JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

9月分QSL発送しました

2020-09-16 | QSL発送情報
9月分のQSLを本日ビューロー宛発送しました。

・7/4の沖縄県国頭郡大宜味村移動の約半分
・7/5の沖縄県島尻郡久米島町移動の全て
・7/6の沖縄県中頭郡北中城村移動の約2/3
を発送しました。

しかしながら
・7/18~19の福岡県移動の全て
・8/1~2の香川県移動の全て
は送りきれず未発送となっています。

順次発送しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
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浄土宗京都教区の特別大公開は中止に

2020-09-15 | 御朱印めぐり
毎年10月に開催されていた浄土宗 京都教区の特別大公開は中止と決まりました。ソースはこちら。ちょうど良い季節に開かれる面白いイベントでしたので残念です。

当初10/1~25で予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で開催困難との結論に至り一転して中止と決まったようです。来年は開催したいとのことです。


今年は近鉄が「1dayおでかけきっぷ」という大阪・京都・奈良エリア内の近鉄線が1,000円で1日乗り放題の破格の切符を出しています。これを活用することも検討してみてください。
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移動耳より情報

2020-09-14 | シャック便り
[内海フェリーが事実上の廃業へ]
高松-小豆島草壁を結んでいる内海フェリーが両備グループに全株式を譲渡することが明らかになりました。合わせて両備グループは来年3/11より内海フェリーの航路を休止することを発表、内海フェリーは事実上の廃業となります。

内海フェリーは今年新船を建造中で間もなく就航の運びでしたが新型コロナウイルスの影響で乗客が激減、加えて現在の船の売却も進まず資金繰りが悪化していました。倒産を回避するため両備に経営権を譲渡する模様です。

両備がほとんど使わないまま用済みになってしまう新船をどう処遇するのか注目されます。これまでの内海フェリーの船より小型の船であるため両備系の国際フェリーでも使いづらいく就航早々売却という最悪の結果になることも考えられます。

内海フェリーの失敗は国際フェリーと合併できなかったことで、国際フェリーが両備グループに買収され、残った内海フェリーも両備に身売りする結果となりました。


[安栄観光・八重山観光フェリーが共同運航を廃止へ]
石垣島から竹富島・西表島などへの高速船を運航している安栄観光八重山観光フェリーが2010年より行ってきた共同運航を10/1より廃止することになりました。

これに伴い往復乗船券、乗り放題チケットを含め他社便での利用が一切できなくなります。往復乗船券の割引額は高くないため、帰り便の予定が決まっていない場合は片道のみの購入とした方が無難です。

両社は第三の会社である石垣島ドリーム観光が2007年に高速船に参入したことに伴い共同運航に踏み切りましたが、石垣島ドリーム観光が2018年に定期船運航から撤退、近年は八重山観光フェリーが波照間島への不定期航路を開設するなど再び競合関係に変わってきたことが背景にあるものと思われます。


[ジャンボフェリーが個室販売便を拡大]
神戸-小豆島-高松のジャンボフェリーが従来深夜便のみ販売していた個室を他の便でも設定しています。対象便は高松発19:15(土休日は16:30)、神戸発19:45(土休日は19:20)で、予約方法は深夜便と同じです。

ジャンボフェリーの個室はトラックドライバー用の個室と共用で、現在はトラックのヘッド(運転台)を切り離しトレーラー(荷台)のみを船に積み込む方式が主流となり個室が余っているため一般に販売しているものです。
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室生寺&長谷寺御朱印巡り②

2020-09-13 | 御朱印めぐり
大野寺から室生口大野駅までは徒歩5分です。電車は1時間に3本あります。

2つ先の長谷寺駅に到着。

室生口大野駅は無人でしたがこちらは駅員さんがいます。近鉄もかなりの駅で無人化が進んでいて、郊外では無人の駅が増えてきました。

このような石柱が立っていますが、長谷寺は大和川の谷を挟んで反対側。一旦下ってまた上ることになります。

大和川にかかる参急橋を渡ります。「参急」とは「参宮急行電鉄」の略称で、近鉄の母体となった大阪電気軌道(大軌)の姉妹会社として桜井-宇治山田間を建設した会社です。恐らく長谷寺駅設置(1929年)の際に長谷寺への参詣客のために架けられた橋なのでしょうね。その後1941年に大軌は参急と合同、一連の系列会社は最終的に1944年に南海と戦時合同して近畿日本鉄道となります。1914年に大軌が奈良線を開通させてから僅か30年で巨大鉄道会社に成長したことになります。

