JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

兵庫県宝塚市(JCC 2715)移動運用報告

2009-05-10 | インポート

5/10に兵庫県宝塚市(JCC 2715)中山最高峰に移動運用に行ってきましたのでご報告します。






昨日(9日)から関西VHFコンテストが開催されています。これに合わせて移動に出かけることにしました。いつも通りバッテリ運用のため2日目朝からの参戦です。


 


 


関Vに要求される移動地の条件はJARLのメジャーコンテストとは少し異なり、


 


できるだけ朝早くからQRVできる場所(終了が12時のため)


京阪神を取りこぼさず、隣接エリアもそこそこできる場所


28MHzのアンテナを張ることのできる場所


 


になります。普段は閑散としている28MHzですが、コンテスト(特にEsオープン時)にはこのバンドにQRVできる/できないでスコアが大きく違ってきます。


 


これらを全て満たす場所は意外と少なく、あれこれ考えて宝塚の中山最高峰にしました。ここはアンテナの固定場所が少なく、最後の条件(28MHzのアンテナ)が微妙ですが、早朝なら工夫次第でなんとかなるかも知れません。


 


 


いつも通り中山桜台の一番奥から登ります。10分ほどで分岐点に到着。




ここを右に行くと最高峰、左に行くと山頂展望台です。右に行きます。

 

到着して早速アンテナ設営開始。50/144/430はこんな感じです。



松の木の枝が邪魔で、角度を変えながらリフトアップしないとあかんのです。

 



問題の28MHzは松の木を利用し、こんな風にセットしました。地上高2mちょっと。決してFBではないですがあるだけましでしょう。1200MHzは5/8λ4段のモービルホイップをFT-104に直結なので床置きです。

 

7時20分に全部のセットが終わりスタート(ということで残り時間4時間40分)。いつも通り50MHzからスタートです。最初に50.250MHzから上にQRVされている局を片っ端からコールします。これはEsが出ているかどうかと空き周波数の確認を兼ねてのものです。Esは出ていませんが、2エリアが安定して聞こえますね。

 

一通りQSOし終わってからCQを出してみます。そこそこのペースですが、20分でコールが途切れたので今度は144MHzにQSYします。こっちは3エリア中心です。最初の1時間で40QSO/hのペースです。1200MHzは他バンドからのリクエスト中心ですがちょこちょこQSOできています。

 

9時を過ぎると50/144ともほぼQSOし尽くしたようです。28/50ともEsは出てません。手詰まりを避けるため430MHzにQSYします。一通り終わったところで念のためSSBをチェックしてみると8J3HAM/3が出ていました(430MHzのOPはいつもお世話になっているJO3OOP局)。

 

 

10時を回ってからは各バンドを巡回する作戦に出ました。呼び回りと10分少々のCQを繰り返します。ここにきて144MHzが伸びなくなります。最近コンテストで144MHzの局が少ないですね。28や1200の方が伸びてる気もします。430は掘り起こせばまだまだ伸びそうな雰囲気。10時台で32QSO/hとJARLのメジャーコンテスト並みのペースです。

 

まわりに登山者が増えてきました。毎度のことながら昼になると順番待ちまで出てくる盛況ぶりです。

 

ラストの1時間も430MHzを中心に各バンド巡回です。追い込みで各局から「1200MHzできますか?」とリクエストが何件かあり、1200MHzも増えてきました。加えてマルチも新たにとれてきており有り難いです。ラスト1時間も30QSO/hでした。Esとうとう出なかったですね。

 

 

終了後JS3OMH局と一緒にお昼を食べましょうということで合流し互いの戦果をたたえ合いました。OMH局は途中仮眠のため一旦帰宅されたものの昨夜からの参加で、私を上回る結果のようです。マルチ稼ぎに欠かせない28/1200も上々の模様です。

 

OMH局からは鹿児島県の三島村十島村のパンフを頂きました。ハイバンドや50MHzのシーズンにはエキサイティングでしょうね。お疲れさまでした。

 

 

本日は28MHzで8局、50MHzで52局、144MHzで37局、430MHzで50局、1200MHzで9局の計156局とQSOできました。皆様ありがとうございました。


コメント (12)
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