9/15(土)伊丹→仙台空港→仙台市内→塩釜港→朴島→野々島→塩釜港→仙台市内
ということで仙台に向け出発。台風21号で大きな被害の出た関空に対し伊丹は被害がなくいつも通りです。
JAL2201便はJ-AIRのE90です。8時5分発で仙台着は9時15分となります。連休初日の朝の便ですから満席での出発となりました。
仙台空港駅9時40分発のSATの快速に乗ることができれば石巻12時発の田代島行きや塩釜港11時発の野々島行きに乗り継ぐことができます。便利な電車ですが昨年は飛行機が定刻より遅れて間に合わず予定差し替えとなりました。今年は仙台空港到着時刻が9時15分と昨年より10分早くなっており、快速の発車まで25分ありますから40分発の快速に乗る前提で予定を組んであります。
出発はほぼ定刻でしたが、機長から秋雨前線の雲を避けるため到着が10分ほど遅れるとのアナウンスがありました。定刻より8分遅れ9時23分に仙台空港に到着です。快速の出発までまだ17分あります。
便数が少なく空いている仙台空港なのになぜかバス連絡になり、さらに連絡バスの手配が遅れ5分ほど機内で待たされることになりました。まずい雰囲気になってきました。バスがターミナルビルに着いたのが8時34分。1分ほどで手荷物引き渡しの回転台が回り始め荷物を受け取って保安エリア外に出たのは9時37分でした。
重い荷物を持って大急ぎでSATの仙台空港駅に駆け込むと発車の合図が鳴っています。秒単位のギリギリで快速に間に合いました。25分の余裕があったのにギリギリとは予想外でした。私はJGCなので手荷物が優先引き渡しになって間に合いましたが、一般のお客さんですと乗り遅れですよね・・・
幸い車内が空いていたので汗を拭きながら荷物の整理をやりました。定刻の9時57分に仙台駅に到着。仙台は弱い雨が降っており、昼までには上がる予報です。
本日は浦戸諸島の朴島をメインにします。田代島にも行けますが、田代島を明日にした方が田代島での在島時間を十分に取れるためこの日程としました。明日の天気が持ち直す方向なので当初予定通りとしています。
仙台駅のコインロッカーに荷物を預け本塩釜に向かいます。仙石線のホームは他の路線とは大きく離れた地下にあり、移動時間に数分必要なのでまた急がなければなりません。
10時7分発の仙石線に乗れば10時35分には本塩釜に着きます。
本塩釜に到着。浦戸諸島への塩竃市営汽船は駅近くにあるマリンゲート塩釜から出ています。ダイヤを見て以下の通りとしました。
塩釜港 11:00発→朴島 11:54着 朴島在島時間約2時間30分
朴島 14:30発→野々島 14:40着 野々島在島時間約2時間10分
野々島 16:53発→塩釜港 17:24着
塩竃市営汽船の朴島発は14時または16時30分です。あるいは無料渡船もあるので朴島である程度QRVしたら野々島に転戦する予定です。
マリンゲート塩釜に到着。お弁当を売っているお店がなく、手持ちのパン1個がお昼になります。
朴島までの乗船券を買って塩竃市営汽船に乗りましょう。現在は旅客船3隻で運航しており、塩釜港→桂島→野々島→石浜(桂島)→寒風沢島→朴島のルートです。乗客の減少と船の老朽化から古い中型船を小型船に置き換えており、今年新しい19tの小型船「しおね」が入りました。
この便は「うらと」です。2006年にニュージャパンマリンで建造された19t・航海速力13.5ノットの船です。ニュージャパンマリンは三重県伊勢市にあり、小型船を得意とした造船所です。
11時に塩釜港を出発。速力が遅い上にあちこち寄港するため朴島までは54分かかります。寒風沢島までで他のお客さんは降りてしまい、最後は貸切になりました。
ようやく朴島に到着。他の浦戸諸島の港は浮き桟橋がありますが朴島だけは整備されていないようです。しかも土嚢で応急復旧させた桟橋に舳先付での下船となりました。東日本大震災で破壊された桟橋の復旧がいまだに終わっていないってことですよね。