かつては賑わった門前町もひっそりしています。


長谷寺の手前に法起院があります。

この看板が目印です。見落とさないようにしてください。

長谷寺の塔頭であり、西国三十三所を開いた徳道上人の墓所も法起院にあります。このため西国に3カ所存在する番外札所の一つになっています。

徳道上人は718年に62歳で亡くなるものの、閻魔大王から観音信仰を広めるよう宝印を授けられて現世に戻され西国三十三所を創設したとされます。しかしながら結果的に徳道上人による普及は叶わず宝印を宝塚の中山寺に埋め、80歳のときに法起院で亡くなります。その270年後に花山法皇が中山寺で宝印を発見し西国三十三所を広めたことになっています。

現在西国三十三所では1300年記念の事業を展開していますが、徳道上人が宝印を授けられた時点から1300年なのだそうです。ただし二十番札所の善峯寺は1029年創建で花山法皇の存命中(968-1008)にすらお寺がなかったとされており矛盾が生じます。恐らく京を中心に広まった観音信仰が平安後期に三十三所として広まったのではないかと考えられています。

小さな本堂と徳道上人の墓所、納経所があるくらいの小さなお寺ですがよく整備されています。白洲次郎の妻・正子の文中には「寂れたお堂」と出てきますがその後手が入れられたのでしょうね。

法起院の御朱印です。徳道上人が押印を授かるイラストの西国1300年記念の肩判が押されています。番外霊場では法起院のみで、山科の元慶寺や三田の菩提寺にはないそうです。この2カ寺は徳道上人の270年後に活躍する花山法皇所縁のお寺だからで、徳道上人に縁のある法起院だけが番外で肩判があるとのこと。

もちろん御詠歌もあります。


それでは長谷寺に。西国の八番札所で真言宗豊山派の総本山です。

686年に道明上人が創建、727年に徳道上人が本尊の十一面観音像を祀りその後の観音信仰の拡大で以来観音道場として信仰を集めました。1588年に秀吉によって根来を追われた信徒が長谷寺に入り豊山派が形成されてゆきます。

他の主要宗派と同様に真言宗も長い歴史の中で教義解釈などの違いによりいくつもの宗派に分かれ、現在は16もの宗派が存在しています。もちろん空海を宗祖とすることに変わりはなく、豊山派の信者が高野山を参詣しても構わないそうです。豊山派は東京の護国寺や西新井大師なども属しており、特に関東地方で末寺が多く逆に中国地方や九州にはほとんどないと言われています。

仁王門からは長い石段を登ります。室生寺の奥の院でいい加減上っているので相当にきついです。西国の札所って石段が長いところが多いので苦労させられます。

ようやく長い長い石段がおしまい。本堂の前に出ます。こちらも崖につくられたお堂で1650年に徳川家光の寄進で建てられたもので国宝に指定されています。ユニークなのは本堂のほぼ中央を東西に横切ることができること。なのでご本尊を目の前で拝むことができます。

ご本尊は1538年に造られた十一面観音像で高さ10mあまりの大きな仏像です。西国の観音像は秘仏となっているところが多いのですが長谷寺は常時公開されお姿を拝見できます。お世話になっていたTKMさんが先日亡くなられましたので観音様にご冥福をお祈りしました。

本堂の近くに納経所があります。

どんな御朱印が頂けるかは看板が出ており分かりやすいです。

こちらは江戸時代の印を復刻した御朱印です。西国1300年記念事業として壺阪寺・岡寺・長谷寺・興福寺南円堂・総持寺・穴太寺の6つのお寺で今年いっぱいの予定で授与されます。「和州 長谷寺」とあります。

こちらは現在の西国の御朱印と御詠歌です。


やっと終わった・・・と思ったらこちらが目に入りました。

塔頭の能満院です。1713年に宥仲と寛海が創建、現在は日限地蔵で知られています。看板にある通りこちらでも御朱印が頂けるようです。お堂に行くと何と御詠歌も頂けるとのこと。

能満院の御朱印と御詠歌です。能満院のお堂も風が通るので心地いいです。


これで引き上げましょう。

お昼は「与喜饂飩」へ。三輪そうめんのお膝元であえて讃岐うどんというお店ですが地元のお客さんで賑わっていました。食べている間に麺が売り切れで終了となりました。

長谷寺駅までの長い上りが恨めしいです。疲れ果て寝ながら急行で帰りました。

近鉄の「おでかけ1dayきっぷ」は当初9月末までの予定でしたが好評のため期間が延長され11/29までとなっています。これまで使える割引きっぷが少なかった近鉄では破格の切符です。うまく使ってみてください。


