(北海道新聞 04/02 07:49)
【釧路】道などからの補助金を受け、釧路市で2006年から毎年8月に行われていた国際民族文化祭「ミンタラ」の実行委員会は、今年の開催を中止することを決め、実行委を解散した。催しのうちアイヌ民族の文化発表で道から会計処理が不適切との指摘を受けたことを理由としている。
実行委は市民有志でつくるが、アイヌ民族の文化発表は北海道アイヌ協会釧路支部が担当、道はアイヌ文化振興・研究推進機構を通じ補助金を支出していた。
道の調査では、実行委に06~08年に補助した274万円のうち、34万4千円が「不適切な使用」とされ、道は同機構に返還を求めている。
実行委は3月15日付で解散した。熊野敬一委員長は「アイヌ民族の発表は釧路支部に運営を任せていたので詳細は分からない。他の催しは適正だったが、結果的に不信感を招き、継続は困難と判断した」と話している。
ミンタラは道内外から民族音楽のグループなどが出演し、音楽と各国料理を楽しむイベントで、2~3日間の開催で数千人の観客を集めていた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/223994.html
【釧路】道などからの補助金を受け、釧路市で2006年から毎年8月に行われていた国際民族文化祭「ミンタラ」の実行委員会は、今年の開催を中止することを決め、実行委を解散した。催しのうちアイヌ民族の文化発表で道から会計処理が不適切との指摘を受けたことを理由としている。
実行委は市民有志でつくるが、アイヌ民族の文化発表は北海道アイヌ協会釧路支部が担当、道はアイヌ文化振興・研究推進機構を通じ補助金を支出していた。
道の調査では、実行委に06~08年に補助した274万円のうち、34万4千円が「不適切な使用」とされ、道は同機構に返還を求めている。
実行委は3月15日付で解散した。熊野敬一委員長は「アイヌ民族の発表は釧路支部に運営を任せていたので詳細は分からない。他の催しは適正だったが、結果的に不信感を招き、継続は困難と判断した」と話している。
ミンタラは道内外から民族音楽のグループなどが出演し、音楽と各国料理を楽しむイベントで、2~3日間の開催で数千人の観客を集めていた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/223994.html