JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳寄り情報

2011-08-25 | シャック便り

[石垣島・竹富島が夜間断水へ]
沖縄県の石垣島と石垣島から海底送水を受けている竹富島は、水源としている石垣島のダムの貯水率が低下したため夜間断水を計画しています。このまままとまった雨が降らなければ今月26日より午後11時~翌朝6時で実施される見込とのことです。

八重山地方は梅雨以降まとまった雨が少なく、台風も本島寄りを通過したため例年より雨が少ないそうです。石垣市では応急対策として貯水率の高い農業用ダムからの取水が実現するよう調整しているようですが、雨が降らないことには根本的な解決にはならないと思います。

八重山へお出かけの方は石垣市のサイト等で確認をお願いします。今後の状況によっては旅行を控えることも一つの判断だと思います。

なお、沖縄本島の各ダムは貯水率が平年より高めだそうで、本島周辺の水事情は問題ありません。

  
[各航空会社が冬ダイヤを発表]
大手2社が10月30日からの冬ダイヤを発表しています。このうち、増便されるのは以下の路線です。

日本航空 羽田-新千歳・那覇・岡山・秋田 関西-那覇 新千歳-花巻
全日空 羽田-新千歳・徳島・秋田 成田-福岡 伊丹-大分 那覇-松山・広島 新千歳-オホーツク紋別

注目は岡山と秋田だと思います。いずれも東京からで見た場合、新幹線と航空機とのシェアが拮抗すると言われる3~4時間圏にある中規模の地方空港です。これらは格安航空会社が参入する可能性が低い一方、増便による利便性アップでJRからシェアを奪える余地があることから、将来の格安航空会社時代に向けた布石だろうと思っています。JRは需要に応じて運賃を割り引くような柔軟性のある価格体系への対応が遅れており、高速バスに切り崩されつつある在来線の特急に加え新幹線も今後切り崩される可能性があるのかなぁと思います。

なお、全日空の新千歳-オホーツク紋別は利用率が低迷する羽田-オホーツク紋別を休止し代わりに就航させるもので、オホーツク紋別撤退に向けた地ならしではないかとの指摘もあります。那覇-広島は1日1往復から2往復への増便ですが、沖縄と広島の結びつきは弱く(歴史のあるJTAの那覇-岡山線がある影響で中国地方では岡山との結びつきが強い)、果たして2往復を維持できるのかなぁと疑問に思います。

コメント (2)
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