柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

小さな発見

2013年12月18日 | 日々これ好日
 昨日は、午前中はよいお天気になりました。
日頃の運動不足解消にと「県立植物園」に出かけました。

 「植物園ヤード」でのウォーキングは後回しにして、まず園内にはいりますと「クリスマス」主題の企画展示でした。
「クリスマス」といえば、「ポインセチアとシクラメン」が定番のお花飾りですよね。






 「ポインセチアもシクラメン」もすきなお花です。
ところで「布施 明」が歌う「シクラメンのかほり」は、ほんとにすてきな曲で、まあ、名曲だと思います。
私は「シクラメン」の花をみると、いつも鼻を近づけて「シクラメンのかほり」を嗅いでみます。
しかし、私は嗅覚には自信がなく匂いがしないので、いよいよ「シクラメンのかほり」に憧れていました。

 いつものように「シクラメン」に顔を近づけて匂いを求めますが、やはり匂いはありませんでした。
ちょうど、私の仕草さを見ていた二人連れのご婦人も、おなじように匂いを嗅いでみていました。
思い切って「いかがですか。匂いがしましたか?」と尋ねてみました。「いいえ」でした。




 ずいぶん前置きが長くなりました。
「シクラメンの花」のいくつかの鉢植えのグループが、別のテーブルに飾られていました。
なんと「匂いのするシクラメン」とあるではありませんか。品種改良で「匂うシクラメン」が作られたとか。


 その匂いは、何というか、そんなに良い匂いではありませんでした。
とても「シクラメンの花」には似合わない匂いとでもいうべきでした。花のイメージに合わないと思いました。
「高貴なバラの匂い」とまでいかないとしても「ほのかな、かろやかな、すがすがし」匂いを期待していました。

 長年の疑問が解決したことと、期待が外れたことがないまぜになった妙な気持で植物園を出ました。
もう、お昼近くでした。ヤードでのウォーキングもあきらめて帰ってきてしまいました。

 

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