JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

【中止】JA6VDB局の沖縄県本部町(水納島)移動

2011-08-04 | シャック便り

本件台風の影響が長引き残念ながら中止となりました。

九州でいつもお世話になっているJA6VDB 尾前OMが沖縄に移動運用に行かれますのでご案内します。

 

日時:8/6(土)~8(月)

場所:国頭郡本部町(水納島)

バンド:7/10/21~28MHz帯(CW/SSB)

JA6VDBのコールサインのほか8J1MORSE/6でもQRVするそうです。

  

なお、現在沖縄に台風9号が接近中です。予定では5日夜に福岡を発つそうですので台風の影響は弱まっていると思われますが、台風の進路によっては沖縄に渡れない場合もありますのでご了解ください。

VDB局の沖縄行きは当初5月末(私の次の週)に予定されていたものの、このときも台風で断念されています。今度は何とかと私も思っています。

 

***8/5 0640更新***

台風9号の影響により現在那覇市ではゆいレール・バスとも止まっている状態です。この台風はスピードが遅く、JALですと本日の福岡発那覇行きは午前中の欠航が決まっています。羽田発那覇行きは今日の夕方まで欠航が決まっており、本日の那覇行きは少々厳しいかも知れません。

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8月分QSL発送しました

2011-08-03 | QSL発送情報

8月分のQSLをビューロー宛発送しました。

 

・5/23の沖縄県中頭郡中城村移動の全て
・5/24の沖縄県島尻郡南風原町移動の全て
・6/26の大阪府泉大津市移動の全て
・7/3の大阪府茨木市移動の一部
を発送しました。

 

しかしながら
・7/3の大阪府茨木市移動の残り
・7/16~18の九州移動の全て
・7/23の東京都八丈町移動の全て
・7/31の兵庫県三木市移動の全て

はメール便の限界(厚さ2cm、約340枚)でも送りきれず、未発送のまま残っています。来月最優先で発送したいと思います。

ハイバンドのシーズンは例年発送が遅れがちになり申し訳ありません。

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八丈島移動運用メモ

2011-08-02 | シャック便り

八丈島移動運用メモ

[東京都八丈町]
八丈島は東京から約200km離れた伊豆諸島では2番目に大きな島です。八丈町はこの八丈島と隣の八丈小島を町域としており、人口は8,200人ほどです。正式な表記は東京都八丈町ですが、町内では慣例的に東京都八丈島八丈町という表記がされています。なお、東京都八丈支庁八丈町という表記は正しいものではありませんので使用にはご注意下さい。

JCG 10006(八丈)は八丈町と青ヶ島村、さらに「豆南諸島」と呼ばれる鳥島・スミス島などから成ります。豆南諸島はいずれも無人島で、八丈町と青ヶ島村とが所属を巡って争っており全国でも珍しい所属市町村未確定の地域です。東京都総務局の出先機関である八丈支庁に管理が委託されていますので、10006で問題ないと思います。

八丈島は八丈富士と三原山という2つの大きな火山からなる島で、2つの山の間に開けた平地に大賀郷や三根など大きな集落があります。ここを坂下と呼び、以南の三原山沿いの一帯にある樫立や末吉などの集落をまとめて坂上と呼んでいるみたいです。

 
江戸時代八丈島は佐渡と並んで島流し(流罪)の代表地でした。八丈は身分の高い人間が流され、彼らの伝えた高い文化が現在も残っています。八丈島に流された最初の流人は備前の戦国大名宇喜多秀家だったそうです。

海外旅行が一般的でなく、沖縄に行くのにもパスポートが必要だった昭和40年代前半には手軽なリゾート地だったそうです。また、昭和50年代には島出身の歌手畑中葉子さんが人気となり、漫画「がきデカ」のセリフ「八丈島のキョン!」で知名度が上がったのですが、その後は話題に乏しく観光客は釣り客が中心となり、長らく観光開発から取り残されていました。最近になって温泉や新鮮な食材を使った料理で観光地としての復活を目指しています。

