JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2018-09-01 | シャック便り
[久高海運が新造船「フェリーくだかIII」を投入]
沖縄本島沖にある久高島への定期船を運航している久高海運が新造船「フェリーくだかIII」を就航させることになりました。現在就航している「フェリーくだか」と交替する予定です。

「フェリーくだかIII」は89t・航海速力14ノットのフェリーで常石で建造されています。普通車であれば6台運ぶことができます。定員も19名増やしているとのこと。

久高島は「神の島」として知られ、観光客の立入にあたっては守るべき事柄が多いため十分ご注意ください。


[八重山観光フェリーの「あやぱに」が9月就航へ]
石垣島から竹富島・小浜島などへの高速船を運航する八重山観光フェリーが新しく高速船「あやぱに」を就航させます。現在のところ9月就航予定とのことです。

「あやぱに」は110t・航海速力30ノットの双胴船で定員が217名とこれまでの船より大型です。建造した造船所は不明ですが九州大学工業設計学科と佐賀県の三愛船舶設計がデザインに関わっている模様です。このコンビは福岡県の糸島市営渡船「ひめしま」で2016年のシップオブザイヤーを獲得しており、この業界で最近注目されています。

「あやぱに」の運用については会社側からまだ具体的な発表はありませんが、船型を見ると波の穏やかな石西礁湖向けではなく外洋に対応した構造となっており、元波照間海運の「ぱいぱてぃろーま」に近くなっています(ぱいぱてぃろーまよりさらに大型)。このため就航計画の持ち上がっている波照間航路向けの船ではないかと思われます。


[全日空の福岡-対馬線が全便プロペラ機に変更]
1日4往復運航されている全日空の福岡-対馬線が10/28より全便プロペラ機に変更されることになりました。現在は2往復が737-500型機、2往復がDHC-8-400型機ですが老朽化の著しい737-500型機が引退するため全便がDHC-8-400型機となります。座席数が減るため対馬市では「観光客の減少につながる」と危惧しているようです。

全日空の計画では737-500型機をMRJで置き換える予定でしたが、MRJの引き渡しは当分先になる見込みで、つなぎとしてDHC-8-400型機を導入することになり今回の変更になったようです。他路線でも同じような動きがあるかも知れません。
コメント
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