議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

現地確認実施の根拠について[5]

2006年03月16日 17時49分23秒 | コンサル日誌
 「廃棄物の処理を委託しているものの責任として、その状況を確認するのは当然である。」

 「現地確認を実施する目的は何ですか」と聞くと、このように回答されることがあります。やはり、現地確認の根拠として社会的責任(CSR)を考えないわけにはいきません。

■□現地確認の実施状況⇒CSRへの意気込み□■
 私の実感としても、現地確認の取り組みレベルと、社員の方の社会性への意識レベルには相関があると感じます。

取り組みレベルとしては、

 ●教育の実施状況   =定期的に実施しているか。
 ●現地確認の対象範囲=最終処分先を確認するのか。工場以外の部署は確認するのか。
 ●下地確認の実施頻度=毎年なのか、不定期なのか。
 ●チェックリストの質  =判断基準は明確か、現実的なチェック項目か。
 ●情報共有       =社内で現地確認結果の共有が行われているか。

などが挙げられます。

皆さんの会社では、いかがでしょうか。

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