柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

第二の人生暮らしの設計図

2005年01月27日 | 日々これ好日
 このダイレクトなタイトルは 実は昨年(2004/7月号臨時増刊)の「文芸春秋」のものである。
私の場合、雑誌類は長くて1年の保存、普通は月ごとにある「有価物ごみの収集」に出してしまう。

 しかし、このたびあえてBlogに取り上げた「文春の臨時増刊」は、ちょっと捨てないで手元に置こう、と思っている。なぜならば、とても面白い。感銘したり、唸ったり、考えさせられたり。「人としてどう生きたいか」、このテーマに真剣に取り組む人、茶化す人、人生計画の無意味さを言う人、語り口、スタンスがいろいろで、そこがまた面白い。
実にさまざまなジャンルからの200名に近い方々が筆をふるったのである。多士済々、文春のデータベースに脱帽である。

 私は、一冊の本や雑誌を一気に読むタイプではなく、何冊もの書籍をほぼ平行して読むことが多い。一冊を集中的に読んでしまう根気が続かないことが多い。読んでいる最中の何冊かの積み上げられた本に、さらに買い込んだ本を読み出してしまい、そこに加わることになる。
この特集も数ヶ月もかかり楽しみながら読んだ。
 もしも、50歳以上の方が、この「柄目木庵」をお訪ねくださったなら、どこぞの図書館あたりで探されてみてはいかがでしょう。

*特別寄稿:渡辺淳一、永六輔、米永邦雄、他
*エッセイ:われら悠々世代--充実の人生予定表
*特集:団塊世代の「老テク講座」--生きがいの見つけ方
*エッセイ:私の定年準備
*特集:日本人の引退
*エッセイ:人生後半の愉しみ--私の趣味三昧
*特集:家族--最後の寄る辺
*エッセイ:旦那の定年・親父の定年
*特集:終の棲家の作り方・探し方
*エッセイ:わがハプニング人生
*老後のお金の守り方
*他
などという構成である。

 「私の趣味三昧」というところで「Ham life」を楽しんでいる方の紹介が無かったのが残念ではありました。しかし、幸い、ハム(アマチュア無線)を趣味とされている方は、年を重ねても輝いて青春真っ只中のようですよね。祈健康!

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