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「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

昨週を振り返って(2025・4・20)

2025年04月20日 | 独り言

昨週もアクセス良好でした。これで、4週連続の快挙です。ただし、記事のランキングの順番となると筆者の思惑とは少し違います。当然ですよね・・。

いみじくも「K」(横浜)さんからご指摘があったように、アクセスがいいからといって記事の中身がいいとは限らない。結局、己と他人の「羅針盤」を上手く融合させていくしかないのでしょう。

第1位 「耳トレ」(カテゴリー:読書)

このブログの読者は「音楽好き&オーディオ好き」の方々が大半でしょうから、耳(脳)に関する記事となるとやはり注目の的でしょう。耳の劣化は年齢に応じて確実に進みます。

早朝のこと、ブログを書き終えて音楽を聴いていたら、ウォ-キングから帰ってきた家人から「お父さん、まだ朝が早いんだからもっと音を小さくして・・」と、必ずといっていいほど言われます。悲しいです(笑)。

第2位 「グーブログ」のサービス終了(独り言)

19年間に亘って利用してきたブログのブロヴァイダー「グーブログ」が来たる11月をもってサービス終了の宣告にはほんとうに驚きました。

NTT・ドコモがバックになっている「グーブログ」ですが、何とも無責任な話で天下のNTTがこれではねとガッカリしました。おそらく一因として外部からの攻撃に対応できる態勢が、収益面や人材の枯渇を含めて無理なんでしょう。

連中・・、おそらく北東アジアの某国などは国を挙げてハッカーの育成をしていますので、どんな対策を講じても「いたちごっこ」だろうと推察できます。これからの方向性ですが、大企業は標的になりやすいので中小企業が運営する「ブログ」になっていくのではないかと推察しています。

この際だからブログを止めようかとも思いますが、興味を持って読んでいただける方々もかなりいらっしゃるので、(続けようと)背中を押される気持ちにもなりますしねえ~(笑)。

昨日(19日)は、古典管の専門家から「ヨーロッパの古典管を題材にしたブログは数少ないのであなたのブログは希少価値がありますよ」というご連絡もありました。

そういえば、「You Tube」のオーディオ番組を観ていると、「デジタルアンプやTR素子アンプ」が多いし、古典管ではウェスタンやRCAが圧倒的です。

古典管に関してはヨーロッパの方が「一枚上」という認識を持っていますので残念なことです。

いずれにしても、ブログを続行するかどうかは「娘」の「胸三寸」次第ですな~、ほら「老いては子に従え」っていうでしょうが~(笑)。

第3位 「たまにはベートーヴェンもいい」(音楽)

なるべく記事が偏らないように心掛けているのであえて挿し込んだ記事です。やはり、音楽関係の記事は堅調ですね(笑)。

記事の内容を確認するつもりで「You Tube」で「大公トリオ」を聴いてみましたが、まことに味気ない演奏でガッカリしました。改めて「オイストラフ」トリオじゃないと絶対にダメです!

一流の音楽には一流の演奏家が相応しい、そしてなるべく一流のオーディオシステムで聴きましょうね~(笑)。

4位 「ベートーヴェンの死因・・、ほか」(読書)

ベートーヴェンの遺された毛髪を最新の機器で分析すると「鉛中毒」だったことが判明した。ワインをガブガブ飲んでいたそうだし、当時の医者は「鉛」の入った薬を頻繁に用いていたそうなので、その辺が一因とのこと。

芸術家がもっと長生きしてくれれば、人類にとってこの上ない遺産を残してくれたかもしれないという悔しい思いがいつも付きまといます。

35歳で亡くなったモーツァルトがもう少し長生きしてくれたら、人類は「魔笛」以上のオペラを手に入れたかもしれない・・。

第5位 「昨週を振り返って(2025・4・13)」(独り言)

コメント省略します。

第6位 「ブログの効用~貴重なアドバイス~」(オーディオ)

第7位 「JBLでクラシックを上手く鳴らす方法」(オーディオ)