最後に今回の御朱印情報です。
室生寺仁王門 8種を納経所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
室生寺本堂  3種を本堂内で授与。
室生寺奥の院 2種を授与所で授与。
大野寺    1種を庫裏で授与。
法起院    3種を納経所で授与。
長谷寺    6種を納経所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
能満寺    2種を授与所で授与。

室生寺は同じ御朱印を複数の授与所でもらえるケースがあるため注意してください。
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室生寺&長谷寺御朱印巡り①

2020-09-12 | 御朱印めぐり
新型コロナウイルスの影響で各交通機関は壊滅的打撃を受けています。近鉄もその一つで、伊勢への修学旅行がことごとく中止になるなど客足が止まっています。

何とか近場の開拓を、ということで近鉄が8月から始めたのが「おでかけ1dayきっぷ」です。「大阪・奈良・京都版」と「愛知・三重版」があり、「大阪・奈良・京都版」は大人1日1,000円で乗り放題となります(以下説明は全て大阪・奈良・京都版です)。奈良県の最東端にある三本松駅より西が乗り放題、しかも生駒ケーブルや西信貴ケーブルも対象になるのです。

正規の大人運賃は鶴橋-奈良や鶴橋-大和高田が片道500円。例えば奈良に行ってから夕方生駒山上で涼むこともできますし、特急券を買えば特急にも乗れるため阿部野橋から吉野まで特急に乗っても大幅に安くなります。ただし前日までに日付指定で購入する必要があります。

ケチな近鉄がこんな大盤振る舞いな切符を出してくるとは思ってもいませんでした。

西信貴ケーブルも対象で正規で片道860円の鶴橋-高安山が往復1,000円でしたので移動運用のために買ってみましたが雨のようなので急きょ切り替え室生寺と長谷寺を回ってみます。どちらも鶴橋から言えば大和高田より東にあたるので往復するだけでも元が取れます。

しかもうまい具合に室生寺が新たに作った宝物殿が9/5から一般公開となっています。ただ新型コロナウイルスの影響で当面は30分ごと20人に限っているそうです。拝観受付は9時からなのでこれに間に合うように行けば初回の9時30分に間に合うかも知れません。


ということで鶴橋駅からスタート。まずは室生寺を目指します。最寄りの室生口大野駅までは急行が利用できます。

五十鈴川行きに乗りましょう。

五十鈴川は伊勢神宮への最寄り駅である宇治山田のさらに先にあり、約140km離れていて2時間20分以上かかるようです。ちなみにJRですと姫路-大津間に相当し、新快速で1時間46分です。

長距離になので一応こんな座席になっています。ところがカーブやポイント通過のときに妙な横へのがたつきがあるのが玉に瑕。約1時間で室生口大野駅です。ちなみに鶴橋から900円ですから片道でほぼ元を取っています。

室生口大野駅からは奈良交通の室生寺行きのバスが出ています。

日中のみ1時間おきと本数が少ないためバスに合わせる必要があります。集落を出るとほぼ無人に。途中に個人の家の名前が付いたバス停があるものの(東北地方ではたまにある)、そこの家の人以外は使わないでしょうね。

15分で室生寺バス停です。小さいながら門前町になっていて宿やお土産物屋が並んでいます。何もない山の中にお寺と門前町があるという不思議なところです。

室生寺が見えてきました。680年に聖武天皇の勅命で役小角が創建したとされ、長らく興福寺の末寺でした。1694年に真言宗に改宗(真言宗豊山派)、さらに1964年には独立し真言宗室生寺派の大本山となっています。真言宗に改宗後は女性でも入山できるため「女人高野」と呼ばれるようになりました。

拝観受付に足を運ぶと待ち客はゼロ。9時の拝観受け付け開始まであと15分くらいなので待ってみます。バスでやってきた数名が後に続くだけであっさり1番乗りとなりました。

宝物殿の整理券ももちろん1番でゲット。これで9時30分に入れます。

受付のすぐ前に御朱印所があります。御朱印はお参りしてからにしましょうか。


宝物殿までは30分弱あるのでまずは本堂へ。

1308年に建立され国宝に指定されています。本尊は平安期の如意輪観音像です。本尊をライトで見せてくれるので遠いながらもよく見えます。横にある本尊の写真とイメージが違うので聞いてみたら平成期に修復を行い、その際に保護用に塗られていた黒漆を剥がし本来のお姿に戻したそうです。本物と写真を見比べてみると興味深いです。

