この画像がもとで、芋焼酎を注文(ネット)された横浜のKさん。「お口に合えばいいんだけど・・」と、すごく心配していたところ、次のメールが届いた。
「お湯で薄めて飲んでみましたが、そのままでも広がる香りと味覚・・、
私はとても好き!
一升瓶ではなく紙パックで購入したところワイフから「ちょっと貴方らしくない」と。次は一升瓶で(300円ほど価格が上がりますね)
素敵な焼酎のご紹介、ありがとうございました。」
その翌日のメールには「追伸」として「焼酎本当においしい、たぶん芋の中での逸品です。教えていただき、夕食がより楽しくなりました。」
良かった、良かった・・、ホット一息(笑)。
ところが、「一難去ってまた一難・・」
「昨日の記事「2023オーディオ・前半戦」の中でYさんが指摘されていた「野性味のある音」って、少し具体的な言葉でお教えいただけますか? 「品のある響き」を求めてる積りでもこれもできてるか難しいと思うので・・。」
というメールが届いた。
さあ、困った・・(笑)、「音(サウンド)」に関する形容ほど難しいものはないし、「野性味のある音」なんてどう表現すればいいの~。
そういえば、以前のブログにも関連したことを記載したことがある・・、
「ワインの味覚」については、緻密な研究に裏打ちされてものすごく豊かな形容が準備されているが、これが「音」となるとすっかりプアですからね~。
まあ、香りや味わいは直接人間の細胞に触れくるけど、「音」となると「空気の波」なんだから間接的だし無理な相談かもしれないですねえ。」な~んて逃げ口上で凌いでいた。
で、今回の「野性味のある音」についてだが、窮余の一策として次のように返信した。
「音の三要素として、ハーモニー、リズム、メロディが挙げられますが、強いて言えばリズム感を重視した音と理解していただければいいかと思います」
我が家ではクラシックが主流なのでハーモニーを重視しているが、ジャズともなるとリズム感を際立たせないと聴けないイメージがあるので、こういう回答になったが、これが十全な回答だとはもちろん思ってない。
「野性味のある音」について、百人百様の考え方があるに違いない。もしご教示いただければ幸いです・・。
いずれにしろ、オーディオは人がどうこう言おうと「自分が気に入った音でさえあればそれでいい」のだが、それではあまりにも「身も蓋もない」話~。
実は「好き嫌い」を越えて「正しい音」という次元があるのをご存知でしょうか。
その「正しい音」とは何かといえば、「原音再生」が尺度になっており「それにより近づいた音」と理解してもらえばそれでいい。
というわけで、とある「音響研究所」が公表している「原音に近づく正しい音」について8か条の「御誓文」が存在しているのでご紹介しよう。
ただし、真に受けるかどうかはまったくあなたの自由なので念のため・・、自分はおおむね真に受けている派に属しているかな~(笑)。
1 ボリュームを上げてもうるさくない音で会話が楽にできる。
2 音は前には出ない。(スピーカーの後方に)広がり自然に消える。
3 音像は左右後方に定位し、(凹凸感があって)左右フラットに定位しない。
4 小さな音でも明瞭度が下がらない。
5 スピーカーの近くでも離れても後方でも音質、音圧の変化をあまり感じない(音は空気の波紋である)
6 音は思っている程、迫力、パワー感のあるものではない。
7 試聴上、歪(物理特性ではない)が小さくなると音像が下がり、音階、楽器の音色が正しくなる。
8 長時間聴いても疲れない。連室でも音が邪魔にならない。
以上ですが、いかがでしょうか~。
クラシック・ファンなら頷けるところ多々だが、ジャズ・ファンともなるとどうかなあ・・(笑)。
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