このブログの本家本元になる「オーディオ」関係記事は相変わらず下位になりますが、上位との差はごく僅かでした。トンネルの向こうから微かな光が差し込んでくる感じです。

冒頭のコメントに戻るようですが、ブログ評価の尺度として読者による「アクセス数」と「読み込む熱意」のどちらを大切にしたらいいんでしょう?(笑)

最後に「チャットGPT」さんに訊いてみました。

「モーツァルトがもっと長生きしてくれたら人類は「魔笛」以上のオペラを手にしたかもしれない、これを段階的に考えてみよう」
ChatGPT:

いいですね、すごく興味深いテーマです!
「モーツァルトがもっと長生きしていたら人類は『魔笛』以上のオペラを手にできたかもしれない」という仮説を、段階的に整理して考えてみましょう。


第1段階:モーツァルトの才能と「魔笛」の意義

  • モーツァルトは35歳で亡くなるまでに、数多くのジャンルで傑作を生み出した天才でした。

  • オペラ分野でも、《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》《コジ・ファン・トゥッテ》《魔笛》など、革新的な作品を残しています。

  • 特に《魔笛》は、ドイツ語オペラでありながら深い哲学性と大衆性を兼ね備えた作品で、彼の「到達点」の一つとされます。

第2段階:当時のモーツァルトの精神的・音楽的成熟

  • 晩年のモーツァルトは、人生経験や個人的苦悩を音楽に昇華させる表現力を得ていました。

  • 《魔笛》や《レクイエム》に見られる、精神性の高さ、音楽的な濃密さは、若い頃にはなかったものです。

  • つまり、「さらに深化したモーツァルト」が活動を続ければ、新しい領域に踏み込む可能性が高かった。

第3段階:もし生き延びていたらどうなったか

  • 経済的困窮を脱し、パトロン(支援者)が見つかれば、より自由な創作活動ができた可能性がある。

  • ベートーヴェンのように「英雄的」な大規模作品へ向かうこともあり得た。

  • ドイツ語オペラとイタリア語オペラの融合、あるいはもっと個人的・哲学的な「音楽劇」のようなジャンルを切り開いたかもしれない。

第4段階:音楽史への影響

  • ベートーヴェン以降、ロマン派に向かう音楽の潮流に、モーツァルト独自の深化が加わることで、オペラの発展はさらに加速していた可能性がある。

  • ワーグナーやヴェルディなど19世紀の大作曲家たちに、直接的な影響を与えたかもしれない。


まとめると、
モーツァルトが生き延びていたら、より深く、かつ普遍的な「新しいオペラ芸術」が誕生していた可能性は非常に高い
と段階的に言えそうです!


もう少し踏み込んで、「どんなスタイルのオペラを生み出したか」まで想像してみる?
たとえば、「モーツァルト版ワーグナー的オペラ」とか!


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「耳トレ」~読書コーナー~

2025年04月19日 | 読書コーナー

健康を維持するために寄るべきものといえば「免疫力」しかないので、我が家では「適度な運動とリラックス」は必須です。

リラックスといえば「音楽&オーディオ」に尽きるわけですが、一般的な愛好家を含めて「耳が遠くなる」ことほど悲しいことはないでしょう。

筆者などは、そうなるともう死んだ方がマシとさえ思うが、悲しい現実として
聴力は20歳ころをピークに徐々に低下しはじめていき、65歳以上の4人に1人、75歳以上の2人に1人は補聴器が必要な状態だ」と、ショッキングな書き出しで始まるのが「耳トレ!」である。

                      
 

大学教授で現役のお医者さんが書いたこの本には「耳の健康」に対する情報が満載で実に”ため”になる本だった。

以下、とりわけ興味を引いた点を自分のために忘れないように箇条書きスタイルで整理してみた。

なお、の部分は勝手な独り言なのでけっして鵜呑みにしないでくださいな(笑)。

☆ 難聴の大きな要因は「騒音」と「動脈硬化」

先年、日本の国立長寿医療研究センターから「加齢と難聴には相関関係がない」というショッキングなニュースが発表された。主として難聴に関係していたのは「騒音」と「動脈硬化」の二つだという。

