JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

大手航空会社が2022年冬期のダイヤ概要を公開

2022-08-23 | シャック便り
大手航空会社の2022年冬期のダイヤ概要が公開されました。

全体的に新型コロナウイルス以前の水準へ戻そうとする動きがみられます。またオリエンタルエアブリッジ・日本エアコミューター・天草エアラインの九州3社に対し、JALと全日空のコードシェアが可能となります。オリエンタルエアブリッジ便にJALのコードシェアが実現する一方で、日本エアコミューターが運航するJAL便に全日空のコードシェアが付くので「JAL****便にANA****便」というこれまでにない形が実現します。

このコードシェア、人気観光地の屋久島にコードシェアが実現する全日空の方が圧倒的に有利なのですが、恐らくコードシェアに割り当てられる座席数は1桁なのでハイシーズンにはJAL側で予約を取らないとほぼ予約が取れないでしょう。また同じJAL系でも北海道のHAC、沖縄のJTAやRAC、同じ奄美でもJ-AIR運航便は対象外ですのでご注意下さい。


[JAL]
新規路線はなく、伊丹発の鹿児島線または新千歳線が1往復増便されます。繁忙期は新千歳、それ以外は鹿児島というダイヤになります。またHACの丘珠-奥尻が冬期も土日中心に設定され、利尻行きも特定日に増便となります。

一方で成田-伊丹・福岡線がそれぞれ減便となります。また機材繰りでHACの路線にも減便調整がかかるようです。


[全日空]
ピーチとのコードシェアを休止します。機内設備やサービスの格差が大きく、マイルのため以外では利用がないでしょうから休止は仕方ないと思われます。代替措置として全日空の予約サイトに同一路線のピーチ便も表示させるそうです。

休止中だった成田-伊丹・中部便を復活、仙台-沖縄線を通年運航に切り替えます。

一方で伊丹-仙台、中部-宮崎などが減便されます。


成田発着便で正反対の措置が取られるのが興味深いです。まだ国際線需要が回復しないとみるJALと回復すると見た全日空の考え方の違いが出てきた感じです。
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