50MHzでCQを出していた10時30分頃、8エリアの局からコールを頂きました。1エリアですといろんなエリアの方が/1で出ておられるので、こちらに来られている方かと思ったら「QTHは旭川市です」とのこと。えっ? Esが出ているようです。伊豆諸島でEsに遭遇したのは初めてです。
さらにしばらく7や8の方から呼ばれます。皆さんが言われるには、
・JD1の局と私だけが聞こえている
・50MHzで10004と初めてQSOできた
・小笠原はよく聞くが伊豆諸島(大島・三宅・八丈)はほとんどQRVがなく、
距離的にも開きにくいので有り難い
ということらしいです。全然考えていなかったEsですが、各局に思わぬサービスとなりました。風に耐えたかいがありました。このオープンは12時頃まででした。
午後に入り50/144とも一巡した感じでしたので28で少し各局にサービスしました。28でEsが開けばよかったのですが、誰も聞こえてこなかったです。
その後さらに風が強まったので144のアンテナを降ろして430のホイップにしました。これなら受風面積が限りなく小さいのでFBですね。1時間ほど呼ばれっ放しでした。SSBですと2局くらい重なっても聞き分けできますが、FMはそうはゆかないので効率が落ち、少々QSOレートが下がりますが、他バンドが落ち着いているので十分です。
最後の1時間は50MHzでコンテストのサービスをやったり、430でQSOしたりして終了。とにかく風が強くて皆さんにご迷惑をおかけしました。「ブログ見てます」と言って頂いた局が何局かおられ有り難かったです。あと「今年の沖縄はどの島ですか?」というご質問もありましたので、こっそりご紹介させて頂きましたHi
帰りのバスが来たので岡田港に。岡田港はおみやげ物屋さんが1店閉店し、ついに一峰さんだけになってしまいました(あとは待合所内の売店のみ)。年の約半分は岡田港発着なのにこれでは観光客がお金を落としてゆかないでしょうね。観光バスなんかも岡田港発着の時は乗客が手持ちぶさたになるため出航ギリギリに港に着くようにするそうです。
元町と岡田の使い分けは就航率を高めるためには不可欠なんですが、これが逆に島内のいろんな業者の利害に絡んでくるのでややこしいみたいです(元町のみやげ物屋さんは当然元町就航を望みますが、タクシー業者なんかは岡田の方が儲かるそうです)。
去年の利島のときみたいに岡田の高台で430MHzにQRVするには中途半端な時間で、時間潰しで苦労しながらも沖合にジェット船がやってきました。
おおっ。