JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

東京コンテストの結果発表

2011-08-16 | シャック便り

今年5/4に開催されたJARL東京都支部開催 東京コンテストの結果が発表されています。

 

今年の東京コンテストは13時頃から雨が降り始めてしまい、移動局が途中で撤収してしまったなどの影響から入賞ラインが大きく下がっています。このため私は13時過ぎで撤収して1万点に届かなかったにもかかわらず、電信電話都内局50MHz部門で2位となり入賞させていただくことができました。さらに全郡全島賞(郡部4町村全部+島嶼1カ所以上)も獲得できました。皆様ありがとうございました。

郡部は高い山があって移動局が多く出ますから取りやすいのですが、島嶼は移動局すら少ないので全郡全島賞はなかなか達成が難しいです。しかしながら今回はJN4VOX局の三宅島があったので獲得できました。ありがとうございました。

 

私の場合は1万点に届かないへなちょこでしたが、いつもお世話になっているJI1RGF局は62,464点の堂々たるスコアで都内電信電話マルチ3位でした。おめでとうございます。

東京コンテストは開催時間が9~15時で徹夜を強いることがなく、しかも首都圏なので参加局が多くて楽しめます。来年もぜひ参加したいと思います。

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ペーパーミツヤマがアメリカンサイズQSL用紙の扱い開始

2011-08-14 | シャック便り

最近QSL用紙をお願いしている岐阜のペーパーミツヤマさんが新たにアメリカンサイズのはがき用紙の扱いも始めたようです。なんとタイトルに「アマチュア無線」と書いてありますな。

 

サイト上では現在のところ135kgの上質紙など用紙が限られていますが、これら以外でもJAのはがきサイズの裁断が可能な用紙でしたらお願いすればサイト上になくてもアメリカンサイズでの納品が可能なようです。詳細はお店の方にお問い合わせをお願いします。

同社からは何度か購入していますが紙質については全く問題なく、裁断時に出る紙の粉も少ないのでプリンタを傷めることもありません。その上紙問屋さんの直売ですからアマチュア無線用として売っている他店に比べてお値段も安く、発送も早いなどお勧めできる業者さんだと思います。

 

検索サイトを見てみるとこちらをご紹介頂いたJO3OMAさんや私の他にも注文されている局が相次いでいるようです。先方としても全く予想しなかった分野だったでしょうから驚いているんじゃないかな、と思います。

なお、ペーパーミツヤマさんの商品はYAHOOや楽天経由でも購入できます。それぞれのポイントが付きますのでうまく活用してみてください。私はYAHOO経由で買ってポイントをJALのマイルに交換しています。手にしたマイルは他のマイルと一緒に福岡とかの移動時に有効活用していますHi

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移動耳寄り情報

2011-08-13 | シャック便り

[千葉県山武郡大網白里町が市制施行か]
千葉県の外房にある山武郡大網白里町の人口が昨年の国勢調査で5万人を越え、町では市制準備室を発足させて単独での市制施行を目指しているそうです。同町のOMさんから情報を頂きました。

現在は市への移行の是非、新市名について住民にアンケートを取っている状態で、市に昇格するにしてもおそらくは来年以降ではないかと思われます。

 

大網白里町は昭和29年に現在の形となりましたが、京葉線の一部電車が乗り入れて東京駅まで約1時間とアクセスがよくなったため、サーフィンを趣味とする人たちや定年退職者が移住して人口がじわじわと増えているようです。早朝に少し海に出てから東京に通勤するというライフスタイルは湘南でも見かけますが、大網白里は地価が湘南より安いでしょうからお手軽に実現できるのではないかと思います(ちなみに湘南で東京から1時間なら茅ヶ崎や鎌倉あたり)。

 

なお、山武郡は他に九十九里町や芝山町などがありますので、仮に大網白里町が市に昇格しても消滅郡とはなりません。

 
[北海道エアシステムが利尻線を開設]
北海道エアシステム(HAC)が10月1日から新たに札幌丘珠-利尻線を開設するそうです。これまで札幌新千歳-利尻を運航してきた全日空が9月末で運航休止となるため代わりの就航となったようです。HACはSAAB340という小型プロペラ機ですのでジェット機での運航だった全日空からは大幅な座席減となりますが、新千歳まで行く手間が省けますから札幌市内から利尻までのアクセスは向上するとも言われています。

