三枝草日記

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旅行

2014-08-29 14:51:40 | 旅行記
 忙しかった8月も終わりに近づき、慰労を兼ねて万座温泉に出かけた。途中世界遺産に登録された富岡製糸場を見学した。富岡製糸場の建造物群はフランス人による設計図と日本人大工の建築技術により、屋根は日本瓦をのせた和洋折衷の大規模な木骨煉瓦造りという特殊な構造で、1872年(明治5年)操業を開始した。繰糸場の天井は中央に柱がないトラス構造になっていて繰糸機は当時としては世界最大級といわれた。ガイドさんが柱がないので走らないように静かに見学して下さいとダジャレを言ったので思わずふきだした。製糸場というと野麦峠のイメージが強いが、富岡製糸場は官営であったため、診療所や病室も備え労働時間も7時間30分と今と変わりなく寄宿舎の食事も三食出され、それ程過酷な労働ではなかったようだ。万座温泉への万座ハイウエーが台風による土砂崩れで閉鎖されていて、別のルートを通って万座温泉へ向かった。たまたま民主党政権下で物議を醸した八ツ場ダムの吾妻川中流域を通ったが橋脚、道路、鉄道などの付帯工事はかなり進んでいた。
 その後、万座プリンスホテルに宿泊した。万座温泉へ行くのは実に30数年ぶりのことであった。当寺、鹿谷中学校が修学旅行で数年間信州方面へ行っていたことがあり、修学旅行の引率で2回万座温泉で宿泊したことがあった。信州方面へ修学旅行に行く中学校は数少ないようだった。万座温泉の湯は硫黄泉で乳白色、独特の臭いはあるが、海抜1800mの雲上の露天風呂は、遥かに広がる山並みの絶景を望むことができ最高だ。当夜は曇っていたので、満天の星を仰ぐことはできなかった。一風呂浴びてフランス料理のディナーとなった。風呂上がりの浴衣姿でフランス料理を食べるのは初めて何か似つかわしくなかったが、リラックスできて料理を味わえて良かった。└|∵|┐ウマイ♪
 帰りは草津温泉、軽井沢周辺を散策したが、行く夏を惜しむように大勢の観光客であふれていた。天候は両日とも雨の予報が出ていて、雨の準備を周到にして出かけたが、機上やバスの中では雨が降っていたが、現地に到着する頃には雨はピッシャと止み傘の出番はなかった。それどころか軽井沢の気温は18℃前後と10月頃の気温で肌寒い位であった。
 帰路、羽田発の飛行機が遅れ、夜中の中国道を走ったが、夜間高速度を走るのは久しぶりの事で見難く目が疲れた。動体視力がおちてきているようだ。
 温泉に浸かり美味しいものを食べ最高にリフレッシュ、夏の疲れを癒すことができ9月からも頑張れそうだ。(-^0^)人(^0^-)イェ~イ☆
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温泉旅行

2014-04-11 22:56:46 | 旅行記
 先週までむちゃくちゃ忙しい日が続いていたが、ここにきて少し余裕も出てきた。これから5月の連休にかけて更に忙しくなりそうなので、その間隙を縫って気分転換の息抜きに古牧温泉まで湯治に出かけた。大阪空港(伊丹)~三沢空港の便が昨年3月より運航再開されて大変便利になった。昨日、12:00大阪発の便で三沢空港に到着。八食センター(活気溢れる東北最大級の市場)、葦毛崎展望台(三陸復興国立公園指定の景勝地)、蕪嶋神社(ウミネコが生息し、青森県を代表するパワースポット)に寄り17:00チェックインした。夕食後、ねぶた祭りのお囃子や津軽三味線のショーを見学した。青森民謡津軽じょんがら節が有名であるが、じょんがら節に合わせて三味線ならぬスコップ三味線の披露もあった。
 翌日はチェックアウトが12:00と時間がたっぷりあったので、源泉かけ流しの湯に浸かったり、移築した渋沢栄一の別邸や南部曲り家などの建物が点在している広大な庭園を散策した。退職してから西に向かって旅行したことがなく、東北地方が圧倒的に多い。なぜ東北に魅せられるのか分からないが、九州地方は修学旅行で毎年行っていたことも一因かも知れない。それと東北地方は原風景が残っており、郷土料理が美味しく人情にもあつい。秘湯と言われる温泉も多く(乳頭温泉、青荷温泉、玉川温泉、不老不死温泉、酸ヶ湯温泉等)、秋田美人、米沢美人に代表される美人も多い。乳頭温泉は乳頭温泉郷といわれ七つの温泉があるが、まだ一ヵ所は行っていない。冬季は閉鎖されてしまうので行き難い。
 三沢空港は民間と航空自衛隊、在日米軍が共同で使用している国内唯一の空港なので、戦闘機が絶えず離着陸を繰り返していた。空港のレストランでも滑走路に面した窓際にカウンターの席があり、そこから昼食を食べながら離着陸する戦闘機を眺めることができた。着陸の時はそれ程騒音はしないが、離陸する時は凄い爆音を響かせていた。
 
