5/28(月) 南大東→那覇
本日は午前中に島の見学とお土産の調達をやって、昼飯食ってから午後便の出発まで運用をしようという計画です。お天気は晴れです。
霧は出ておらず、午前便も大丈夫でしょう。このあとの天気ですが…
島内といってもサトウキビ畑がほとんどなのでピンポイントで回ればOKです。まずは在所のAコープ(農協)でお土産と飲み物の調達。お土産は大東ようかんとマグロのジャーキーです。南大東郵便局で友達から頼まれた風景印(絵の入った消印)を押してもらい、送っておきました。こんな絶海の孤島でも郵便が出せるし、本土と同じ料金なんですね。
次にラム酒を作っているグレイスラムを訪問。前もって電話で見学をお願いしており、工場長さんと副工場長さんにご案内頂きました。「沖縄のサトウキビでラム酒を作ってみたい」と考えついたOLさんが沖縄電力のベンチャーに応募し見事認められ発足した会社だそうです。その金城社長(子育てと社長業を両立している美人らしいです)は本日は那覇とのことでお会いできませんでしたが玉那覇工場長とはいろいろお話をさせて頂きました。
玉那覇工場長はすごい情熱と夢をお持ちの方で、それを実現できる豊富な知識と経験を持ちあわせたすばらしい方でした。ぜひ世界一のラム酒に育てて欲しいと思います。自分用のお土産に2本とTシャツを買いました(酒は工場価格で安いそうです)。[1]
次に西港へ。本来ここで運用したかったのですが、炎天下に重い荷物を抱えて急な坂を上るのは無理っぽいです。撮影だけして帰りました。この海の色は見たことのないような色です。見えるのは空の青と海の青との境界線(水平線)だけ。
腹を満たし、観光もできたので昨日と同じ瓢箪公園から運用しました。今日は池の畔に50MHzのアンテナも立てています。が、50MHzは弱いバズ音が聞こえるのみです。7MHzは相変わらず雷のようなノイズが入ってくれます。21MHzがベストのようですので21MHzでスタート。平日なので出ておられる局は少ないですが、それでもコンスタントに呼ばれます。クラスタにも上がったみたいですね(本人はリアルタイムで確認しようがない)。
月曜日なのでのーんびりとQSO。風も吹くので快適です。この島ではそれでいいと思います。同じ21MHzでも50Wに3エレとかだとパイルになってそうもゆかないのかも知れませんね。のんびりQSOしていましたが、次第にコンディションが下がってきて、Sメータを振らせて入感する局がいなくなりました。ここが潮時のようですので撤収としました。なお、50MHzはとうとうオープンせずでした。
午後便の送迎時刻が近くなったので宿に戻り、宿代の精算をして送迎車で空港へ向かいます。昨日と同じく那覇→北大東→南大東と回ってきたようでして、これから那覇に直行します。南大東からは新たに6人が乗り込んで那覇へ向け離陸しました。赤茶色の地面と青く透明な海の色のコントラストは他では見ることのできない絶景です。もう少し見せて欲しいところですが、飛行機は一路那覇に向けて飛び去って行きました。
いろいろありましたが、島の人は人なつっこくて暖かみのある島でした。人口が6倍いる伊豆大島より元気なんじゃないかな?と思ったりもします。いつかまた行きたい島です。
RAC868便は無事に那覇へと到着です。駐機場に降り立つとちょうど伊丹行きのJAL2088便が出発するところです。この写真で分かる通り南大東からの午後便から伊丹行きに乗り継ぐことはできません。従ってもう1日那覇で過ごせます。構図が今一つですがDHC-8-100とボーイング777-300型の大きさの違いはすごいですね。39人乗りvs500人乗り。
本日は21MHzで16局とQSOできました。各局ありがとうございました。
[1]㈱グレイスラムさんは2004年創業のため酒造免許が期限付きでしたが、実績が認められこの訪問後に晴れて免許が無期限となられたそうです。おめでとうございます。日本のアマチュア無線局には無期限免許がないので羨ましいですが…無期限だとコールサインの再割り当てはできなくなりますね(汗)