 
明治期に八丈から沖縄県の南大東島へと開拓で移住した住民がおり、南大東島では祭りや郷土料理など八丈の風習が根付いています。八丈町と南大東村は姉妹縁組を結んでおり、現在でも定期的に相互訪問を行っているそうです。

なお、八丈小島は昭和40年代まで人が住んでいましたが、水道がなく電気も不十分という過酷な生活環境から過疎化し、残った住民も集団移住し無人島となりました。

 
アマチュア無線では地域クラブがあるほか、移動運用も多くあります。伊豆諸島では一番移動運用の数が多いようですが、移動局の使用するバンドに偏りがあり、穴場となっているバンドがいくつかあるようです。

 
[島内での運用]
V/UHFでは本土までの距離がかなりあるため、それなりの標高と設備が必要です。八丈富士の牧場や坂上の登龍峠などになりそうです。

HFは公園などで十分です。

 
[島へのアクセス]
全日空のジェット機が羽田から3往復あります。1便で八丈島に入り、最終便で羽田に戻れば日帰りも可能です。ただし八丈島空港は風向きが変わりやすく、パイロット泣かせの空港として知られています。就航率が低いため天気をよくチェックするか余裕をもたせたスケジュールを組まれることをお勧めします。

また、東京(竹芝桟橋)から東海汽船の船便もあります。夜の22時台に出航し、翌朝9時台に八丈島に到着します。折り返しは1時間後の10時台に出航しますので日帰りには向きません。当日の海況により底土港か八重根港のどちらかになり、さらに海況により八丈島の出航時刻を繰り上げることがありますから、八丈島から乗船の場合は必ず乗船当日の朝に発着港と時刻の確認を行ってください。

東海汽船はフェリーではありませんので車は運べません。原付バイク程度でしたら運べますので前もって東海汽船にご相談下さい。

 
[島内でのアクセス]
公共共通機関は町営バス・タクシーがあります。バスは利用客が少ないため本数も少ないです。タクシーの数も多くありませんのでご注意下さい。

この他レンタカー・レンタサイクルがあります。温泉は坂上に点在しているため、徒歩では難しいと思います。

 
[宿泊施設]
ホテル・民宿・ペンションなどがあります。観光協会などで紹介しています。キャンプ場もあります。

 
[島内の店]
スーパーが坂下を中心に数軒あり、弁当も販売しています。離島にしては割と夜遅くまで開いています。ただしコンビニはありませんので夜遅くなると買い物が難しいと思います。食堂も数多くありますから食べることには問題ないでしょう。アシタバ料理や魚がメインですが、パスタを出すカフェなどもできています。バーやスナックもいくつかあるようです。

金融機関は郵便局・みずほ銀行の出張所・七島信用組合があります。

 
[注意点]
全日空の八丈島便は欠航率が高いようです。離島の天気は変わりやすいので情報収集は欠かさないようにして下さい。この先の運航状況によっては繰り上げ搭乗が認められる場合もありますので、天気が荒れそうな場合は早めに空港のカウンターで相談して下さい。

 
[おみやげ]
焼酎・くさや・島寿司など。特に焼酎は芋と麦をブレンドした独特の味わいで根強い人気があります。現在も4軒の蔵元が盛業中ですので飲み比べてみるのもいいでしょう。島の商店や八丈島空港で手に入ります。

八丈島空港の名物が島寿司です。保冷剤を付けてくれるのでお土産として持ち帰りができます。遅い時間ですと完売していることが多いので予約がベターです。空港のレストラン「アカコッコ」で扱っています。

他にも島の素材を使った手作りの雑貨屋さんがいくつかできていますし、自宅を改装した小さなお店も増えてきています。まだまだ情報が少ないので最新情報は観光協会や島民のブログでチェックしてみて下さい。

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壱岐移動運用メモ

2011-08-01 | シャック便り

壱岐移動運用メモ

[長崎県壱岐市]
壱岐は佐賀県伊万里市の北方にある大きな島です。全域が壱岐市になっており、人口は2.9万人ほどです。数年前に壱岐郡全体が合併し壱岐市になりましたが、今でも旧町名で言った方が通りやすいそうです。

