JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

宮崎市御朱印&風景印巡り①

2023-07-21 | 御朱印めぐり
仕事で宮崎に日帰り出張しましたので空いた時間で御朱印&風景印巡りをしてきました。

宮崎市は人口約40万人。大淀川の河口付近にあり、南北に走る橘通がメインストリートになっており、周囲に県庁や市役所、オフィスや商業施設が集まっています。市内中心部から宮崎空港が近いのでアクセスも便利です。

九州では天領となり長崎奉行所が置かれた長崎を除けば5県の県庁所在地は旧城下町ですが、宮崎市は明治以降に県庁が置かれて整備されたという特異な歴史を持っています。元々日向は都城や佐土原(現在は宮崎市の一部)、延岡などに城が置かれ、複数の藩により統治されてきました。明治になると日向一国を一つの県にすることになったのですが、都城や延岡では場所が偏りすぎ、佐土原では狭すぎて適さないとなり、大淀川の河口部に新たに宮崎という街を作り整備してきた歴史があります。

札幌は東西に大通を作り、その周囲から都市整備を始めていますが、宮崎は南北に走る橘通を軸に都市整備を行ったことになります。

このため城下町にありがちな複雑な路地や寺町がなく、元々あった宮崎神宮を除けば神社も多くないという特徴があります。また市内中心部には風景印を配備した郵便局が極端に少ない特徴もあります。


伊丹から始発の飛行機にになるJAL2431便に乗れば8時20分頃に宮崎空港に着きます。打ち合わせは午後からなのでかなり時間があり、御朱印や風景印を回れそうです。

宮崎ブーゲンビリア空港」の愛称を持つだけにブーゲンビリアが咲いていました。空港から市内へはJRの宮崎空港線か宮崎交通のバスがあります。まずはバスに乗りましょう。

宮崎交通のバスももちろん橘通を経由する便が数多く設定されています。ところが宮崎駅前が橘通から約900m東にあって遠回りになるため全てのバスを駅に乗り入れすることができず、大淀川の南に「宮交シティ」というバスターミナル兼商業施設を設けています。JRですと南宮崎駅前になります。

宮交シティで下車しましょう。宮交シティ内郵便局があります。

開局が9時なので数分待つ形でした。

宮交シティ内郵便局の風景印です。青島や埴輪が描かれています。


1kmほど歩くと宮崎天満宮があります。天神山という小高い丘にあります。空堀らしき跡があるので中世には砦が置かれていたような感じがします。

宮崎天満宮のホームページには「1190年に京都の北野天満宮より勧請」とだけありますが、その後江戸時代と明治時代に移転しており、さらに1933年に県有地の払い下げを受けて現在地に整備されたようです。

社務所は神社から県道17号を挟んで斜向かいにあります。神職の方のご自宅を兼ねている感じです。

宮崎天満宮の御朱印です。


宮崎天満宮から徒歩で大淀川を渡りましょう。

市役所前の交差点を東に入ると宮崎松山郵便局があります。

すぐ北側が官庁街になっています。

宮崎松山郵便局の風景印です。大淀川とさっき渡った橘橋が描かれています。


続きます。
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