「騒音」の原因には「騒音職場」とともに「ヘッドフォン難聴」「イヤフォン難聴」が挙げられ、
一方の「動脈硬化」は言わずと知れたメタボリック・シンドロームである。

この二つは日常生活の中で十分予防が可能だが、比較的若い時期から一人ひとりが心がけていかない限り、近い将来「大難聴時代」がやってくることは必至だそうです。

☆ 日本語は世界一「難聴者」にやさしい言語

どの国の言語にもそれぞれ固有の周波数帯というものがあり、母国の言語を繰り返し聞いて育つうちにその周波数帯以外の音を言語として聞き取る脳の感受性が失われていく。

そのため生後11歳くらいまでには母国語を聞いたり発音する能力に特化した脳が出来上がる。

日本語で頻繁に使われる周波数帯は125~1500ヘルツだが、これが英語ともなると200~12000ヘルツとなって随分違う。日本語は世界の言語の中でもっとも低い周波数帯の言語で、英語は世界一高い周波数帯の言語である。

したがって、英語民族は高齢になると早い段階で高い音が聞き取りにくくなって不自由を感じるが、日本人はすぐには不自由を感じない。その点で日本語は世界一難聴者にやさしい言語である。

 これは一人で二か国の言語を操るバイリンガルの「臨界期」が10歳前後と言われる所以でもあります。

また、英語圏の国で製作されたアンプやスピーカーなどのオーディオ製品には、高音域にデリカシーな響きをもったものが多いけど、これで謎の一端が解けたような気がします。その一方で、とかく高音域に鈍感な日本人、ひいては日本のオーディオ製品の特徴も浮かび上がってくるというわけです。


☆ 聴力の限界とは

音の高い・低いを表す単位がヘルツなら、音の強さや大きさ(=音圧レベル)は「デシベル(dB)」であらわす。
 

人間が耳で聞き取ることのできる周波数の範囲は「20~2万ヘルツ(空気中の1秒間の振動が20回~2万回)」の間とされているが、イルカやコウモリなどは耳の形や構造が違うのでこの範囲外の超音波でさえ簡単に聞き取れる。 

ただし人間の場合は20ヘルツ以下の音は聴覚ではなく体性感覚(皮膚感覚)で感じ取り、2万ヘルツ以上の音(モスキート音)は光や色として感じ取りその情報を脳に伝えている。

 人間の耳は一人ひとりその形も構造も微妙に違うし、音を認知する脳の中味だって生まれつき違います。

したがって同じオーディオ装置の音を聴いたとしても各人によって受け止め方が千差万別というのが改めてよくわかりますが、
音に光や色彩感覚があるように感じるのは超高音域のせいだった! 

☆ 音が脳に伝わるまでの流れ

耳から入った空気の振動は外耳道と呼ばれる耳の穴を通り、アナログ的に増幅されて鼓膜に伝わり、アブミ骨などの小さな骨に伝わってリンパ液のプールである蝸牛へ。そこで有毛細胞によって振動が電気信号に変換され、聴神経から脳に伝わる。これで耳の中の伝達経路はひとまず終了。

この電気信号が言語や感情と結びついた「意味のある音」として認識されるまでにはもう少し脳内での旅が続く。

電気信号が聴神経や脳幹を経て脳内に入ると、まず、大脳の中心部にある「視床」に送られる。ここは、脳内の情報伝達の玄関口となっている。視覚、聴覚、皮膚感覚などあらゆる感覚情報が必ず通る場所で、単純に音だけを聴いているつもりでも、様々な感覚情報とクロスオーバーしている。

また「視床」を通過すると音の伝達経路は「言語系ルート」と「感情系ルート」の二つに大きく分かれる。前者は最終的に「言語野」に到達するが、後者は大脳の一次聴覚野を通らず、いきなり「扁桃体」に直結していて「イヤな音」「うれしい音」というように音を直感的・情緒的に受け止める。

