JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳寄り情報

2011-08-17 | シャック便り

[小笠原で水不足が問題に]
世界遺産に登録されたばかりの小笠原で水不足が問題化していることが明らかになりました。この夏現地で雨が少ないことが原因で、加えて世界遺産ブームに乗って観光客が増えていることも水不足に拍車をかけているようです。ちなみに島への交通手段である「おがさわら丸」は9月中旬までほぼ満席の盛況だそうです。

村では海水浴場のシャワーを使用停止としたり海水淡水化装置を借り受けたりと対策に追われているようですが、それでも解決できずに水源の貯水率が30%を切った場合は夜間断水に踏み切る模様です。

電力については島内の発電所で賄っており節電は関係ないのですが、小笠原への移動運用をお考えの方は水不足にご注意下さい。断水になった場合は移動を控えることも選択肢だと思います。

 
[九州新幹線が一部値下げへ]
3月に開業した九州新幹線は概ね好調のようですが、博多から比較的近距離にある新鳥栖・久留米・筑後船小屋・新大牟田の各駅は利用率が当初の予想を大きく下回っているそうです。このためJR九州はこの区間に限り値下げを検討しており、早ければ今年中にも値下げが行われるようです。

この区間は在来線の快速に比べて割高なことが原因のようです。博多-久留米を例に取ると在来線で40分・720円に対し、新幹線の自由席は20分と速いながら1550円と倍以上します。元々この付近は新幹線開業前の在来線特急時代に往復利用を前提として特急の自由席を大幅に割り引く乗車券を発売していたこともあり、新幹線の割高感は相当にあるようです。特急の待ち合わせが減って在来線の快速が速くなったことも快速に利用が集中する理由となっています。

九州新幹線にはもう一つ大きな問題があります。最も乗客を見込んでいた熊本の利用が伸びていないことです。上記の在来線特急時代にあった割引が廃止されて割高感があることに加え、熊本駅が市内中心部から離れていることが原因と言われています。熊本と福岡の中心地を直接結ぶ熊本交通センター-天神間の高速バスが頻発しており、安くて手軽に乗れることから新幹線に乗客が流れていないようです。九州新幹線開通後にこの高速バスは増発されており、さらに地元の支持を集めているようです。

 
[宗像市営渡船の発着港が統一]
先にお知らせした宗像市営渡船(神湊-大島、鐘崎-地ノ島)の本土側発着港を神湊に統一する件は、市が諮問していた委員会がこれを了承する答申を提出したとのことです。

宗像市では来年2月の神湊への統一を目指して国土交通省との調整に入るそうです。なお、渡船利用料は航海時間が長くなること、大島航路の新造船の減価償却がかさむことから各航路とも値上げされる見込とのことです。一方、新たに月2回程度地ノ島へフェリーを運航するそうで、大きな物資を運べるようになるそうです。

詳細・ダイヤ案はこちらをご覧下さい。西鉄バスとの連絡調整があるため正式ダイヤは変更される可能性があります。

私も来年3月あたりで地ノ島を狙ってみたいと思います。

コメント (2)
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