JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

コンテストはヒアリング力

2023-07-13 | シャック便り
先日の6DのあとでTwitterで触れましたが、「コンテストはヒアリング力」ではないかと思っています。

中には暇つぶしなのかダラダラとCQを出し続けている局が見受けられましたが、その多くがコールサインを1回でコピーできていません。何度も聞き返してまともにコールサインをコピーできない局、「すいません、Sメーターを見ていませんのでRSレポートは次回送ります」と言ってきて「大丈夫かよ」という局もいました。

#ちなみにコンテストのRSは「59」が暗黙の了解になっています。私もそうしていますが、これには合理的な理由があります。この辺はいつか別記事で。


何度も聞き返しをやって1回のQSOに2分とか掛かっていればコンテストにならないですよね。2分かかる局は呼ばれ続ける状態でも1時間に30QSOしかできません。一方で1分で済ませることのできる方は60QSO、40秒なら90QSOです。QRVできる時間が決まっているコンテストではペースが上がらなければどんなに優秀な設備であっても勝ちようがありません。

なので求められるのは「ヒアリング力」なのです。

聞いていない局は50MHzでEsが出ても分かりません。8の局がEsに気付いても24や39ならばマルチ欲しさに呼んできますが25や27の固定局なんて呼びはしません。雑魚でいくらでもQSOできるからです。ましてやパッと聞いて「この局のオペレーションはプアだな」と思ったら即VFOを回されてしまいます。本気で入賞を狙う局ほどオペレーションがプアな局を相手にしない傾向があります。

そういった局はこっちから呼ばないとダメですので、自分でヒアリング力を付けて呼んでゆかなければスコアは伸びないことになります。そのための呼び回りはぜひチャレンジされてみて下さい。
コメント
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