HACは元々北海道とJASとが共同出資した航空会社で、JALとJASの統合後も北海道のローカル路線を担ってきましたが、JALの経営危機によりJALが資本を引き上げることになりJALグループから離脱、北海道が筆頭株主となっています。同時に拠点空港を丘珠空港に変更しています。

北海道には全日空系の第三セクター・エアー北海道もありましたが膨大な赤字を抱えて会社解散となり、その後も全日空は機材老朽化(本音は不採算)を理由に丘珠空港から撤退するなど北海道の不採算路線を切り捨てていますのでHACにかかる期待は大きいようです。

 

HACは8月末をもってJALの予約システムからも離脱する予定で、自社サイトでの予約に変わるほか、乗り継ぎや手荷物の扱いがJALグループ内からグループ外の扱いに変わります。引き続き加算されるJALマイレージバンクのマイルを除けばJALとのつながりは弱くなります。

 
[沖縄県の離島空路活性化事業が継続中]
昨年秋に始まった沖縄県の小規模離島への空路活性化事業が来年3月末まで継続されています。対象となるのは那覇-粟国、-久米島、-北大東、-南大東、宮古-多良間、石垣-与那国の6路線で、久米島以外は往復割引の値下げがあるため一般観光客でも利用できます。

昨年後半はこの事業で乗客が6.3%増えたとのことで、「沖縄小さな島物語」として専用サイトを立ち上げるなど力が入っているようです。

対象となる島はもちろん沖縄のアマチュア無線50年祭で特別コールサインの対象になっていますからいいチャンスではないかと思います。

 
[スカイマーク参入で那覇-宮古間が値引き合戦に]
先にお知らせしたスカイマークの那覇-宮古線への参入が紆余曲折の末9月15日からと正式決定しました。

早速就航記念として格安運賃を発表、従来からこの路線を運航するJTA(日本トランスオーシャン航空)も対抗して値下げするとさらにスカイマークも値下げしており就航前から互いに値下げを繰り返す値下げ合戦になっています。

現在のところスカイマークは9/24~30までの間で普通運賃が片道7,500円、5日前までの予約が必要な「前割5」で3,800円という極端に安い運賃を発表しています。

JTAは宮古島在住者の「離島割引」で片道7,800円、45日前までの予約で適用される「スーパー先得」を全便3,800円に引き下げています。さらに沖縄県在住者限定ですがダブルマイルキャンペーンも行うなど迎撃体制を整えています。以前でしたらJTAのスーパー先得でも最安値で7,800円前後でしたからびっくりするような運賃です。この運賃ならマイルの上級会員になる条件である搭乗回数がばんばん稼げますね。1日最大8回の搭乗回数を稼げて費用が30,400円で済みます。JGCを目指すいわゆる「マイル修行僧」には朗報じゃないでしょうか?

 
このように宮古島への運賃が相当に下がっており、日帰りでも割高感のないレンジに下がっています。時間の上でも旅費の上でも渡嘉敷や座間味へ高速船で遊びに行くのとあまり変わらないのではないかと思います。

元々那覇-宮古間は那覇-石垣間に比べて乗客数が多くはなく、現在でも過当競争気味です。宮古ではかつて那覇-下地島に参入したものの数ヶ月であっさり撤退したエアトランセの例もあります。そんな環境でのスカイマークの宮古参入は新石垣空港開港までの腰掛けじゃないかという説までありその意図が今ひとつ見えてきてない感じがします。

一方JTAはその設立経緯から「県民の翼」と呼ばれており、地元の高い支持を受けてきました。逆に言えばそのためにRACとあわせて不採算の離島路線を維持することを求められてきましたから、スカイマークの格安運賃に対抗することで経営体力を損ねないか心配する声もあります。儲かりそうな路線に限っておいしいとこ取りで路線を設定する航空会社ばかりになると離島が切り捨てられる危険がありますよね。

なお、同じ路線を運航する全日空も対抗してJTAとほぼ同額に値下げしています。ANAはJTAに比べると本土からの旅行者が中心でしたので、よりスカイマークに客が流れやすい環境だと思われます。地元メディアも「スカイマークとJTAの対決」という構図で報道しておりANAはやや取り残されている感があります。

