三枝草日記

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佐伯義郎展

2015-05-22 13:21:19 | 教養・文化

 昨日は二十四節気の小満であった。風薫るさわやかな五月晴れのもと、緑滴る山並みを仰ぎながら中国自動車道を西に向かって車をとばした。中国自動車道の佐用インターより西に行くのは、随分久し振りのことである。前後に車の姿は殆どなく、よく空いていたが急カーブや急勾配の坂道があり、しかも工事中の区間も多く走り難かった。途中携帯の着信があったので、勝央SAと七塚原SAで小休憩して、目的の佐伯義郎展が開催されている三次市三良坂平和美術館に11時前に着いた。佐伯義郎は宮澤賢治の挿絵や装丁、岩波書店の広辞苑の挿絵を手掛けた画家であり詩人でもある。京都在住の奥様より案内を頂いていたので、何とか期間中に行くことが出来て良かった。宮澤賢治童話集の挿絵、広辞苑、教科書等のカット、ガリ版刷り絵入詩集や豆本、版画、油彩、水彩、素描を含め600余点のアトリエに残されていた作品が一堂に展示されている。繊細なタッチと配色が施された素晴らしい作品の数々に触れ心が満たされた感じであった。

 素晴らしい作品を観賞した後、近くの三次ワイナリーでバーベキューの昼食と買い物を済ませてから帰路に着いた。帰りは3月に開通した中国縦断自動車道・中国やまなみ街道(尾道・松江線)を通り山陽自動車道で帰った。中国やまなみ街道の世羅以北は今春開通したところでカーナビにも出てなく、通行料金も無料になっていたので帰りの山陽自動車道の方が通行料金は安かった。しかも通行量は少なく、距離的には若干遠回りになったが、走りやすく思いのほか早く帰ることが出来た。これだけの距離をドライブするのは随分久し振りのことであったが、疲れはそんなに感じなかった。まだ若い

 



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