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有馬温泉

2014-01-22 16:31:57 | 旅行記

 20日は大寒、1年の内でこの時期が一番寒いと言われるが、暦どおりの寒い日が続いている。週末には寒さも少しやわらぐようなので、ホッとできそうだ。げんかんのなか(厳寒の中)げんかんのなか(玄関の中)の正月用生花も長持ちし来客の目を和ませている。
 年末年始から超多忙な毎日であったが、空白の2日間を利用して身体のケアを兼ね有馬温泉に湯治に出かけた。寒い時は温泉に限る。を飛ばして約1時間、午後出て翌日の昼頃には帰れる近場にありながら、有馬温泉には行ったことが殆どない。有馬は高級で高いというイメージがあるのも事実かも知れない。しかし、正月明けのこの時期は宿泊客も減り、旅館は稼働率を上げるためにスペシャルデーを設け料金を低く抑えている。欽山、有馬グランドホテルなどの高級旅館も例外ではない。有馬と言えども客が来なければやっていけない。元湯「古泉閣」に宿泊したが、リーズナブルな料金で温泉も良く、料理・サービスとも申し分なく満足であった。昨年より足の痛みで整形外科でリハビリを受けても一向に治る兆しがなかったが、不思議なもので温泉に浸かると身体もほっこり足の痛みもスッキリしたようだ。度々行けたら良いが、足の痛みはとれても懐が痛む。
 朝起きてみると周りはうっすらと雪化粧、道路の凍結も考え旅館をゆっくりと出た。それでも昼前に帰ってしまいそうだったので、近くの神戸三田プレミアム・アウトレットに寄ってみた。特に何も買う当てもなくウィンドウショッピングを楽しんだ。ロサンゼルス郊外の高級住宅地「パサディナ」をイメージした店舗が220あり西日本最大級の広さである。ブラブラしても結構時間がかかり、イタリアンの昼食をそこで済ませて帰って来た。
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竹田城跡・砥峰高原

2013-10-28 19:56:20 | 旅行記
 台風27号、28号も偏西風に乗って足早に通過し、今日は大陸から張り出した高気圧に大きくおおわれ、絶好の秋晴れとなった。秋の陽気に誘われ思い立ったが吉日とばかり、昼前より「軍師官兵衛」のロケが行われた「竹田城跡」「砥峰高原」を足早に回って来た。播但連絡道路朝来サービスエリアで昼食を済ませ、まず竹田城跡に向かった。平日の月曜日は人出は少ないとの読みは外れ、どの駐車場も満車で2.3時間待ちの有り様であった。50数年前、高校の見学旅行で行った時は、何の変てつも無かったような記憶が微かに残っているが、今や天空の城ブーム、「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれ、高倉健さん主演の「あなたへ」のロケ地としても利用された。車も他府県ナンバーが目立ち阪急トラピックスやクラブツーリズムといった団体バスも数台来ていた。何とか山城の里駐車場の空スペースに駐車でき、約2Km程歩いて城跡に上った。遺構に至る道路の一部が工事中のため遊歩道を通る所は、狭くなっていて大勢の人でスムーズには歩けない程であった。そんな坂道を歩いていると汗ばむようになり、羽織っていたウインドウブレーカーを「プロジューサー巻き」にした。このファッションが最近流行っていて一度やってみたかった。尤も首に巻くのはセーターやカーディガンのようでその方が格好良い。大相撲の大関琴欧州関も来ていたようで、晩のNHKローカルニュースで知った。
 砥峰高原も時間的に遅くなり、2年前に行ったこともあり、どうしようか迷ったが帰り道になるので寄ってみた。ススキも見頃を少し過ぎていたが、一見の価値はあった。ここも「ノルウェイの森」や「平清盛」最近では「軍師官兵衛」のロケが行われ、全国区になりつつある。
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立石寺・瑞巌寺