 
[三宅島へのジェット船試験就航は仕切り直し?]
6月下旬に行われた東海汽船のジェット船による三宅島への試験運航については現在その評価をまとめている途中のようです。

この試験運航はANAの三宅島便の就航率が低すぎて使えないことから、三宅村の要望もあって実現したものです。波が穏やかとされる伊ヶ谷港を使用し、途中の寄港パターンを変えながら約2週間行われました。

期間中は波が高く三宅島欠航となった日が数日あったほか、途中でセブンアイランド愛が機関故障により離脱したため船のやりくりがつかなくなり、運休予定の大型客船を急きょ就航させるなど混乱がありました。このため十分な判断材料が集まっていない模様で、仕切り直しで再度試験運航が行われるかもしれない、とのことです。

航路の再編はかめりあ丸の代替船が就航する約3年後になると言われていますので、まだ時間はあります。今度はぜひ土日にも試験運航をやって欲しいと思います。

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離島運用の穴場・奄美群島

2011-08-12 | シャック便り

近年離島からの移動運用をされている方も少し増え、穴場であった伊豆諸島もアクティビティが上がっています。根強い人気の沖縄、自家用船をお持ちの方までいる九州沿岸もQRVが多いのですが、現在穴場になってるのが奄美群島ではないかと思います。

 
奄美群島は奄美大島を中心とした島々で、奄美市を除けば全て大島郡に属しています。ところが1島1市町村に集約された他地区と違い中小の町村が合併せず残っています。具体的にご紹介しますと、

奄美大島 奄美市・龍郷町・大和村・宇検村・瀬戸内町
徳之島 天城町・徳之島町・伊仙町
喜界島 喜界町
沖永良部島 知名町・和泊町
与論島 与論町

奄美群島にはこれだけの自治体があることになります。つまり、離島系アワードだけでなく全市町村を狙おうとする局にも非常に魅力的なのが奄美群島じゃないかと思います。

近くのトカラ列島ですと宝島であろうと諏訪之瀬島でも十島村です。離島系アワード狙いでない限り「十島村」で括られちゃうという訳です(こういった例は多くの離島から成る沖縄県八重山郡竹富町でもあり得ます)。一方奄美大島ですと船で移動しなくても陸上移動だけで5市町村からQRVできることになります。効率面から見てもなかなかおいしいのではないかと思います。

 
固定局はと言うと徳之島に1局アクティビティの高い方がおられますが、あとはなかなか出てこられません。各島には空港があり、フェリーも毎日運航されていますのでそれほど渡島に苦労することはないと思います。ライバルがほとんどおらず呼ばれると思います。いかがでしょうか。

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コンテストの賞状到着

2011-08-11 | シャック便り

未紹介のコンテストの賞状が溜まっていますのでご紹介します。

 

Acag

昨年の全市全郡コンテストの賞状です。X50P部門の6エリア1位でした。そういえば原会長名の賞状も間もなくおしまいですね。

 

Qrp

5月のQRPスプリントコンテストの賞状です。電信電話21MHz部門3エリア1位でした。最後の最後に1エリアが開いてくれました。今年から参加コンテストの見直しを行い、関西VHFからQRPスプリントに乗り換えたのですが、いきなり好成績でした。

50MHzにも出てみたいのですが、3エリアでは関西VHFと同時だと参加しにくいですね。

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伊豆諸島の秘境・豆南諸島

2011-08-10 | シャック便り

先日八丈島の移動運用メモで豆南諸島について「10006(八丈)であることに間違いがないが所属未確定」とご紹介したところ詳しい説明が欲しいとのことで問い合わせが来ましたので掘り下げてご紹介します。

 
豆南諸島とは青ヶ島より更に南に点在する無人島群で、鳥島・スミス島・ベヨネース列岩・孀婦岩から成ります。古い方ですと明神礁をご存知かと思いますが、もし明神礁が海中に没しなければ豆南諸島の島となっていました。

豆南諸島は一時期人が住んでいた鳥島を除けば居住困難な岩礁ばかりです。青ヶ島村が「うちが一番近いからうちの村域」と宣言したのですが、八丈町が「小さな青ヶ島村に管理なんてできないからうちの町域にするのが妥当」と対抗しお互い譲らないために未確定のままになっています。