本堂でも御朱印を頂けます。こちらが本堂の御朱印。


程良い時間なので戻りましょう。宝物殿は御朱印所の隣に入り口があります。

前日から一般公開が始まったばかりで、こちらには金堂にあった国宝の釈迦如来像、十一面観音菩薩像などが収蔵されています。室生寺の諸堂は古いため修復が追いつかず、収蔵されている仏像などを良好な状態で後世に伝えるためには膨大な費用と時間がかかるそうです。そこで宝物殿を建てて守ることにしたそうですが、国宝を収蔵する場合には国の補助が大きいため、国宝の2体を中心に収蔵するよう設計されたようです。

宝物殿自体はじっくり鑑賞しても15分ほどで終わります。


それでは金堂に。平安初期の建物でこちらも国宝です。

屋根は仮修理となっており本格的な修理が待たれます。宝物殿に移されなかった仏像は引き続きこちらに安置されています。

金堂や本堂の先にあるのが五重塔です。室生寺の代表的な建造物で、平安初期の様式を今に残す国宝です。高さは16.1mで周囲の木々より低いのが特徴です。

普通はここまで見れば十分ですが奥の院まで行ってみましょう。

このような山の中を進むと奥の院が見えてきます。弘法大師を祀っています。

奥の院でも御朱印が頂けます。

奥の院独自の御朱印はこちらです。


見て回ったので最後に朱印所へ。

リストはこちらにあります。さらに現在は「宝物殿完成記念」の御朱印がありましたが本堂と同じ十一面観音の御朱印に記念印が押されたものでした。なので御詠歌のみお願いします。

これで室生寺はおしまい。帰りのバスに乗りましょう。


帰りは駅の1つ手前の大野寺で下車します。

大野寺は681年に役小角が開いたとされるお寺で、室生寺の西の大門との位置づけで続いてきました。このため真言宗室生寺派に属しています。宇陀川の対岸に彫られた弥勒菩薩の磨崖仏があります。

境内はこの通りコンパクトです。

小さいながらも花が咲いていて心地いいお寺です。

これが磨崖仏です。13m以上あり国内最大規模だとされます。

こう彫られているとのことですが見えますか?宇陀川の対岸にあるのは川向こうがあの世を表しているからだそうです。

大野寺の御朱印です。


前半はここまで。御朱印情報は最後にまとめてご紹介します。
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【予告】9/19~21 愛媛県八幡浜市[大島]・宇和島市[戸島]ほか移動

2020-09-09 | 移動運用予定
開局35周年の記念移動運用として以下の日程にて愛媛県に移動運用に行ってきますのでご案内させて頂きます。
この日程は現時点での予告であり変更される場合があります。出発前に改めて最終のご案内をさせていただきます。


(1)八幡浜市[大島]移動(JCC:3804 JIA:38-111)
 日時:9/19(土)13:00頃~16:00頃
 場所:大島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(2)宇和島市[戸島]移動
(JCC:3803 JIA:38-108)
 日時:9/20(日)08:00頃~12:00頃
 場所:戸島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)

(3)松山市[中島]移動(JCC:3801 JIA:38-129)
 日時:9/21(月)09:15~11:15頃
 場所:中島からQRVの予定です。
 バンド:7MHz帯(SSB)


[※お願い事項]
・移動運用の詳細についてはこちら、QSLについてはこちらをご覧下さい。
 すべて担ぎ上げで電鍵を持って行けないためCWの運用はありません。

・雨天や船が欠航の場合等は中止もしくは一部時間帯やバンドの運用を
 取りやめることがあります。

・現地からのご連絡はTwitterで行います。Twitterは[@JF4CAD4]です。
 2016年12月よりIDを変更しておりますのでご注意ください。

・もしご連絡/ご要望等ございましたらこの記事の「コメント」でお願いします。
 ↓にある「コメント」をクリックして頂きますと書き込めるようになります。
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宮城県移動は中止します

2020-09-08 | シャック便り
9/11~13で計画していました宮城県移動は悪天候が続く予報ですので中止します。

東北地方は水曜日以降秋雨が続く見込みで、各予報元とも週末はぐずついた天気が続くとの予報を出しています。車での移動ではないためこれでは最悪の場合3日間とも雨で何もできないことになりかねず、費用をかけてまで仙台に行く理由もないため中止とします。飛行機・宿ともキャンセル料金がかからないためお金の無駄もありません。


西日本では9/13(日)は天候が回復するとの予報となっており、宮城県移動の代替として先日ご紹介した櫃石島・岩黒島への移動ができないか検討を進めます。行ける場合は改めてご案内させて頂きます。
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正直者がバカを見た「オールJAコンテスト」

2020-09-07 | シャック便り
4月に開催されたオールJAコンテストの結果が公開されています。

今回のオールJAは新型コロナウイルスの影響により
・マルチオペ部門の開催中止
・移動運用の自粛呼びかけ
が行われる異例のコンテストになりました。

しかしながら特に50MHzでは明らかに山岳移動の移動局が確認されていました。そういった局をどう扱うのか注目していましたが、お咎めなしだったようです。失格でもないし入賞除外でもなく、何と一部部門では移動局が入賞となっています。移動局が有利になる50MHzでは「正直者がバカを見る」形となりました。

こんなバカなことってありますか?

