カープな毎日

カープファンのひとりごと。

四球で自滅

2007年09月13日 23時23分14秒 | 試合結果
阪神 000 014 000 5
広島 000 100 002 3
勝:江草5勝
敗:上野1勝1敗
本:栗原24号(広)、金本29号(神)

昨日までとは反対にカープが死四球を与えて失点を重ねてしまいました。先発高橋を5回で降板させて継投勝負に出ましたが、上野、佐竹、林が1死も取れず3人で2安打4死四球の大乱調で4点を失ってしまいました。打線は4回に赤星のミスに乗じて幸先良く先制し、阪神を上回る10安打放ちましたが、併殺、盗塁死、暴走の拙攻で流れを掴めませんでした。

 最大のポイントは5回と6回ですね。5回表に先発高橋が金本に同点本塁打を打たれて、その後3連続四球でピンチを迎えましたが、阪神の守備妨害にも助けられて追加点を与えませんでした。この時点では前回の横浜戦を思い出して、3連勝もいけるかもと思いました。案の定、その裏2死無走者から森笠、石原の連打で2,3塁のチャンスを作りましたが、高橋の代打井生が敢え無く空振り三振に倒れ得点できませんでした。
 この采配は、阪神にJFKを使わせないように早めの勝負に出たことと、高橋の球数が87と多く、5回にピンチを迎えたため早めの交代を考えた結果でしょう。しかし、高橋は続投させても良かったと思います。高橋は5回こそ乱れましたが、5回3安打1失点と好投していましたし、2死無走者となった時点で、ブルペンも6回は高橋が投げると思っていたでしょう。もしこの回得点できなくても6回は1番からの攻撃になりますし、高橋はバッティングも良いのでそのまま打たせても良かったと思います。

 そしてもうひとつのポイントは6回から登板の上野が赤星に死球、シーツにポテンヒットを打たれで無死1,2塁としたところで、金本に対して左の佐竹と投入しました。この場面はフェルナンデスだったと思います。金本はフェルに全くタイミングが合っていないので、内野ゴロ併殺の可能性が高くなったはずです。
 たぶん、制球に不安のあるフェルでは四球を出す可能性があったので、佐竹を選択したと思われますが、結果的に佐竹は四球を与えて傷口を広げてしまいました。継いだ林も連続押し出し四球に2点タイムリーを打たれ勝負が決まってしまいました。その後のピンチはフェルが完璧に抑えただけに残念な継投でした。

 この試合唯一の救いは9回に藤川から栗原が2ランを放ち、阪神に簡単に勝たせなかったことくらいですね。これで3試合連続で本塁打を放ち、今日も2安打と栗原のバットは手がつけられません。このままなら9月月間MVPも狙えそうです。この調子を維持していってもらいたいですね。

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