議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

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2009年12月10日 05時38分20秒 | 日経エコロジー
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 頻繁に質問を頂くテーマ「テナント廃棄物」について、日経エコロジーの最新号で取上げました。

 以下、言いたかったことを要約します。
「テナントが排出者責任を負うといわれても、そのテナントは処理業者の選定権限すら持っていない。このように権限と責任の所在が違う規制はナンセンスである。現場の状況を踏まえて早急に改善すべきだ」
 ということです。

 現実的に順守可能な規制、「守ってください」と胸を張ってアドバイスできるような法律にしてもらわないと、その法律全体の信頼性を失うことになりかねません。それこそ、「あぁ、あのふざけた法律ね、守ってもらうつもりないんでしょ」になりかねません。
 近い将来、「なるほど、この法律によって社会が良くなるね」と思える法律に改正しなければならないと思います。

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1 コメント

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同感です (廃棄は禅 問答)
2009-12-10 22:09:03
ついさきほど読ませていただいたところです。

拳を握りながら読ませていただきましたよ。
まったくそのとおりだと思います。

環境省の外郭団体等が雑居ビルに入って、この件で現実に困ってる実体験なんかあったりしないもんなんですかね。
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