議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

特管の条文がガラリと変わりました

2013年05月29日 09時07分31秒 | 通知等インデックス
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私事ですが、GW中に引越しをして、その後もバタバタ。
ブログどころではなかったのですが、6月にはいると毎週3~4回はセミナーが
入るため、これも忙しく。

ということで、「これだけはお伝えしたい」と思ったことを、取り急ぎお伝えします。

さて皆様、新しい三段対照を手に入れられたでしょうか。特管の改正がされた
ばかりですが、ちゃんと反映されています。その特管のところですが、
ジオキサンの追加とジクロロエチレンの基準変更、その他だけではなく、条文全体が
変わっています。

施行令、施行規則の新旧対象を見ると、「なんじゃこりゃ」という感想です。
ちょっと、慌てませんか?

施行令改正
 
施行規則改正
 

三段対照も、昔のものと比べると、その差が一目瞭然。びっくりします。

どうやら、「イロハ」が最後まで行ってしまい、ジオキサンの追加ができなかった
ようで、構成をやり直したようです。内容は、変わっていないそうですので、ご安心
ください。
それに、こっちのほうが見やすくなりましたね。

イロハを最後まで知りたい方は、古い廃棄物処理法の施行令第2条の4を見るとよい、
ということですね。古典も学べる廃棄物処理法・・・

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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北九州エコエナジーが撤退します。
記事はこちら

つまり、「思ったより儲からない」ということなのでしょう。

大会社がバックにあるから撤退できますが、専業の処理業者はそうは行きません。
叩きあいで大変ですが、はやいとこ撤退、M&Aで業界再編しないといけません。

ちなみに、同社HPによると、
「北九州エコタウン計画において国内初のゼロエミッション型リサイクル産業団地
 を具現化する為に必要不可欠な、中核的施設です」
とのこと。

中核的施設がなくなるということは、エコタウンの先行きは不安??なのでしょうか。
よく分かりませんが、アミタの北九州の製造所では、撤退を踏まえて営業活動を
しているようです。業績好調の製造所です。北九州地区に製造拠点がある会社は、
是非ご相談ください。

アミタ北九州循環資源製造所
 

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