柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

「京都議定書きょう発効」

2005年02月16日 | アマチュア無線
と言う新聞の見出しでした。「脱温暖化へ歴史的一歩」ともありました。
批准をしようとしない大国もあるようですが、全地球市民が真剣に取り組むべき課題ですよね。

 私たちHAMが取り組めることは少ないと思うけど、「遊びとしてのアマチュア無線」への観点を反省してみるのもいいかな、なんて思ったりしています。
*毎年、Ham fair にいくと「風力発電OM」が風車を背にしてパフォーマンスしています。
*以前、NHK放送の「シルクロードの旅」のなかで中国軍人が手回し発電機をまわしてトンツーを打っていました。
*QRP機で積極的に移動されたり、多くのサービスをされて、自らも楽しまれているOM諸氏。
*自作QRPp機で南米とのQSOに成功されて感激のOMが身近においでになります。

 私自身はソーラーパネルや風車などの活用も挑戦してみたいと思っています。
基本的には、アンテナ、ロケーション、天候、時間、季節、電離層、などなどの自然状況をたくみに利用してQRPで、「通信できる、できなかった」のきわどいQSOこそが、その醍醐味になるのではと思っています。後は、何をどのように交換し合うか、でしょうか。デジタル技術がQRP電波をサポートしてくれるのではないかなと期待しています。
 大きなパワーで、ドーンと届ける電波は、これからますます盛んになる確実さ100%の「VoIP]による通信と本質的には変わりがない、と考えますがいかがでしょう。明らかに「遊びとしてのHamの本流はQRP」ではないでしょうか。