ブログで情報発信をしていると、ときどきメル友さんから問い合わせがあったりするが、そういうときは「いったい何ごとだろうか」と、読む前にいつもワクワクした気分になる。
今年に入っての第1号として紹介したのは「モーツァルトの専門チャンネル・ラジオのURL」についてだったが、第2号のお問い合わせは先日投稿した「新しいSPケーブル」に関することだった。
メールの主のKさん(横浜)は、とても進取の気性に富んでおられる方で、新しい機器の紹介には目ざとく反応を示されることが多い。ご自宅では大型スピーカーの「ゼネシスV」を愛でておられる。
おおらかにオーディオを愉しんでおられるご様子なのがまことに微笑ましく映っていて、自分も見習わなくちゃ~(笑)。
メールの内容は次のとおり。
「早速ですが、ご信頼のY様ご紹介のSPケーブルをネットで検索しましたがよく分からず、購入方法を教えてください。”サブウーファーが要らない”の表現にグッときました」
ハイハイ、分かりました(笑)。
このSPケーブルは実際に使ってみたうえでも、コスパに優れ自信を持ってお薦め出来る逸品なので躊躇なく作業に取り掛かった。
慎重にネットの項目のclickの手順を最後まで確認し、かつ念のため該当する商品を表示したところ無残にも「売り切れ」の文字が踊っていた。
どうやら、自分が最後の購入者だったみたいで、昨年(2021年)の夏に購入したDAC「A22」(GUSTARD)とまったく同様のケースである。
何だか自分の人生と相通じるようなものがあって・・、「いつも低空飛行の滑り込みセ~フ」なので(笑)。
これはイケマセヌとばかり、「売りきれ」の一報と会社名・電話番号、そしてSPケーブルの型番を連絡したところ、折り返し次のような返信があった。
「売り切れですか、寂しいな・・・。〇〇さんが狙う商品は価値が高いのか前回(A22)と同様ですね。教えていただいた番号に電話してみます。どうもありがとうございました」
SPケーブルといっても「銅の単線」だから、それほど珍しいものでもなく、すぐに再発売になると思うが・・。
ご獲得を祈ってます~。
次いで、これは問い合わせではないが、たいへんな「モーツァルト通」のMさんからこのほど次のメールをいただいた。
「モーツァルトのヴァイオリン・ソナタというとM,J、ピレッシュが初来日の折、NHKスタジオで塩川悠子さんと共演されたホ短調K304がNHKーFMで放送されたのを聴いたのが最初。10代の終わり頃のことでした。
以来ヴァイオリン・ソナタに興味を持ちLPのシェリング/ヘブラーの全集から始まり今では11種くらいの全集が手元にあります。
もちろんシゲッティの全集もありますが、私には少し険しすぎの感があり、通常は最初に買ったシェリングの演奏(LPをファイル化してPCオーディオで再生)か、シゲッティとは対極にあるヒンク/遠山慶子さんのCDを取り出すことが多くなります
なおモーツァルトのヴァイオリン・ソナタも素晴らしい曲が揃っていますが、一曲選べと云われたら迷うことなくイ長調K526を選びます。
演奏はグリュミオー/ハスキル。
モノラル録音ですがグリュミオーのヴァイオリンはもちろん、ハスキルの自由闊達なピアノが最高なのです。」
Mさんからはつい先日のブログでも紹介したとおり、モーツァルトの「ピアノ・ソナタ」で深く意気投合した方。
おそらく自他ともに許す最高の「モーツァルト通」のお一人だろうと拝察しているが、さすがにこのヴァイオリン・ソナタも名曲だけあって演奏者も多士済々の様子。
念のため、我が家で隈なく探してみると次の2枚が見つかった。
さっそく、ブルーレイに収録していつでも聴けるようにしたが、問いかけのメールがくるたびに何らかの波(成果)が押し寄せてくるので、いつも大助かり。
ブログのネタにもなるし、メールは大歓迎です~(笑)。