在1ゲーム差がついているので、最低でも勝ち越してゲーム差を2に広げておきたいところです。
 右ひざ痛で登録抹消されていた長谷川が練習に合流しており、今日登録抹消された梅津と入れ替えで明日登録、即先発となると思われますので、安定感抜群の長谷川先発となると明日の試合は確実に勝って3連勝といきたいですね。
 2戦目は青木高、3戦目は黒田が予想されます。カープとしては白星を計算できる投手が先発するので、あわよくば同一カード3連勝といきたいところですが、そんな甘いことを考えると痛い目に遭うので、とりあえず2勝1敗が目標ですね。でも、今のチーム状態なら3連勝も狙えそうですけどね。
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前田から御礼の白星

2007年09月02日 22時40分02秒 | 試合結果
中日 000 020 000 2
広島 103 000 20* 6
勝:大竹7勝8敗
敗:中田11勝7敗
本:前田13号、梵13号(以上、広)

 昨日の2000安打達成の余韻が残る中、前田が3安打5打点の大活躍でファンに御礼の勝利をプレゼントしてくれました。昨日のインタビューで残り試合で少しでも多くファンに勝ち星を送りたいと言っていましたが、早速その言葉を実行してくれました。
 初回の第1打席で中前タイムリーを放ち先制、3回には右翼への3ランで追加点をたたき出すと、2点を返されて迎えた7回の第4打席では中前タイムリーでダメ押しと、正に前田の一人舞台でした。
 2打席目の本塁打は前田らしい鋭い打球が右翼席に突き刺さりました。会心の当たりだったと思います。昨日はテレビの取材などで大変だったと思いますが、その疲れを見せず、続けて結果を出すところは、さすが天才打者ですね。この野球に対する姿勢を周りの選手も見習って、前田に続いて偉業を達成する選手が誕生してほしいですね。
 そして見逃せないのが、梵、東出、アレックスですね。3人とも2安打を放ち、5得点ときっちりをチャンスメイクしています。この3人の出塁が前田の活躍をアシストしていましたね。上位が出塁することの大切さを実感しました。

 先発の大竹は序盤素晴らしい投球を披露してくれましたが、5,6回当たりに突如別人になってしまいました。4回までは球威、制球、球のキレどれをとっても申し分なく、1安打1四球で2塁すら踏ませないほぼ完璧な内容でした。ところが5回に安打と失策で1死1,2塁とすると、突如制球を乱して2回も暴投するなど1安打で2点を失ってしまいました。6回も井端、荒木へは素晴らしい投球で簡単に2死を取った後、中村紀、ウッズ、森野に3連続四球で満塁のピンチを招いてしまい、ここで降板となってしまいました。
 5回も6回も走者を背負ってから、急にマウンドで落ち着きがなくなり、投げ急いでいるように見えました。大竹の課題である精神面の弱さが出てしまったのでしょう。この2つの場面以外は素晴らしい球を投げていたので、もっと自分を信じて思い切って投げてもらいたいですね。今日の大竹を見ているとまだまだ安心できそうにありません。

 その大竹の後を受けた、佐竹、横山、青木勇、永川が無安打で一人の走者も出さない完璧なリリーフでした。特に佐竹は大竹の作った2死満塁で李を三振に仕留めたのは大きかったです。あの場面で1点でも返されると一気に中日ペースになってしまうところでした。横山、青木勇、永川のリレーは最近の勝ちパターンになってきました。横山、青木勇は安定感があり見ていても安心していられます。これで中継ぎの勝ちパターンも決まってきましたね。
 


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前田2000安打を劇的勝利で飾る!

2007年09月01日 23時34分01秒 | 試合結果
中日 110 032 000 7
広島 300 001 28* 14
勝:青木勇1勝1敗
敗:岡本3勝2敗
本:梵12号、新井24号、栗原19号、20号、嶋10号(以上広)、中村紀16号、ウッズ32号、立浪2号(以上、中)

 前田選手が8回に右前安打を放ち、通算2000本安打を達成しました!おめでとうございます!95年に右アキレス腱断裂の大ケガを負ったシーンは今でもはっきりを覚えています。翌年見事復活するも、度重なる足の故障で何度も辛いシーズンを過ごしてきただけに、達成したときの感動も大きかったですね。試合後のインタビューを聞いていると思わず涙が出できてしまいました。本当におめでとうございます。これからも、まだまだ安打を積み重ねていって、チームの勝利に貢献してもらい、チームを優勝に導いてもらいたいですね。

 試合内容は前田2000本安打達成を演出するかのような展開でした。初回こそ梵、新井の本塁打で3点を挙げるも、2回以降は拙攻の連続で、嫌な空気が流れ始めると、先発高橋四球から崩れて逆転さてれしまい、2番手フェルナンデスも失点する最悪の展開でした。
 こんな寂しい試合で前田が2000安打を達成しても喜び半減だと思っていましたが、6回栗原が追撃のソロ本塁打を放つと、打線が目覚め7回にアレックスが2点タイムリーで1点差に詰め寄りました。7回に前田の第4打席が回って安打が出なかったので、今日の記録達成はお預けだと思っていましたが、8回にドラマは待っていました!先頭栗原の四球を足がかりにして、1死1,3塁とすると代打嶋が逆転3ラン。ここからは前田に繋げとばかりに梵四球、東出安打、新井四球で2死満塁として、前田に第5打席が回ってきました。前田はその期待に見事答えて右翼への2点タイムリーを放ちダメ押し点を挙げました。仕上げは栗原の3ランという花火で偉業達成を祝いました!
 8回の攻撃は何だか神がかり的でしたね。きっと、各選手が前田の2000安打達成を望み、そして偉業達成を祝福するために集まった29541人のファンのためにも何とかしてもう1打席回そうと必死になったのでしょう。これこそALL-INの真髄ですね。前田の偉業達成は、劇的逆転勝利というスパイスでより一層感動的な展開となりました。この感動的な展開の影には8回に見事繋いだ栗原、廣瀬、森笠、嶋、梵、東出、アレックス、新井がいます。そして、それを後押しした29541人のファンの声援もありました。本当に感謝感謝です。
 今日の試合でファンの声援が選手に大きな力を与えることを実感しました。もっと球場で応援しなければ、と思いましたね。
 今日は各局のスポーツニュースをハシゴして、明日はスポーツ紙を買いあさります。そして、もちろん記録達成の記念グッズも購入しなければ。
 
 先発高橋は5回9安打5失点と本来の投球ができず、4回を除き毎回安打を打たれる苦しい投球でした。特に5回は四球をきっかけに3点を失ってしまいました。こう言う無駄な四球を出してはいけませんね。前田の2000安打もあり、気負いすぎたのかもしれません。次回にはしっかり修正してもらいたいですね。

   
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