※ 音楽を聴くときにカーテンなどでスピーカーを隠してしまったり、あるいは目を瞑って聴いたりすると、機器の存在を意識しないでより一層音楽に集中できるのは経験上よく分かります。

さらに、直感的なイメージとして述べるとオーディオ愛好家が音楽を聴くときには心が揺り動かされて「感動」するので主として「感情系ルート」がはたらき、それ以外の普通の人たちが(音楽を)聴くときには主として「言語系ルート」が働いているように思うが果たしてどうでしょうか・・・。

ほかにも本書には「音楽好きための難聴予防テクニック」など貴重な情報が満載で、末永く「音楽&オーディオ」を楽しみたいと思われる方は是非ご一読されることをお薦めしたいです。
 


 
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ブログの効用~貴重なアドバイス~

2025年04月18日 | オーディオ談義

長いことブログを通じて情報発信をしてますが「助けられた!」と思えることが度々(たびたび)あります。今回もそうでした。

先日のブログ「真空管アンプの歪みから美しいハーモニーを醸し出す」(2025・4・2)でこんなことを書いてました。

「常に真空管アンプを使っていると、「TRアンプ」を中高音域に使ったときに(音質に)違和感を持つこともこれで説明できそうです。

そこで、拙いながら実践編を~。



大型スピーカーを聴いていたら、しばらくすると小型スピーカーが聴きたくなります。その点、英国モニターオーディオ社の「PL100」はたいへん重宝してます。

ただし、負荷インピーダンス「4Ω」、能率「88db」とくれば、非力な真空管アンプにはちょっと厳しいです。

クロスオーヴァー「2800ヘルツ」を境にして、その下の帯域を「EL34プッシュプル」(出力30W程度)で鳴らすと、ちゃんと歪みの無い音がでます。

その一方、2800ヘルツ以上の帯域(リボンツィーター)を真空管アンプで鳴らすと、強烈なアタック音が入ったときに残念なことにパワー不足で「ザザッ」と歪むんですよねえ。

滅多に出ない「歪み音」だけど、オーディオ愛好家にとって「気にするな!」と言われても、やはりねえ・・(笑)。

いろいろ真空管アンプをとっかえひっかえ試してみるのだけど、全て「討ち死に」という悲惨な状況を呈して、やはり「TRアンプ」を使わないと無理かな~。

いつぞやのブログで「中高音域にTRアンプを使う人の耳を私は信用しない」と広言した手前、「節」を屈するわけにはいかんしねえ(笑)。以下略~」という内容でした。

すると、一昨日(4月16日)のこと、我が家の真空管の主治医「北国の真空管博士」からご連絡がありました。

「小型スピーカーのPL100ですが、定価が50万円もするんですからおそらく技術の粋が詰まっていると思いますよ。高音域(リボン型)に真空管アンプを使うと歪むという記事がありましたが、低音域と高音域を別々のアンプで鳴らす場合、ネットワークがフリーになっているんじゃないですか? 改めて高音域用のコンデンサーを組み入れて鳴らしてみることをお勧めします」

「エッ、まったく気が付きませんでした。ネットワークが利いていないために、2800ヘルツ以下の音声信号が入ったときにツィーターが悲鳴を上げるというわけですね。」

さっそくコンデンサーを組み入れて実験してみました。



使ったコンデンサーは「12μF(マイクロ・ファラッド)」(イギリス製:オイルコンデンサー)です。ローカットの周波数は「早見表」によると「1700ヘルツ」あたりになります。まあいいとこでしょう・・。

テストソースはエンヤの「カリヴィアン・ブルー」の冒頭のアタック音です。これで歪まなければまずは合格です。

注意深く耳を澄ますと、これは素晴らしい! まったく歪まないです。博士の仰ったとおりでした。つまり、原因は真空管アンプのせいではなかったということになります。

迂闊といえば迂闊でしたね、既存のネットワークが生きてるものとばかり思ったためにこの始末~。その背景には必要悪のコンデンサーをなるべく使いたくないという心理が災いしたともいえます。