ということで東京都総務局の出先機関である八丈支庁が管理することにしているようです。管理といっても実際のところやる仕事はなく、ほとんど何もしてないらしいんですが。

 
アマチュア無線では過去に鳥島からの移動運用が数例あります。また孀婦岩への上陸の際に支援の船との間でトランシーバーを使ったという記録があるので、これがもしアマチュア機であれば孀婦岩からのQRVもあったことになるかと思います(連絡目的のみでしょうけど)。

 
この豆南諸島はいずれも定期船がなく一般人ではまず行くことは不可能ですし、小笠原行きのおがさわら丸も通常は付近を夜間に航行するため見ることも難しいようです。たどり着くには船をチャーターする必要があります。移動運用は非常に困難ですが、それぞれの島について北から南の順で現況を簡単に紹介します。

 

[ベヨネース列岩]
明神礁の至近にある高さ数mクラスの岩礁で、「ハロース(波浪の巣)」の別名を持つ通り付近は波が高いことで知られています。有人島の青ヶ島からは一番近いんですが波にさらわれる危険があるので渡島は難しいでしょうね。

 
[スミス島]
烏帽子のような形をした島で、風化が進んだのか地質が脆いのか近年地震によって島の形が何度か変わったようです。まれに釣りで行く人がいる模様で、一番上陸しやすいと言われています。

 
[鳥島]
豆南諸島最大の島で、現在ではアホウドリの営巣地として知られています。自然保護に加え活火山があり危険なため現在は学術調査などで許可がないと上陸できません。ところが昭和40年までは鳥島に気象観測所があり、つてを頼れば上陸できたようです。

この当時鳥島に上陸し「/JB8」というコールサインでQRVしたグループもあったようです。もちろん「/JB8」は日本の当局が発行したものではなく非公式なものでした。

現在でも数年に1回ペースで1エリアのクラブ局が上陸時にQRVしています。学術調査のついででQRVされているのでしょうか。このため、豆南諸島では一番QSOしやすいかも知れません。

 
[孀婦岩]
高さ約100mの丸太棒のような岩が大海原に突き刺さっているような島です。世界的に見ても奇景なんですが、知名度は非常に低いようです。ここに上陸というか登頂したのは早稲田大学など過去に数例しかないらしいです。こんな島がかつてのJIIAではリスト入りしていましたが移動運用は到底無理ですよね。

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近着QSLより

2011-08-09 | シャック便り

先月常置場所から引き取ってきたQSLをご紹介します。忙しくてなかなか整理がつかず、ご紹介も遅れてしまいました。

Qsl08_1

香川県小豆島のJA5CPJ 滝川OMのQSLです。滝川OMはHFを中心にQRVされており、小豆島では数少ないアクティブな局です。小豆島の坂手港付近ですね。ジャンボフェリーがこの坂手港に寄港するようになり便利になりました。

小豆島は今年NHKドラマと映画で立て続けに取り上げられた「八日目の蝉」の舞台となり、観光客も回復してきているそうです。昔からVUの電波伝搬がよいことで知られており、コンテストでも勝てる移動地です。ぜひ訪れてみてください。

 

Qsl08_2

JA6QUE 古賀OMのQSLです。伊能忠敬の作った現在の福岡市中心部付近の地図です。文字が海側から書かれて逆さになっていますが右上の「中島」が現在の中州で、薬院村・六本松村など現在も残る地名が見られます。

ちなみに「松平備前守」とは黒田家当主の黒田斉清(1795-1851)のことです。江戸時代の有力な外様大名は「松平」を名乗ることを許され(というか強制され)、筑前の黒田家のほか備前の池田家なんかも公式には「松平」を名乗っていました。うじゃうじゃいる松平の見分け方は官位でして、伊能忠敬の時代は黒田斉清が備前守でしたので特定ができる、という次第です。

 

Qsl08_3

JJ6SEZ(=JJ1APX)青柳OMのQSLです。沖縄の局では一番モチーフにされることが多い首里城の守礼門です。琉装(沖縄の伝統衣装)の女性も一緒というQSLは珍しいと思います。