こんなことをやれば今後は「JARLの呼びかけなんて無視しても反則にならないんだから無視しよう」となるはずです。「守って下さい お願いします」と呼びかけても「呼びかけを守ればバカを見る」となり守られなくなります。JARLの運営能力を貶めるだけです。


このような事態を招いた責任は全てJARLコンテスト委員会にあります。こちらのリストにある現委員は混乱の責任を取って全員辞職すべきです。厳しい言い方になりますが今後のコンテストのあり方についてこの人達には検討する資格はないと思います。
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下津井電鉄の瀬戸大橋線が廃止に

2020-09-06 | シャック便り
岡山県の児島駅から瀬戸大橋を経由し櫃石島・岩黒島経由で与島までを結んでいる下津井電鉄の路線バス・瀬戸大橋線が来年3月末で廃止されることになりました。

新型コロナウイルスの影響で収益の柱となっていた高速バス事業が壊滅的な状態に追い込まれ、収益改善の見込みがないとして瀬戸大橋線を廃止するものです。これに先駆け10/1より現在の1日6往復を3往復に減便し、来年3月末まではこの本数での運転となります。

同社の瀬戸大橋線は瀬戸大橋開通に伴い離島航路が廃止されることになったため、その代替として香川県側の琴参バスと共同運行の形でスタートしました。当初は児島-櫃石島-岩黒島-与島-坂出の通しルートでしたが、利用が伸びず与島で系統を分断し以北は下電、以南は琴参が運行し互いの乗り継ぎができる形になっています(この他坂出から櫃石まで1往復を琴参が運行)。


櫃石島と岩黒島へは一般車の出入りができないことになっておりバスが廃止されれば島民の交通が困難になります。このため坂出市では琴参バスに対し肩代わりを要請、10月以降岩黒島と櫃石島にもルートを延ばし櫃石バス停までながら平日3往復、土日祝2往復を琴参が肩代わりする模様です(児島には乗り入れない)。ただしこの措置は来年3月末までとしており、倒産経験のある琴参がこのまま肩代わりをつづけるのかは未定だそうです。

渡島が難しくなれば櫃石島と岩黒島での移動運用も難しくなります。過去の記録を見ればJI5DIH局のグループが島の民宿に泊まり、宿の好意で「島民用出入口カード」を貸してもらい車で機材を運び込み島からQRVされています。この方法はバスを使わないため今後も有効ですが民宿に泊まることが前提であり効率が良くないのも確かです。


ご覧の通りこの先櫃石島と岩黒島への渡島がさらに難しくなることもあり、天候にもよりますが9月中にこの2島への移動運用を計画しています。この先のバスの動向によってはこれが当方にとっての櫃石島・岩黒島からの最後の移動運用になる可能性があります。詳しいことは今後お知らせしますのでよろしくお願いします。
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JS6TKM局がサイレントキーに

2020-09-05 | シャック便り
沖縄の石垣島からアクティブにQRVされていたJS6TKM 瀧川OMが7月末にお亡くなりになっていたことが明らかになりました。ソースはこちら

瀧川OMは本土から移住された方で「TKM局が聞こえていれば先島諸島がオープンしている」とも言われるほど各バンドでアクティブにご活躍でした。24/28MHzなどマイナーなバンドでもよくお声を聞くことができました。

また八重山での移動運用を考えられている方にアンテナなどの機材を気軽に貸し出されるなど移動局へのサポートも積極的な方でした。私の場合は自作でコンパクトなアンテナですがご覧頂いて「これはすごいね これで飛ばしてるんだ」と驚かれていたのを覚えています。

OMとの最後のQSOは私が7/4に本島北部の大宜味村宮城島移動からQRVした際の21MHzでのものでした。クラスタに記録されているOMのQRVもこの日が最後であったようです。


私もOMが常連となっている美崎町の居酒屋で一緒に飲ませて頂いたことがあります。素晴らしい人生の先輩でした。心よりご冥福をお祈りします。
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