2013-06-21 14:14:15 | 旅行記
 山寺の愛称で知られる山形県の名刹立石寺は、慈覚大師の開基と言われ、今年は慈覚大師の1150年の御遠忌に当たる。芭蕉が立石寺に参詣した際に詠んだ「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」の句でも知られている。その立石寺では御遠忌を記念して4月27日から5月31日までの1か月、50年ぶりに秘仏御本尊「薬師如来」の御開帳となり、多くの参拝者で賑わった。千載一遇の機会を逃すまいと、比較的観光客が少ない御開帳終了後の梅雨時を選んで参拝に出かけた。18日に東北地方も梅雨入りし、午前中は雨が降っていたが立石寺に着いた頃には立石寺は雨上がりの静寂に包まれていた。
 当日は自然に囲まれた蔵王四季のホテルに宿泊したが、木々のざわめき、肌をなでる風が心地よかった。離れ湯の硫黄の匂いと真っ白な源泉かけ流しの湯に浸かり、立石寺の奥の院まで800段余りの石段を駆け上がった疲れを癒すことができた。夕食も地元の食材がふんだんに使われていて、特に山形名物のいも煮の味は格別であった。
 翌日、関西地方は雨のようであったが、東北地方は梅雨の晴れ間が広がり、晴れ男の面目躍如たるものがあった。山形と言えばさくらんぼ(桜桃)。地理の授業で山形の名産は?桜桃(おうとう)と答えると、おうとうとよく言ったものだ。そんなことを思い出した。天童、寒河江の郊外の果樹園ではさくらんぼが、たわわに実っていた。山形に来たもう一つの目的はさくらんぼ狩りであった。果樹園に入り、熟した佐藤錦をほおばった。
 一度は行ってみたいと思っていた、銀山温泉にも足を延ばした。ここはNHK連続テレビ「おしん」の舞台になったことで一躍脚光を浴び、全国的に知られるようになった。郷愁を感じるノスタルジックな町並みが残る温泉街を散策できて良かった。
 帰りに14年ぶりに松島に行き、30分間の芭蕉コースの遊覧船に乗った。女性のベテランガイドの軽妙洒脱な話術でお客の笑いを誘っていた。芭蕉コースは場所(コース)を外れると座礁するよ!とか言ってダジャレもうまかった。瑞巌寺は平成の大修理中で本堂は拝観できなかった。ここでも東日本大震災の爪痕を垣間見た。松島湾は島々が点在しており、それが緩衝材となり津波のエネルギー弱め、テレビの映像で見るような勢いではなく、2メートル程の津波がゆっくり押し寄せたため周辺自治体と比べ、被害は比較的少なかったようだ。
 この旅行には、まだ付録があって大変であった。行きの伊丹発は仙台空港が濃霧のため、伊丹に引き返すか羽田空港に着陸するかも知れないと言うアナウンスがあったが、無事仙台空港に着陸できホッとした。ところが、行きはよいよい帰りは恐いの通り、帰りの飛行機が伊丹空港で落雷にあい、機体点検のため何時発てるか分からないとのことであった。伊丹発、仙台行きの飛行機が折り返し、仙台から伊丹に向かうため、機体点検にどの位の時間を要するか不明のようであった。その時点で今日中に帰れるか不安になった。かと言ってじっと待っていても仕方がないので、JALから支給された食事券を使って、仙台名物牛タン定食で腹ごしらえをし、時間を過ごした。何とか大幅に遅れて出発できたが、伊丹は騒音問題で夜間の着陸はできず、関西空港に変更された。伊丹空港前の駐車場に車を預けていたので、そこからリムジンバスで伊丹まで1時間余り、帰宅した時にはとっくに日が変わっていた。それでも無事に帰れてよかった。
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