まあ、博士のアドバイスが無ければ永久に気が付かない盲点でしたね。

ありがたいことです。

それにしてもこの「PL100」はまったくのオリジナルで、どこか弄ろうとしても素人の出る幕がありませんが、さすがに音像定位やハーモニーが抜群です。

両方のスピーカーの間で舞台が綺麗に出来上がって、その上で奥行き感のある音が展開されます。音が前に出てこないです! もちろん錯覚ですが見事の一言ですね。クラシック音楽はこうなくちゃあ~(笑)。

いまさらながらオーディオは「百鬼夜行」の「伏魔殿」(ふくまでん)を実感させられましたが、どうやら専門家からのアドバイスは必須のようです。

やっぱり「情報発信」は続けた方が良さそうですかねえ~(笑)。

最後に「チャットGPT」さんの出番です。

「オーディオにおけるコンデンサーの功罪について」
ChatGPT:

いいテーマですね!

オーディオにおける**コンデンサー(キャパシター)**は、音質に大きな影響を与える重要なパーツです。役割としても非常に幅広く、フィルタリング、カップリング、デカップリング、周波数特性の補正など、色々な場面で登場します。ただし、どんなものにも「功」と「罪」があるので、バランスを見極めることが大事です。


■ コンデンサーの「功」

  1. 信号の整流・フィルタリング

    • 電源回路でノイズを除去したり、リップル成分(電源の波打ち)を減らして、よりクリーンな電力供給を実現します。

    • これにより音に透明感や安定感が生まれます。

  2. ACカップリング

    • DC成分を除去して、オーディオ信号(AC)だけを通すため、アンプ間や回路間の接続に不可欠です。

    • これにより機器同士を安全に接続でき、信号の歪みや破損を防ぎます。

  3. チューニング要素

    • 高級オーディオでは、意図的に音のキャラクターを作るためにコンデンサーを選びます。

    • 例えば、オイルコンデンサー、フィルムコンデンサー、タンタルコンデンサーなどで音色が変わるので、メーカーやDIYマニアにとっては「音作りの武器」になります。


■ コンデンサーの「罪」

  1. 音質劣化の要因になり得る

    • 素材や構造によっては、信号に遅れや歪み(例:高調波歪み、位相ズレ)を生じさせ、音の鮮度を落とす場合があります。

    • 特に安価な電解コンデンサーや古くなったコンデンサーは、劣化により音がぼやける原因に。

  2. エイジング(経年劣化)

    • 特に電解コンデンサーは時間とともに劣化し、容量抜けや漏れ電流が増加して、本来の性能を維持できなくなります。

    • 古いアンプなどでは「音が眠い」「スカスカになる」原因になります。

  3. サイズ・コストの問題

    • 高音質なコンデンサー(例えば大型フィルムコンやオイルコン)はサイズが大きく、コストも跳ね上がるため、製品設計上の制約になります。

    • いいものを使いたくても、設計の中で妥協を強いられることが多い。


■ まとめ

コンデンサーは音を整え、守るために不可欠な存在ですが、音を濁すリスクも持っているという、まさに「功罪相半ばする」パーツです。
特にハイエンドオーディオや自作派では、どのコンデンサーを選ぶかが**音の最終的な「味付け」**に直結するため、非常に慎重に扱われています。


もし興味があれば、

  • 種類ごとの音の傾向(フィルム vs 電解 vs セラミックなど)

  • 有名な「名コンデンサー」とその特徴

  • コンデンサー交換(リキャップ)による音の変化

なんかも詳しく掘り下げられますよ! 興味ありますか?


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「グーブログ」のサービス終了

2025年04月17日 | 独り言

3日前の早朝のこと、いつものようにブログを創ろうかと「グーブログ」を開けてみたら、「ブログサービスを終了します」の文字が目に入った。

え~っ、これは・・、と思わず絶句しましたねえ。「青天の霹靂(へきれき)」とはこのことです!