ちなみに今では観光客向けの施設や結婚式、子供に着せる七五三くらいでしか琉装を見ることはないらしいです。今の沖縄の女の子でも黒木メイサさんとかだとちょっと似合わないかも知れませんね。

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お台場の「船の科学館」が休館

2011-08-08 | シャック便り

東京のお台場にある船の科学館が9月末で休館するそうです。これに伴い青函連絡船として活躍した「羊蹄丸」の展示を終了することになり、羊蹄丸の引き取り手を探しているようです。

引き取り手が見つからない場合は解体して記念の部品だけを保存するとのことです。船の世界で一般に保存されるのは舵輪などになりますから、無線室にある無線機なんかは廃棄される可能性があります。

 

船の科学館は船舶や造船技術の展示を中心にした日本では有数の海事博物館で、夏のプール(既に閉鎖)も子供に人気でした。最近では北朝鮮の工作船を展示したことでも知られています。しかしながら昭和49年に開館した本館は老朽化が進み、耐震性に問題があることから今回の休館に至ったようです。

船の科学館を運営する日本海事科学振興財団は日本財団(昔の日本船舶振興会)を親団体としており、船の科学館の建設当時は豊富な資金があったものの、ギャンブル人気の低迷から最近は運営が苦しいようで、本館の再オープンの見通しは立っていないようです。中でも羊蹄丸は年間の維持費が3千万円程度かかることから手放すことになったそうです。

 
今後本館の所蔵品を各地に貸し出すほか、屋外展示されている初代南極観測船「宗谷」は引き続き現在の場所で展示されるそうです。ただ、戦前に進水した宗谷についても老朽化が目立っており、今後大規模な修繕が必要とされているそうですから先行きが心配されます。

Photo

宗谷の後ろに少し映っているのが問題の「羊蹄丸」です。

 

なお、船の科学館は9月末まで大人200円の特別料金で入館できるそうですのでハムフェアのお帰りにぜひどうぞ(ゆりかもめ「船の科学館」下車すぐ)。

ちなみに末期まで残った青函連絡船のうち、摩周丸が函館港で、八甲田丸が青森港で展示保存されています。海外に売られた空知丸と大雪丸は現存している可能性がありますが、その他の船は既に事故で沈没したり使命を終えて解体され存在しないそうです。

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大阪府茨木市(JCC 2513)移動運用報告

2011-08-07 | 移動運用結果報告

8/7に大阪府茨木市(JCC 2513)竜王山に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

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昨日からのフィールドデーコンテストに参加するため移動することにしました。私は相変わらず担ぎ上げ&バッテリ運用のため徹夜での運用は行えません。2日目の早朝から午後までの運用です。たくさんのアンテナが張れることからFDも茨木の竜王山にしています。

設備はいつもの50MHzの3エレ、144/430MHzの24KGに加え、先週三木市で試運転をした7/21MHzのZA-721、28MHzのダイポールを持ってきています。お茶などを含めて担ぎ上げのできるギリギリの重量です。リグはFT-817単体です。リニアを使いたいところですが、バッテリでは長時間の電力を賄えないためJARLのメジャーコンテストでは引き続き5Wでの参加になります。

 

JR茨木から6時40分発忍頂寺行き始発バスに乗ります。毎度のことですがダイヤに余裕があり過ぎて時間調整を繰り返し、なかなか忍頂寺に着きません。50分ほどかかります。

西鉄バスは同じ区間でも時間帯で所要時間を変えており、早朝深夜は早く着くようにしています。阪急バスはダイヤの組み方がヘタクソだと思います。バスが事実上本業の西鉄と傍流扱いの阪急ではバス事業への本気度が違うのでしょうかね。

のんびり走るのでtwitterやイオノグラムで各局の動向やCondxをチェックしておきます。

50分かけてやっとこさ忍頂寺に到着。山に入る前にしつこく飛び回るメマトイ対策でハッカ油を手ぬぐいにスプレーしておきます。北海道北見産の天然ハッカ油で、少々値は張りますが虫の忌避効果は抜群なのです。東京だと有楽町の北海道どさんこプラザ、大阪でも梅田の地下街にある北海道の物産店で扱っていると思います。

