JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

西国岩間寺&穴太寺御朱印巡り①

2020-11-24 | 御朱印めぐり
西国三十三所巡りも残りは1/3ほどになってきました。京都の街中にある革堂や六角堂なんかは楽勝で回ることができますが「難所」とされるお寺がいくつかあり、そうそう簡単に満願できないシステムになっています。

難関のお寺は1つ1つ回ってゆくしかありません。今回はそんな難関の十二番札所・岩間寺に行ってみましょう。


岩間寺は大津市と宇治市の境にある岩間山の中腹にあります。最寄りのバス停(京阪バス 中千町)から徒歩50分の山登りとされています。ところが毎月17日の岩間寺の縁日だけはJR石山駅前から臨時のバスがあり山登りをしなくてもよいのです。曜日関係なく17日で、たまたま今年の10月は17日が土曜なので利用してみたいと思います。

あとは亀岡にある二十一番の穴太寺も回ってみます。こちらは田畑が広がる亀岡盆地にありますが他の札所とは中途半端に離れているため「あえて目指さないと回れない」札所です。


振り出しはJR石山駅から。新快速の停車駅なので便利です。8時14分に駅に到着です。臨時バスの乗り場は駅前から少し離れた西口バス乗り場です。

改札を出て右に進むとペデストリアンデッキがあり、こちらに案内の看板があります。

8時30分のバスが発車待ちをしています。座席はほぼ一杯で残りはあと2つだけ。岩間寺のスタッフがアルコールスプレーを持っています。このバスは岩間寺が借り上げており無料で乗ることができます。立ち客が4人ほどになった時点で密を避けるためこれ以上の乗車を断っています。この日の次便は40分後の9時30分発ですから危ないところでした。

バスは途中の中千町からは山道に入ります。半分くらい行ったところでバス同士の行き違いができない道幅になります。どうもこの区間で鉢合わせしないよう無線で連絡を取り合っているようです。

登り切ったところにバスの駐車場があり、ここが降り場のようです。雨雲の中みたいですね。

山門はなく、受付から歩いて3分くらいで本堂です。

岩間寺は正式には岩間山正法寺といい、真言宗醍醐派に属しています。722年に元正天皇の病を治した泰澄が天皇から援助を受け建立、一時は熊野や吉野に並ぶ霊場であったそうです。近年はぼけ封じ観音が信仰を集めており、この縁日ではぼけ封じの焙烙灸をやっていました。

現在の本堂は1577年に再建されたもので、本尊は元正天皇の千手観音像です。秘仏とされ、きわめてまれに開扉されます(1990年以前は365年間開扉されなかったそうです)。

こちらの池は芭蕉の句「古池や」に詠まれた池だと言われています。

納経所は本堂にあります。バスでどっと参拝客が集まるので短時間でこなすことになるようです。

岩間寺の御朱印と御詠歌です。


行きが大変ってことは帰りも大変ってこと。発車15分前にバスの行列に並びました。なんとか全員乗車でき発車です。帰りは十三番札所の石山寺前でも降りることができます。半分くらいのお客さんが降りてゆきました。

石山駅に到着。少し時間に余裕があるので大津中央郵便局に行ってみます。夏の間に回った「戦国ワンダーランド」の小型印があります。

大津中央郵便局は京阪の石場駅近くです。石山から京阪に乗ります。

601号車が来ました。1984年製で元は三条と浜大津の間で準急として使われ、地下鉄東西線の開通で石山坂本線に転籍し活躍を続けています。製造から36年ですが車体はそれ以前の車両をリメイクして使っていますので50年以上になるそうです。

石場駅で下車し大津中央郵便局へ。

風景印と小型印をお願いします。

風景印は中央郵便局にありがちな名物をゴチャゴチャ詰め込んだデザインです。大津絵に瀬田の唐橋に鮒寿司の二ゴロブナ、さらに竹生島まで詰め込んでいます。鮒と竹生島を外したらスッキリしません?

戦国ワンダーランドの小型印です。大津市なので坂本城主であった明智光秀の桔梗紋です。「麒麟がくる」はあの芦田愛菜さんがガラシャ役に起用されるなど興味深くなってきました。

大津中央郵便局からJR大津駅へはバスがあります。うまい具合に4分後の発車。待たずに乗れました。

11時になりましたので早めのお昼。雨が降り寒いので「ちゃんぽん亭」でチャンポンです。

ゆずチャンポンにしました。ゆずが結構合いますね。


お腹を満たしたので後半の穴太寺に続きます。
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