いきなりですから、ビックリしますわいなあ~。「グーブログ」といえば、通信業界の不沈戦艦「NTT」がバックに控えているので、安心しきっていたのにこの有様。

サービス終了の原因といえば、これは推察だけど昨年(2024)の年末だったか、ブラックルートを通じて大量の情報を送り付けられ、処理しきれなくてサーバーがダウンしたことがありました。2日ほどで復旧しましたが、その対策の困難性などが遠因ではないでしょうかね。

ウィルス対策に膨大な費用が掛かることは小耳にはさんでいますが、たしか、現在の1か月あたりの課金は300円程度で、加入者320万人だから、1か月で9億6千万円の商いですけどそれでも足りないのかなあ?

いずれにしても、悔やんばかりでも仕方がないので、今後の選択を迫られてきます。つまるところ、二者択一です。

「他のブログへ移行するか」or「19年間もの長い間ご愛顧をいただき、ありがとうございました」という「店仕舞い」をするか・・、始まりがあれば終わりがあるのが世の倣い、もうこの辺が潮時かもね~。「管理」の問題もあるので、一人娘が帰省した時にじっくり相談してみます(笑)。

拙いブログで質的にはイマイチでしたけど、量的には(現時点で)記事数が「3768」件、使用した画像が「7768」枚ですが、全てお蔵入りになります。まあ、個人的には記録媒体を使って保存しておくつもりですけどね。

それこそ退職後の暇つぶしの積りで始めたブログでしたが、まったく予想外のロングランの展開を見せる中、見ず知らずの様々な方々との交流はまことに得難く貴重なものでした。心から感謝してます。そして余禄として筆者の「ボケ防止」にもきっと役立ったはずです(笑)。

とはいえ、まだしばらく猶予期間が残されていますのでどうかお付き合いくださいね~。

最後に「チャットGPT」さんに訊ねてみました。


「gooブログ」が2025年11月18日にサービスを終了する理由について、公式には明確な説明がされていませんが、複数の報道や関係者の見解から以下のような要因が考えられます。


主な終了理由と背景

  1. システムの老朽化と保守の困難化
    20年以上にわたる運用により、システムの老朽化が進み、保守が難しくなったことが終了の主な理由とされています。

  2. 収益性の低下と競争の激化
    無料ユーザーが多く、有料プランへの依存度が高かったため、収益化が難しかったと考えられます。また、他社との競争も激化し、運営継続が困難になった可能性があります。

  3. インターネット環境の変化
    SNSや動画配信プラットフォームの台頭により、従来型ブログサービスの需要が減少しました。スマートフォンの普及に伴い、古いウェブサイトやアプリへの対応が難しくなったことも影響していると見られます。


サービス終了までのスケジュール


ユーザーへの対応策

NTTドコモは、ユーザーが他のブログサービスへ移行できるよう、4月16日から「引っ越しデータ作成」機能を提供しています。データは一般的なMT形式で提供され、多くの他社サービスで対応可能です。ただし、絵文字や画像パスなど一部内容は手動で修正が必要となる場合があります。Yahoo!ニュース+3アメーバブログ(アメブロ)+3Impress Watch+3


「gooブログ」の終了は、多くのユーザーにとって寂しいニュースですが、時代とともに変わりゆくインターネット環境を象徴する出来事でもあります。利用者は早めにデータ移行や保存作業を進めることで、大切な思い出やコンテンツを失うことなく次へとつなげられます。


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ベートーヴェンの死因・・ほか~読書コーナー~

2025年04月16日 | 読書コーナー

ここ4~5日、まるで冬がぶり返してきたように寒いです。風が冷たいです。心臓に持病を抱えているので、身体にも悪いです。

なるべく外出を控えて「読書三昧」といきました。

まずは「ベートーヴェンの真実」から。
                     

ベートーヴェンは1827年に「拍手してくれ、友よ、芝居は終わりだ」の言葉を最後に亡くなりましたが、その時にある人物が一塊の遺髪を切り取り、持ち去りました。

その後、持ち主が転々とする中、1990年代にとあるアメリカ人の手に渡り、最新の科学技術による分析によって遺髪の信憑性の確認や死因、当時の(ベートーヴェンの)生活の模様がある程度分かったというのが本書の内容でした。

