JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

路線バス「瀬戸大橋線」は琴参バスが全線運行へ

2021-02-11 | シャック便り
瀬戸大橋を渡る路線バスである「瀬戸大橋線」から岡山側の下電バスが3月末で撤退することを決めていた問題は、香川側の琴参バスが肩代わり運行を行うことで決着しました。

瀬戸大橋線は岡山側の児島駅前から櫃石島・岩黒島・与島を経由し坂出駅前に至るもので、一般車の島内乗り入れが禁止されている3島へのほぼ唯一の渡島手段でした。当初は両社が通しで運行していましたが、利用の低迷や車両運用の効率化のため途中の与島で相互に接続し、与島以北は下電、以南は琴参という形が長らく維持されてきました。

しかしながら下電バスが新型コロナウイルスの影響で収入の柱であった高速バスの利用が消失、県や市から補助金を受けているとはいえ支えきれない状態となりました。昨年10月からは6往復を半分の3往復に削減、さらに3月末で廃止することを表明、櫃石島・岩黒島への渡島ができなくなる可能性が出ていました。


特に櫃石島は岡山側との結びつきが強く、通院や買い物は児島に行くケースがあったため岡山・香川両県と倉敷・坂出両市が補助金を出す形で琴参バスが児島までの全線を維持することが決まったようです。下電のバス停を引き継いで1日5往復となる模様です。

昨年10月以前は6往復であり、朝の2便目が廃止となりますが何とか維持されたと言えます。
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