「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

オーディオ冬の陣「快進撃!」

2023年12月18日 | オーディオ談義

このところ打つ手、打つ手が当たりまくっている感があるオーディオ弄り・・。

「快進撃」が続くのも、ことのほか体調がいいせいだろうか(笑)。

いくつものSP箱の補強、プリアンプのカップリング・コンデンサーの強化、(他動的だが)ブレーカの交換、さざれ水晶の設置等々・・。

ちなみに「ブレーカ」の交換については、このほどはじめて読者の方から銘柄の問い合わせが1件あったので、すぐにブランド名と型番を報告した。

なにしろ、「ヒューズ付きブレーカ」を「ノーヒューズ(ブレーカ)」に入れ替えるのだから、性能が悪いはずがない・・。

オーディオ機器の「ヒューズ」といえば、音質のためには「百害あって一利なし」で、ただ安全性のためにだけ付けられている代物だ。

で、この「ノーヒューズ・・」となると、もちろん別の方法で安全性を確保してある。

ブレーカは電源の大元なんだからもっと多くの人が注目し、対策を講ずるべきなのに反応が皆無に近いとは・・、やはり「チャレンジ精神の欠如」と「マンネリ化」ほど恐ろしいものはない。

まあ、要らん世話だけどね・・、それに自分もそうだったのであまり大きなことは言えないよね
(笑)。

ただし、もし入れ替えたとしても効果が実感できないときだってありそう・・、「それはそもそもシステムのアンテナ感度が低いせいです!」と、言わざるを得ない。

どこかを変えただけですぐに音質の変化が感じられる「研ぎ澄まされた鋭敏さ」を、物理的にも、身体的にも日頃から保ちたいものです。

おっと、話がつい横道に逸れてしまった。

「快進撃」に戻ろう。

板厚が4cmもある箱に付いていた「ARU」(背圧調整器)を外した話はつい先日のブログ「オーディオ冬の陣・起死回生の一手」でしましたね。



今回はこの「ARU」を本家本元の「AXIOM80」の本体に取り付ける話~。

想像以上に苦労しました! 

加工しやすいように「薄い板」を購入してきて、適当な大きさに切ったり、本体の底に開けてあった「20cm四方の穴」を塞いだりで、とうとう半日がかりの作業となった。左右のSPの作業だからたいへん~。

まあ、オーディオの場合は「わくわく感」が先に立つのであまり苦になりませんけどね~。

で、完成形がこれ。



「ARUの茶色」を黒色で統一するかどうかは思案中・・。

で、肝心なのは音だっ・・、つうの~(笑)。

「AXIOM80」の鳴らし方については、これまでいろいろ試行錯誤してきたが、個人的に思うのは「ふっくらとした響き」が感じられるかどうか、がいちばんのポイントかな・・。

低音の迫力とか、勢いとかはまったく無縁のスピーカーである。相性の悪いアンプで鳴らすと高音域が神経質にキャンキャンする「じゃじゃ馬」でもある。

で、ただひたすら「ふっくらとした包容感」が、感じられればそれでいい・・。

そして、我が家のテスト盤として定番になっている「カリヴィアン・ブルー」(エンヤ)をワクワクハラハラしながら聴いてみた。



冒頭の深~い「一撃」を聴くだけで、出てくるサウンドのあらゆる特徴が把握できる。

解像力、奥行き感、(原音再生への)忠実度、セパレーション、音色、歪み感・・

そして、今回は・・。

もう「言わぬが花」でしょうよ(笑)。



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