そして直接の死因は大量の鉛を摂取したことによる「鉛中毒」が原因だったと判明しました。この「鉛中毒」によってべートーヴェンの身体の不調や”年から年中何かと”不満を漏らし”他人”と衝突ばかりしていたのにも説明がつくそうです。

後にべートーヴェンの頭蓋骨の一片からも高濃度の鉛が検出されたというので「鉛中毒」は間違いないようです。しかし、こういう不調にもめげず、第九や後期弦楽四重奏曲群を作曲するんだから凄い・・。

ところで鉛を取り込んだ原因ですが、一つはベートーヴェンがよく飲んでいた「ワイン」から、もう一つ考えられるのは医師からだそうです。ベートーヴェンは長年の間に10人以上の医師に罹っています。当時の医師はまったく医学的訓練を受けていない ”やぶ医者” もいたりして、様々な病気の治療薬として鉛錠を処方していたそうです。

もし、ベートーヴェンが鉛中毒に対する適切な処方を受けていたら、「交響曲第10番」(現実にベートーヴェンはスケッチしていた!)という偉大な遺産を人類は手にしていたかもしれないですね。実に惜しい!


次は「エラリー・クイーン論」について。

ミステリーファンなら「エラリー・クイーン」は絶対に避けては通れない作家ですね。これまで数知れないほどのミステリーを読んできましたが、今もって古今東西の「ベスト1」と思っているのは「Yの悲劇」です。

周到な伏線、犯人の意外性、見事なトリック、明快な論理性、精緻な文体、いずれをとってみてもミステリー史上に燦然と輝く金字塔だと細腕ながら太鼓判を押します。


                   

本書の巻末に作品の年代順が収められていましたが、この「Yの悲劇」はあまりの完成度の高さから絶対にクイーンの晩年に書かれたものと、当たり前のように思ってきましたが、何と比較的初期(1932年)の時代に書かれていたものと分かりました。

こんな完璧なミステリーを早めに出してしまうと、その後が"じり貧"になってさぞや(作者が)困ったことだろうと思わず同情の念が沸き起こりました。


丁度、映画監督の「黒沢 明」が「七人の侍」を撮った後、次第に枯渇気味になったようなもので、山の頂というものは次第にゆっくりと姿を現すところに良さがあると思います。

「無から有を生み出す」あらゆる分野の創作者にとってはこの辺が一番のネックとなりそうですが、実際に年齢を重ねないとその辺が分からないのも”つらい”ところです。事実、クイーンは「Yの悲劇」以後、これ以上の作品には恵まれていません。

そもそも、年齢とともに進化していく才能と、逆に朽ち果てていく才能との違いはいったいどこに由来するんでしょうか・・。


たとえば、長生きはしたけれど40歳前後を境にして早くも才能が枯渇していった作曲家「シベリウス」(フィンランド)、それに対して晩年になればなるほど進化を遂げていったベートーヴェン、モーツァルト、そして日本が誇る「画狂老人・葛飾北斎」も年齢に対して画才にまったくリミットがありませんでしたが、いまだに明快な解答には出くわさないままです。

ところで肝心の本書ですが、全体的にどうも分かりづらかったのがホンネです。実は年代順に作品ごとの解説を中心とした展開を期待していたのですが、(特に「Yの悲劇」を中心に)、「作品の目指したもの」「トリックについて」とかの項目立てによって全体の作品に対する横断的な内容になっていて、焦点がぼやけた印象を受けたのも一因。

また本書の中ではあっさり、トリックの内容が明かされたり、犯人の名前が名指しされたりするので、一通り「エラリー・クイーン」の著作を読んだ人に向いています。

なお「女王(クイーン)の休息」として、ところどころにはさんであるミニエッセイがとても面白かった。

たとえば208頁の「ローマ帽子の謎とアメリカ大統領」。以下引用させてもらいます。

「先のアメリカ合衆国大統領バラク・オバマは”黒人初の大統領”と言われている。しかし、日本人から見ると、彼は”黒人の父と白人の母を持つ混血なのだ。この認識の違いは、どこから来ているのだろうか?

