柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

与板そして寺泊

2008年05月11日 | フォトギャラリー
 前々から、長岡市「与板」を訪れたいものと思っていた。
私どもの話に義兄夫婦が乗ってくれました。それ出発!

 与板の町は「良寛さま」には、ことのほか縁浅からぬ地でありました。
また与板は伝統のある鍛冶屋さんの町でした。
来年のNHK大河ドラマは「天地人・直江兼続」の物語が予定されています。
彼は「上杉景勝(謙信の養子)」と運命を共にして、戦国乱世を生き抜きます。
彼の居城「与板城跡」が与板にありました。

 信濃川に架かる「与板橋」を渡り左折、程なく最初の目的地「与板歴史民族資料館」到着です。

 先ずは、どっしりした「大手門」がありました。与板城からの移設とか。
           
 すぐその奥に、これまた門、浄土真宗「本願寺新潟別院」でした。
            
 資料館前の庭にデーンと「直江兼続公」の銅像。掛け軸などで見ていた印象とはずいぶん違うように思われました。
        
 「資料館」には、鍛冶のふるさと、良寛ゆかりの人々、兼続コーナーなど、貴重な資料が多く展示されていました。
すぐ近くに良寛さまの歌碑など多数が紹介されている「いしぶみの里」公園もありました。ここは改めて訪れようと思いました。

 私達は、「与板城跡」の登り口で、地元の方の「城山茶屋」で昼食をとり、
いろいろと地元の方ならではの説明を聞くことができた。

 午後からは、直江家の菩提寺でもある「徳昌寺」を訪れた。
 
      
 実は、直江兼続とその妻「お船」の墓は米沢市「林泉寺」にある。
そのお墓に私は昨年詣でていた。

 この日の最後は与板の豪商「大阪屋・三輪家別荘(楽山苑)」でした。
大きく見事なツツジの咲き乱れる山の斜面に、楽山亭、積翠庵、観音堂などが配置されていました。
この時期、夜間にはライトアップされるようでした。

 楽山亭にある「茶室」です。簡素なたたずまいにとても惹かれました。
  
 同じく茶室「積翠庵(せきすいあん)」
     
 観音堂の「十一面観音」ですが、しばし事情があって、横越の「北方博物館」に安置されていたそうですが、
夜泣きされるので再びこの地に移されたのだそうです。         
        

 いささかくたびれた二組の夫婦、「かに」が食べたいということで、車は寺泊へと走りました。
その夜は「寺泊の人」となってしまったのでした。          


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