柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

「コンテスト」か「シルクロード」か

2005年02月21日 | アマチュア無線
 今年の「ARRL International DX Contest CW」が、この19日(土)9:00から21日(月)9:00まで行われた。

 土曜日は、デジカメ画像の整理やQSLカードの整理などをしていて、コンテストのことなど忘れていた。夜、何の気なしに無線機のスイッチをいれると、7MHzのCWでアメリカがガンガンと入ってきている。こちらはV-dipoleに100Wである。ためしに呼んでみる。ばっちりコールが帰ってくるではないか。西海岸ばかりとのQSOであるが、彼らの耳のよさには、いつものことながら感服である。

 よく日、日曜日は14,21MHzではかなり楽しめた。カナダのブリティッシュコロンビアやアラスカなど、かつて訪れたことのある地域とのQSOは懐かしい。でもさすがに28MHzでV-dipoleでは信号を聞けなかった。夜になり、3.5MHzに挑戦してみた。例の「T2FD25m」アンテナである。国内QSOでさえきついのだが、何度かの「agn」に促されてコールとナンバーを交換できた。これまた感激であった。

 日曜日は いつもNHK「義経」を観ている。ところが今週はさらに、9:00から「NHKスペシャル・新シルクロード2」、11:00「特選アーカイブス・シルクロード・熱砂のオアシス/トルファン」と続く。コンテストか、テレビか、大いに悩んだ。結局はテレビを選んだ。満足した。一部は以前にも観たことのある内容ながら、何度観てもすばらしい。

 一度は誰しも訪れてみたくなるのが「シルクロードや西域」ではないだろうか。
美しい「喜多郎の音楽」が、いやが上にも「シルクロードへの憧れ」をかきたてるように思う。
東西に行き交ういろんな人たちとの出会い、幸いアマチュア無線家には、家にいても時にはちょっぴりそんな出会いのチャンスがあるのが、とてもたまらない。

 このようにして、この週末は終わった。