三枝草日記

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秋祭りとアサギマダラ

2017-10-16 11:10:47 | 日記・エッセイ・コラム

 いつも間にやら日が経ち、気がつけば秋祭りのシーズンとなった。播州地方は祭り一色、昨日は灘のけんか祭りで有名な姫路白浜町、松原八幡神社の秋季例大祭の本宮であった。昨日は生憎の小雨模様の天候であったが、先週は真夏を思わせるような陽気に恵まれ夢前町前之庄、天神社の秋祭りが盛大に行われた。今年は太鼓の音に誘われ、特に用事もなかったので久し振りに天神社に足を運んでみた。神輿を担いで124段の石段を駆け上あがる、石段上がりは迫力満点、氏子の気合と団結力で無事宮入ができた。近年、氏子の高齢化と若者が都会へ行き、伝統の石段上りを維持していくのも大変なようだ。滅多に出会うことのない教え子や大勢の方と近況を話したりして、寛ぎの時を過ごせたのも良かった。

 この時期になるとアサギマダラが秋の七草の一つ藤袴の蜜を求めて毎年飛んで来る。今年も10月1日に例年より早く1匹(頭)姿を見せが、それ以後、時々1,2匹が飛来する程度で期待外れに終わっていた。毎日のようにアサギマダラの撮影に来られる方も気の毒であった。ところが13日(金)14(土)に一挙に十数匹(頭)が乱舞していてアサギマダラの習性は凄いなあと思った。アサギマダラは春から夏にかけては本州等の標高1000メートルから2000メートルほどの涼しい高原地帯を繁殖地とし、秋、気温の低下と共に適温の生活地を求めて南方へ移動を開始しする渡り蝶なので、先週は真夏のような天候が影響したのかも知れない。チョウは昆虫の一種ですが正しい数え方は1頭、2頭だそうだ。目からウロコサギマダラの飛来を新聞社に連絡したが、この時期、秋祭りと今年は衆議院選挙が重なり記事にならないようだ。(昨年は朝日新聞に掲載された) 選挙や祭りが終わった頃にはアサギマダラは飛び去っていて後の祭りだ。

 



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