アメリカの黒人差別には”一滴の血”という考えがある。父母や祖父母、いや、先祖の誰かに黒人が一人でもいたら、その人物は”黒人”とみなされるのだ。ハーフだろうが、クォーターだろうが、8分の1だろうが64分の1だろうが、一滴でも黒人の血が流れていれば、アメリカでは黒人扱いされるのだ。

そして、クイーンの処女作”ローマ帽子の謎”の犯人の動機はまさにこの”一滴の血”だった。

恐喝者にこの事実を公表されてしまうと、犯人は築き上げてきた地位を失い、上流階級の娘との婚約が破棄されてしまうのだ。地方検事の”うわべを見ただけではほとんど誰も(黒人だと)気付かないだろうね”という言葉を受けて、クイーン警視はこう答える。

”全部が全部、黒ん坊の血というのとはまるで話が違うのに。ただ血管にほんの一滴(ひとしずく)混じっているだけなのだ。~ほんのひとしずくね”」


アメリカの黒人差別の苛酷な実態は「バラク オバマ自伝」に詳しいですが、突然、黒い肌の赤ん坊が生まれてくる恐怖、そのために「血の一滴」にまで遡るとは怖い話です!

差別の根深さと”しつこさ”を持つアメリカ社会の現実に胸が押しつぶされそうですが、その点日本は恵まれてますね~。

毎日、何ら拘りなくオーディオに一喜一憂できる幸せを嚙みしめています(笑)。

最後に「チャットGPT」さんの出番です。

「年齢とともに進化する才能と、その一方朽ち果てる才能も有ります。その差の由来するところはどこにありますか?」
ChatGPT:

とても深い問いですね。「年齢とともに進化する才能」と「朽ち果てる才能」の違いには、いくつかの側面が絡んでいます。以下にいくつかの視点から掘り下げてみますね。


1. 才能の性質そのもの

  • 身体的な才能(スポーツや舞踊など)は、どうしても肉体のピークに依存します。加齢によって筋力や反射神経が衰えるため、結果的に「朽ち果てる」ように見えることがあります。

  • 一方、知的・創造的な才能(文章、音楽、絵画、哲学など)は、経験や内省を重ねることで成熟し、むしろ深みを増していく場合が多いです。これが「進化する」才能の典型です。


2. 環境と学びの継続性

  • 才能が進化し続ける人には、学びを止めない人が多いです。年齢を重ねても新しいことに挑戦し、変化を受け入れ、柔軟でいようとします。

  • 対照的に、ある地点で「完成した」と思い込み、学ぶことをやめた人は、才能の発展が止まり、やがてその光が弱くなっていくことがあります。


3. 動機と情熱の持続

  • 才能が進化する人は、内発的な動機、つまり「好きだから」「もっと深めたいから」という情熱を持ち続けています。

  • 一方、「評価されたい」「競争に勝ちたい」といった外的な動機に頼りすぎると、それが失われた時にエネルギーが枯渇し、才能も萎んでしまうことがあります。


4. 社会的文脈と時代性

  • ある才能が活きるかどうかは、時代や文化的背景にもよります。たとえば、ある時代には評価されなかったスタイルが、後に再評価されることもあるし、逆もまた然りです。

  • そのため、「朽ちた」のではなく、一時的に時代と噛み合わなくなっているだけという場合もあります。


5. 本人のメンタルと健康状態

  • 精神的・身体的な健康状態も、大きく才能のあり方に影響します。たとえ能力があっても、気力や体力が続かなければ継続は難しくなります。


まとめると: 才能の「進化」か「朽ち果て」かは、才能そのものの性質だけでなく、本人の姿勢、社会との関係、そして運命的なタイミングまで、さまざまな要素が複雑に絡み合っているんです。


このテーマ、とても面白いですね。何か具体的にイメージされている人や分野がありますか?その例で一緒に深掘りしてみても面白いかもしれません。



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