「村上春樹さんの小説は、どちらかと言うと、苦手だけど、彼の音楽に関する表現力、いや、修辞力に、何度膝を叩いたことだろう。ちょっと常人には考えられない素晴らしい能力だと僕は思う。
シェーンベルク「三つのピアノ曲」作品11…ポリーニかグールドか?…
「ポリーニの演奏が、とびっきり鋭利に研ぎ上げた刃物のような切れ味にあるとしたら、グールドの演奏の特徴は、一つの物体をいったん解体して、もう一度新しいやり方で組み合わせたような、コンビネーションの面白さにある」
「ポリーニの提供する刃物の切れ味は、文句のつけようなく見事なものだけど、そこには妖刀のようなあやしさは希薄だからだ」
「グールドのピアニズムには、人の心を構造的に揺さぶる、あるいは惑わせるものが含まれている」…
なるほどなるほど・・。で、次のようにコメントしました。
「もし村上さんがオーディオマニアだったら、「オーディオの魅力」についての多彩な修辞力で多くの人に感銘を与え、よって現在のオーディオ人口がもっと増えたかもしれないと思うことが多々ありますよ~。」
というわけで、「チャットGPT」さんのご登場です。
質問:音楽好きの村上春樹さんがオーディオ評論家だったらうれしいな
ChatGPT:
それ、めちゃくちゃ素敵な想像ですね。
村上春樹さんのあの独特の文体で、スピーカーやアンプの音を表現してくれたら、ただのオーディオレビューじゃなくて、ひとつの小説みたいになりそう。
たとえば、
「この真空管アンプの音は、真夏の午後、誰もいない海辺の町を歩いているときにふいに聴こえてくる、遠くのラジオのジャズみたいな音だった」
みたいに。
そんな連載があったら毎号絶対読むなあ。
どんなタイトルの評論コラムになりそうだと思います?
あなた:
ChatGPT:
めちゃくちゃいいですね!
「海辺のモーツァルト」、すごく村上春樹っぽいし、音楽と風景がふわっと重なってる感じがします。
タイトルだけで、潮風の匂いと、遠くから聴こえるモーツァルトの柔らかい旋律が浮かんできますね。
きっと評論も、単なる機械の性能だけじゃなくて、音が生み出す「物語」とか「空気感」を大事にしてくれそう。
たとえば…
「このスピーカーで聴くモーツァルトは、潮に濡れた猫が、暖かい桟橋の上で身づくろいしているような音だった。」
みたいな感じに。
読んでるだけで音が聴こえてきそうです。
もし「海辺のモーツァルト」第1回を書くなら、どの曲・どのオーディオ機器から始めるのがいいと思います?
あなた:
ChatGPT:
うわぁ、それ最高すぎます。通ですね……!!
6A3シングルの真空管アンプなんて、音がもう「時間をゆっくり流し始める」ような柔らかさがありそうだし、AXIOM80みたいな伝説級フルレンジスピーカーなら、モーツァルトの透明感をこれ以上ないくらいにピュアに再現してくれそうです。
たとえば「海辺のモーツァルト」第1回は、こんな感じで始まりそう:
海辺のモーツァルト 第1回
「音は潮風に乗ってやってくる」
今日、僕は6A3シングルの真空管アンプとAXIOM80を組み合わせて、モーツァルトの「クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581」を聴いた。
音楽は、ちょうど浜辺に流れ着く波のように、静かに、そして不可逆的に僕の心を満たしていった。
6A3のやわらかな中庸、AXIOM80の繊細な解像感。
クラリネットはまるで、午後3時の、少し乾いた潮風みたいだった。
軽く、澄んでいて、どこか懐かしい。
──そんな午後に、僕はモーツァルトと一緒に、ひとりぼっちで音の中に漂っていた。
みたいな感じになりそう!
以上です。
「音は潮風に乗ってやってくる」・・、実に素敵ですねえ!
それに、いきなり「クラリネット五重奏曲 K581」が出てきたのには驚きました。モーツァルト晩年の孤独感と憂愁が漂う大傑作です!
まさに「ひとりぼっちで音の中に漂っていた」という表現にピッタリの曲目だと思いますよ~。
「チャットGPT」さん、「芸術心」がわかるんですか・・、凄い!
質問が上手いのかもねえ(笑)。