「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「芋焼酎」と「橙」、そして「猫」

2023年12月17日 | 独り言

今年もあと2週間で終わり~。何だかあっという間の1年でした。

「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」という言葉がある。

ご存じのように「花は毎年同じように咲いているけれども、人はいつまでも同じではない」 という意味だが、これに反する(?)ように例年になく体調がよかったのが今年の特徴。

何しろ、昨年の前半は心臓血管にステントを2本も埋め込む手術をしたんだからね~。

どうやら一念発起・・、新しい取り組みが功を奏したらしい。

とはいえ「死は前からではなく後ろから、汐が満ちてくるようにやってくる」(兼好法師「徒然草 第155段」)ので、油断はできないが・・(笑)。

ちなみにその取り組みとは、

午前中と午後の各1回、ウォーキングの前に5分間くらいのストレッチをする、毎食後、炊飯器で温めた自作の「黒ニンニク」を食する、朝と夕は玄米に、そして昼食は「紫芋」(秋~)にする、



そしてこの1か月ほど、晩酌を「ウィスキー」から「芋焼酎」に代えたところ、なんだか大いにやる気が出てきた。

たとえば、諸々のスピーカーの細工などに熱中したり・・(笑)。

で、この「芋焼酎」には我が家の「猫の額」ほどの庭に植えている「橙」(だいだい)が大いに貢献している。



ようやく黄色くなり本格的に収穫できるようになったので、



この橙と芋焼酎のお湯割りがたまらないほど美味い~。

ちなみにこの「芋焼酎」は、ネットでは1730円(送料込み)だが、近くのディスカウントショップでは1380円なので重宝している。ただし送料を考えると割安ともいえる。

気が向いた方はどうかお試しあれ~。

最後に、つい先日投稿した「村上ワールドに思う」について、南スコットランド在住の「ウマさん」からメールを頂いたのでご紹介して終わりにしよう。

「確かに、かなり好き嫌いが分かれるのが、村上春樹さんの文章ですね。
彼の、持って回ったような翻訳調のレトリックに辟易することがあり、小説はほとんど読みません。

ところが、そんなレトリックが、音楽に関しては、「なるほど、そんな風に表現出来るんだ」と膝を叩くことがかなりあり、凄い文章力・表現力を感じます。


村上氏が無名時代に経営していたジャズ喫茶にちょくちょく行きましたが、初めて行ったとき、コーヒーを派手にこぼしてしまいました。飛んで来た彼は、テーブルを拭く前に僕の衣服を拭き、すぐに代わりのコーヒーを持って来てくれました。とても誠実さを感じました。

ニーチェは「音楽のない人生は間違いである」と言い、シュバイツァー博士は「人生の悲惨から逃れる方法が二つある。音楽とネコだ」とおっしゃったそうです。

僕の猫「マルコ」はモーツァルトやブラームスが好きですよ。僕の膝の上で安らかに聴いています。音楽好きの猫ちゃんを得てとても幸せですが、いつも「マルコ」の相手をしてるわけにはいかないので、彼女のお友達として、もう一匹飼おうかと考えてます。名前はもう決めてます。「チビィー!」です。」

以上のとおりです。(たしかに「翻訳調のレトリック」とは、言いえて妙です。村上さんは翻訳家の一面がありますからね~)

実は「犬派か、それとも猫派」かと問われたら、「猫派」なんですよねえ~(笑)。



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