朴島は人口約30人。宮城県の地物野菜「仙台白菜」の種が主な産業です。白菜は収穫せずそのままにしておくと春に黄色い花を付け、やがて種ができます。この種を出荷しているそうです。離島だと近い品種と交雑することがないため好都合なのだそうです。
早速QRVできそうな場所を探します。ところが集落近辺の砂浜はことごとく防潮堤の工事を行っており、今日も作業中のため立入できません。小雨がまだしつこく残っているため今のうちに場所を見つけることができれば時間ロスはありません。
こちらの神社に奥に道がありそうなので行ってみましょう。社殿の脇道を歩くとこんな物を発見。
展望台だったのでしょう。
展望台の床なら機材を置けますのでここに決めました。小雨も上がりつつあるのでアンテナを展開しましょう。海にはカキ養殖のいかだがたくさんあります。
12時30分にスタートです。ノイズが多い一方で聞こえてくる局が少ないのでCondxが良くないようです。それでも1・0エリア中心でオープンしており、3エリアくらいまでは聞こえています。大票田の1エリアが開くとそれなりは稼げますから有り難いです。しつこかった雨は上がりました。
「朴島ファーストです」という方が非常に多いです。浦戸諸島でもとりわけマイナーな朴島を訪れる人が少ないからでしょうね。
まずまず呼ばれていましたが、13時30分を回るとバンド内が静かになりCondxがさらに落ちてしまったようです。呼べど叫べどコールがありません。加えてヤブ蚊も多いので朴島港14時発の船で野々島に転戦したいと思います。朴島からは62局でした。
朴島には商店がなく、プレハブの工事事務所にある飲み物の自販機が唯一お金を使える場所のようです。飲み物を買って塩釜行きの船に乗ります。
今度は「しおじ」です。ゆるキャラをたくさん貼り付けた楽しそうな船です。
長くなりますので今回はここまで。後半に続きます。
ということで仙台に向け出発。台風21号で大きな被害の出た関空に対し伊丹は被害がなくいつも通りです。
JAL2201便はJ-AIRのE90です。8時5分発で仙台着は9時15分となります。連休初日の朝の便ですから満席での出発となりました。
仙台空港駅9時40分発のSATの快速に乗ることができれば石巻12時発の田代島行きや塩釜港11時発の野々島行きに乗り継ぐことができます。便利な電車ですが昨年は飛行機が定刻より遅れて間に合わず予定差し替えとなりました。今年は仙台空港到着時刻が9時15分と昨年より10分早くなっており、快速の発車まで25分ありますから40分発の快速に乗る前提で予定を組んであります。
出発はほぼ定刻でしたが、機長から秋雨前線の雲を避けるため到着が10分ほど遅れるとのアナウンスがありました。定刻より8分遅れ9時23分に仙台空港に到着です。快速の出発までまだ17分あります。
便数が少なく空いている仙台空港なのになぜかバス連絡になり、さらに連絡バスの手配が遅れ5分ほど機内で待たされることになりました。まずい雰囲気になってきました。バスがターミナルビルに着いたのが8時34分。1分ほどで手荷物引き渡しの回転台が回り始め荷物を受け取って保安エリア外に出たのは9時37分でした。
重い荷物を持って大急ぎでSATの仙台空港駅に駆け込むと発車の合図が鳴っています。秒単位のギリギリで快速に間に合いました。25分の余裕があったのにギリギリとは予想外でした。私はJGCなので手荷物が優先引き渡しになって間に合いましたが、一般のお客さんですと乗り遅れですよね・・・
幸い車内が空いていたので汗を拭きながら荷物の整理をやりました。定刻の9時57分に仙台駅に到着。仙台は弱い雨が降っており、昼までには上がる予報です。
