JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

松山移動運用報告③

2018-03-21 | 移動運用結果報告
3/17(土)伊丹→松山空港→松山市内→二神島→津和地島→松山市内(続き)
「すいせい」は13分で津和地島に到着。この付近は広島県や山口県との県境になります。すぐ先は周防大島です。

津和地島は人口約250人。こちらも漁業とかんきつ類の栽培が主産業ですが、塩害に強いタマネギの栽培も行っています。

二神島より人口は多いものの、小学校は既に閉校しているそうで将来が心配されます。


港から5分歩いたところにいい場所がありました。

12時50分に再スタート。撤収と乗り場への移動時間を考えたら14時10分が終了目安です。在島できる時間は2時間ちょうどですがQRVできるのは80分。正味2時間のQRV時間が欲しいところですが、船のダイヤ上そうはゆかないケースが多いです。バッテリは全然大丈夫なんですが船だけは何ともなりません。

この時間の割にCondxはいい感じです。二神島とは逆で4~6エリアと1エリアが中心です。1エリアですと二神から引き続きとなる方がいますが、西日本の局は「二神島できませんでした」という方が意外に多かったです。

1分1局のペースでコンスタントに進んでいます。相変わらず北風が強く、風を背にしてQRVしていますが風の音がマイクに入ってしまいます。もちろん寒いです。

途中でJI5DIH局に呼ばれました。愛媛県の離島移動でアクティブな方で、普段は松山にお住まいですが睦月島にもシャックをお持ちです。「CADさん、明日の中島は新しい船になってると思いますよ」とのことでした。それは嬉しい話ですね。

14時となり船の時間が近づいてきました。まだ少し呼ばれているのですが「あと3局にさせてください」という形で終了します。本数が少ないので船に乗り遅れる訳にゆかず申し訳ないです。津和地島からは71局でした。

津和地港からは元怒和港が見えており元怒和を出た「じんわ」がこっちに向かっているのが見えています。乗船券売り場に急ぎましょう。

乗船券を購入。今日の船賃は合計で3,000円オーバーです(涙)忽那諸島の人口が減って中島汽船の経営が苦しいために運賃が高いと言われています。


津和地14時34分発の「じんわ」に乗りました。高浜まで1時間40分かかりますから津和地でQRVできた80分よりも長いですよね。座敷で寝ておきましょう。横になれるのは有り難いです。

高浜港からは電車で市駅に戻ります。梅津寺の海岸は夕暮れとなってきました。16時49分に市駅到着。宿に荷物を預けておきます。


北風で寒かったので路面電車で道後温泉に行きましょう。

途中の警察署前で下車して「たけうち」で朝食用に労研饅頭を買いました。労研饅頭は岡山の倉敷にあった大原労働科学研究所が満州から取り入れたマントウ(饅頭)が起源とされます。労働科学研究所は大原美術館の創設者でもあるクラボウの大原孫三郎が設立した研究機関で、その略称が「労研」だったという次第。

松山では生活に苦しむ夜学生のため戦前に販売が始まり今も素朴な松山名物として親しまれています。固めの蒸しパンに近いものです。

発祥の岡山でも「三笠屋のろうまん」として黒豆入りとあん入りの2種類が奉還町のふじうらとか済生会病院の売店で売られていました。小ぶりの饅頭が4つ積み重ねられてフィルムで巻かれてたと思います。うちのおばあちゃんは黒豆入りのろうまんが好きで、奉還町の眼科に通った帰りによく買っており、時間が経って固くなったら七厘に網をのせて炙ってました。

三笠屋は10年ほど前に廃業してしまい、今は清水屋というパン屋さんの「ローマン」が岡山駅のユアーズとかで売られています。岡山と松山にしかないレアものですから見つけたらぜひどうぞ。


道後温泉の市営日帰り湯は現在本館・椿の湯・飛鳥乃湯の3つがあります。観光客が本館に集中するので飛鳥乃湯が作られました。

こちらもてっぺんに白鷺がいます。

もう一つの椿の湯は観光色も素っ気もない温泉銭湯の風情です。主に市民向けですがもちろん観光客が入っても構いません。入浴料は400円と一番安いです。外国人観光客の興味を引かないのか見かけずのんびり入れます。


暖まったので飲みに行きましょう。穴子の一本揚げがおいしかったです。

締めはラーメンの「豚珍行」で。松山では老舗のラーメン店で深夜までやってます。しょうゆ味で締めにはちょうどいいラーメンでした。


本日は合わせて112局でした。ありがとうございました。
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