忍頂寺バス停から山頂までは約200mの標高差がありますから山道は坂がきつく、重い荷物が大きな負担になります。リニアがない一方アンテナが多いので結局荷物が重いという次第です。おかげで汗が噴き出ます。20分あまりかかり、最後は汗だらだらで竜王山の山頂に到着です。

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冷たいお茶を少し飲んで設営開始です。タープがわりのレジャーシートを張っておきます。暑さ除けの効果が高く、汗で濡れた手ぬぐいを干しておくこともできます。手ぬぐいくらいなら10分程度で乾いてくれますHi

まずは展望台の上に設営できる28/50/144/430MHzのアンテナを用意します。ZA-721は設営に時間がかかるのであとにしましょう。いつも通り50MHzからスタート。GWの伸びる朝のうちに稼げるだけマルチを稼がねばなりません。が、QRVしている局がいつもよりかなり少ないです。一回りして19や36といった普通に取れるマルチが聞こえません。35が取れているのでアンテナやリグの故障ではないようです。

一通り呼んだら空き周波数でCQを出します。が、すぐにコールが途切れます。仕方ないので片手間でZA-721の準備をしつつログを書いて進めます。

 

一段落となったのでZA-721を張りましょう。フルサイズになる21MHzはもちろん、短縮率が低いので7MHzもパフォーマンスのいいアンテナです。しかも展望台から斜めに張れますから地上高があり威力は抜群です。先日三木市移動の時にサガ電子のZAシリーズが「飛ばない」という局がいましたが、このアンテナは途中で曲げてしまうよりもまっすぐ張った方が比較的よく働いてくれると思います。

何とか張って21MHzを聞いてみましたが・・・こっちも近場しか聞こえてきません。スタート1時間で30局あまりとふるいません。これは苦しいかも知れませんな。

  

いつもより早く144MHzに行ってみましょう。こっちも閑散。数局しか聞こえません。なんってこったいです。日曜への出勤シフトの影響が大きいのでしょうか。430MHzも全く同じ状態です。

__3

日が高くなり暑さが増してきました。今日はいつもの凍らせタオルに加え、1リットルのお茶も凍らせて持ち込んでいます。しびれるような冷たさが暑い日には気持ちいいです。

 

ハイバンド・50MHzとも近場のみで、まれに7や8とQSOできる程度です。去年のFDそっくりなCondxになってきました。7MHzは何とか開いているんですが、こんなCondxですから7MHzに局が集中しているのかいつもよりQRMが激しいです。呼び回りつつお弁当にしましょう。

 
午後に入っても状況は変わらず。144/430MHzにQRVする局が少し増えたのかこれらのバンドは伸びるんですが、あとは壊滅状態です。7MHzはCQを出し続けるクラブ局に占領されてなかなか空き周波数がないです。

気温はどんどん上がり、暑さとの闘いになります。凍らせたタオルもとけたので濡れタオルとして使います。標準ペースにしている30QSO/hを大きく下回る状態が続きます。

最後は144/430を往復してタイムアップです。バスの時間がありますから大急ぎで片づけます。あとは涼しいバスで駅まで寝て帰りましょう。

 
本日は7MHzで21局、21MHzで18局、28MHzで6局、50MHzで61局、144MHzで29局、430MHzで38局の計173局とQSOできました。各局ありがとうございました。今年はCondxが悪く、苦しい戦いでした。

今年のハイバンドシーズンはこれにてほぼ終了です。しばらくお休みして秋は別の切り口で進めて行きたいと思います。

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8/7 大阪府茨木市移動

2011-08-05 | 移動運用予定

フィールドデーコンテストにあわせて大阪府茨木市(JCC 2513)に移動運用します。

 

日時:8/7(日) 午前8時頃~午後3時頃まで

    バッテリ運用のため7日のみになります。

場所:大阪府茨木市 竜王山からQRVの予定です。

    小雨決行ですがまとまった雨の場合は中止します。

バンド:7/21/28/50/144/430MHz帯(430はFM中心 その他はSSB中心)

    今回50MHzのアンテナは3エレです。

  

※当局の移動運用についてはこちらもご覧下さい。

※QSLカードについてはこちらをご覧下さい。

 

今回はコンテストですのでtwitterでの情報発信はありません。参加各局のご健闘をお祈りします。

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