対馬海流のおかげで日本最北限のサンゴが広がるなど比較的温暖で、長崎県でも有数の面積を誇る肥沃な平野があることからウニを中心とした漁業と稲作を中心とした農業が島の主産業です。麦焼酎の故郷としても知られています。

魏志倭人伝には「一大国(一支国の誤記とされる)」として登場し、古くから人が定住していたと考えられています。

 

この壱岐がなぜ長崎県なのかですが、これは中近世に壱岐で内乱があり、それに乗じた肥前松浦の軍勢が壱岐を支配したことに由来するそうです。肥前が長崎県と佐賀県になったときも長崎県に属することになりました。しかしながら現在は航路のある福岡市との経済的な結びつきが強いようです。

ちなみに対馬が長崎県であるのは壱岐が長崎県に属したため、他県に属すると飛び地になってしまうからだったと言われています。

なお、壱岐には「永田触」など「触」のつく地名が非常に多くあります。これは「ふれ」と呼び、文字通り御触書を配布した単位のようです。この他壱岐には大島・長島などいくつかの属島があり、市営フェリーで行くことができます。

アマチュア無線では対馬ほど多くはありませんが7MHzを中心に固定局が何局かおられます。一方で移動運用はあまり多くなく、固定局がQRVしないバンドはレアになっている場合もあります。

 
[島内での運用]
V/UHFは島の最高所でもある郷ノ浦の岳ノ辻展望台がいいでしょう。海上伝搬でかなり飛ぶと思います。

HFでは島内各所から運用できそうです。

 
[島へのアクセス]
福岡市の博多ふ頭から九州郵船のフェリーとジェット船があります。ジェット船は博多から約70分で到着し本数も多いことから日帰りでも行くことができます。フェリーは2時間20分前後かかるようです。

博多からの船は島の南西にある郷ノ浦港か北東にある芦辺港のいずれかに発着します。発着港は時刻表で明記されていますから確認をして利用してください。どちらも良港のため就航率は高いようです。

このほか佐賀県の唐津東港から印通寺港までフェリーが、長崎空港からオリエンタルエアブリッジの空路があります。唐津からのフェリーは航海時間が短いため、博多港から乗らず福岡前原道路経由で唐津からフェリーに乗る方法もあります。船賃も博多発着より安いです。

 
[島内でのアクセス]
路線バス・タクシー・レンタカーなど。
島内の路線バスは壱岐交通が運行しています。郷ノ浦本町にバスターミナルがありますが港からは離れており、郷ノ浦港-ターミナル間は船の発着にあわせて運行するそうです。接続便はバスターミナル到着後そのまま他の路線に乗り入れることもありますので詳細は壱岐交通または運転手に確認してください。

大島・長島等への発着所は郷ノ浦にありますが、九州郵船のターミナルとは異なります。時間に余裕を持って利用してください。

 
[宿泊施設]
観光ホテルから民宿まで多数あります。観光協会にお問い合わせ下さい。

 
[島内の店]
意外にもダイエーが芦辺にあるなど食堂や商店は揃っています。郷ノ浦や芦辺など旧町村の中心地であればまず問題ありません。

名物はウニで、ウニ丼が本土より安く食べられるそうです。この他島で上がった魚を使った料理を出す店は多いですし、チャンポンなど軽食を出す店も多くあります。

銀行や郵便局も主要集落にあります。

 
[おみやげ]
特産品は塩漬けのウニ、魚のひもの、麦焼酎など。お菓子ではどら焼きの原型とも言われる「かす巻き」が有名です。船のターミナルなどで扱っています。

壱岐の焼酎は麦で、スコッチウイスキーや球磨焼酎、琉球泡盛などと並んで地理的表示が保護されており、「壱岐焼酎」を名乗るには壱岐の地下水を使用し壱岐で蒸留しなければならないそうです。現在7軒の蔵元があります。

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