本日は浦戸諸島の朴島をメインにします。田代島にも行けますが、田代島を明日にした方が田代島での在島時間を十分に取れるためこの日程としました。明日の天気が持ち直す方向なので当初予定通りとしています。
仙台駅のコインロッカーに荷物を預け本塩釜に向かいます。仙石線のホームは他の路線とは大きく離れた地下にあり、移動時間に数分必要なのでまた急がなければなりません。
10時7分発の仙石線に乗れば10時35分には本塩釜に着きます。
本塩釜に到着。浦戸諸島への塩竃市営汽船は駅近くにあるマリンゲート塩釜から出ています。ダイヤを見て以下の通りとしました。
塩釜港 11:00発→朴島 11:54着 朴島在島時間約2時間30分
朴島 14:30発→野々島 14:40着 野々島在島時間約2時間10分
野々島 16:53発→塩釜港 17:24着
塩竃市営汽船の朴島発は14時または16時30分です。あるいは無料渡船もあるので朴島である程度QRVしたら野々島に転戦する予定です。
マリンゲート塩釜に到着。お弁当を売っているお店がなく、手持ちのパン1個がお昼になります。
朴島までの乗船券を買って塩竃市営汽船に乗りましょう。現在は旅客船3隻で運航しており、塩釜港→桂島→野々島→石浜(桂島)→寒風沢島→朴島のルートです。乗客の減少と船の老朽化から古い中型船を小型船に置き換えており、今年新しい19tの小型船「しおね」が入りました。
この便は「うらと」です。2006年にニュージャパンマリンで建造された19t・航海速力13.5ノットの船です。ニュージャパンマリンは三重県伊勢市にあり、小型船を得意とした造船所です。
11時に塩釜港を出発。速力が遅い上にあちこち寄港するため朴島までは54分かかります。寒風沢島までで他のお客さんは降りてしまい、最後は貸切になりました。
ようやく朴島に到着。他の浦戸諸島の港は浮き桟橋がありますが朴島だけは整備されていないようです。しかも土嚢で応急復旧させた桟橋に舳先付での下船となりました。東日本大震災で破壊された桟橋の復旧がいまだに終わっていないってことですよね。
朴島は人口約30人。宮城県の地物野菜「仙台白菜」の種が主な産業です。白菜は収穫せずそのままにしておくと春に黄色い花を付け、やがて種ができます。この種を出荷しているそうです。離島だと近い品種と交雑することがないため好都合なのだそうです。
早速QRVできそうな場所を探します。ところが集落近辺の砂浜はことごとく防潮堤の工事を行っており、今日も作業中のため立入できません。小雨がまだしつこく残っているため今のうちに場所を見つけることができれば時間ロスはありません。
こちらの神社に奥に道がありそうなので行ってみましょう。社殿の脇道を歩くとこんな物を発見。
展望台だったのでしょう。
展望台の床なら機材を置けますのでここに決めました。小雨も上がりつつあるのでアンテナを展開しましょう。海にはカキ養殖のいかだがたくさんあります。
12時30分にスタートです。ノイズが多い一方で聞こえてくる局が少ないのでCondxが良くないようです。それでも1・0エリア中心でオープンしており、3エリアくらいまでは聞こえています。大票田の1エリアが開くとそれなりは稼げますから有り難いです。しつこかった雨は上がりました。
「朴島ファーストです」という方が非常に多いです。浦戸諸島でもとりわけマイナーな朴島を訪れる人が少ないからでしょうね。
まずまず呼ばれていましたが、13時30分を回るとバンド内が静かになりCondxがさらに落ちてしまったようです。呼べど叫べどコールがありません。加えてヤブ蚊も多いので朴島港14時発の船で野々島に転戦したいと思います。朴島からは62局でした。
朴島には商店がなく、プレハブの工事事務所にある飲み物の自販機が唯一お金を使える場所のようです。飲み物を買って塩釜行きの船に乗ります。
今度は「しおじ」です。ゆるキャラをたくさん貼り付けた楽しそうな船です。
長くなりますので今回はここまで。後半に続きます。